創価学会・公明党が日本を亡ぼす

  政教一体で憲法(20条・89条)違反だ!-打首獄門・所払い(=解散)せよ!

創価学会・公明をブッた斬る-6

2019-04-03 10:29:07 | Weblog

  --いま、なぜこの悪質な組織の欺瞞性を問題にするか--
「創価学会・公明党をブッた斬る」  藤原弘達
       …S60/10=1985年…〈日新報道〉¥1,000
    ------(P38)---(以下、本文)-------

2 「 創価学会を斬る」の今日的意味
  十六年前“言論・出版妨害事件”があった
◆ これが言論・出版妨害のいきさつだ 
  昭和四十四年十一月、私の『創価学会を斬る』という本に対する、創価学会・公明党の妨害工作をきっかけに、言論・出版妨害事件は文字通り満天下を揺り動かす騒ぎになった。この事件で、創価学会・公明党は世論の集中砲火を浴び、国会においても、各党の厳しい追及に会った。言論・出版の自由なきところ民主主義はあり得ないこと、あまりにも明白だった。事は民主主義の根幹に関わるものとして、国民自身も受け止めたからである。
 この事件以来、既に十六年の歳月が流れた。若い人も含めて、私の『創価学会を斬る』未見の読者のため、簡単に事件に至る経過を記しておこう。(『文藝春秋』四十五年三月号による)

 ▽ 44・8・22 藤原弘達「この日本をどうする」シリーズ第一巻「日本教育改造案」刷了。車内づりポスターを持ち、大手取次店に新刊・委託あつかいを依頼。ポスターには第二巻の「創価学会を斬る」の予告が刷りこんであり、これについて大手取次店の注目をうける。
 この書は問題である、出ないかもしれないし、出すには大変な圧力がかかる。そうした前例もあるし、出したとしても新刊あつかいができないだろう。とくに“斬る”という題名は問題だろう--という発言があった。

 ▽ 44・8・26 「日本教育改造案」大手取次店にて新刊・委託あつかいをうける。
 ▽ 44・8・31 「創価学会を斬る」の予告ポスター九州、四国をのぞく全国に配布。
 ▽ 44・9・? 藤原弘達宅を公明党の藤原行正都議が訪問。話の内容は左のようなもの。
  (1) 出版を中止されたい。
  (2) 題名を変えてほしい。
  (3) 出版時期をのばしてほしい。
  (4) 原稿をみせてほしい。
  (5) 池田創価学会会長に触れないでほしい。
 ▽ 44・9・4 出版元の「日新報道」側(社長、編集長)が、藤原行正氏とヒルトン・ホテルにて会見。話の内容は前項とほぼ同じ。

 ▽ 44・10・6   藤原弘達宅に自民党・田中角栄幹事長より電話あり。
 ▽ 44・10・15 赤坂「千代新」にて、藤原弘達、田中幹事長と会見。
 ▽ 44・10・23 赤坂「乃婦中川」にて、田中幹事長と再度の会見。
 ▽ 44・11・4   大手取次店に新刊・委託あつかいを依頼。
 ▽ 44・11・6   取次店より拒否の回答。理由は、
  (1) 新刊書が多い現状なので、あつかえぬ。
  (2) 潮出版との関係で商売上うまくない。
  (3) 注文品については、あつかう。
  --というもの。全取次店とも、ほぼ同様。午後より、「日新報道」社員が東京都内の書店をまわり、注文取りをはじめる。

 ▽ 44・11・7 都内の書店を「聖教新聞」、「潮出版」の普及部員がまわりはじめ、「創価学会に批判的な本だから取りあつかいに注意されたい。それをあつかえば学会推薦の書をあつかわせねこともありうる」という。
 ▽ 44・11・10「日新報道」社員、名古屋、関西地区を注文取りに歩く。ここも「聖教新聞」「潮」が歩いている。
 ▽ 44・11・14  車内づり広告ができないと、広告代理店より連絡。その理由は、
  (1)「創価学会を斬る」の文字が大きすぎる。
  (2)  “学会・公明党に対する本格的批判のテキスト”というサブタイトルは、アジビラである。
   --というもの。全面的に訂正の用意ありとして、再度の話し合いを進めたいと依頼。
 ▽ 44・11・15 車内づりポスターのらず。空白の場所があった。
 ▽ 44・11・26  民社研主催の「われわれは沈黙しない」のシンポジウム開かる。
  このころより週刊誌各誌の取材はじまる。

 ▽ 44・12・13 二党討論。
 ▽ 44・12・15 「赤旗」記者の取材をうける。
 ▽ 44・12・17 「赤旗」に“藤原弘達談”として、田中幹事長の名前が出る。
 ▽ 44・12・22 「言論・出版の自由に関する懇談会」第一回会合にて、日新報道側(編集長)が体験報告。記者会見おこなわれる。
 ▽ 44・12・24 懇談会発表の記事が、日本経済新聞ならびに共同・時事電で地方紙にのる。
  以後は、新聞.週刊誌などの報道活発になる。
                    *
 右の経過の如く、創価学会・公明党が、いかに私の『創価学会を斬る』の出版妨害に狂奔したかは明らかだ。しかも、事件糾明の火の手があがってからも、創価学会・公明党は一貫して事実の全面否認にでた。
     ----------(次回に、つづく)---------42

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