今日のことあれこれと・・・

記念日や行事・歴史・人物など気の向くままに書いているだけですので、内容についての批難、中傷だけはご容赦ください。

宝くじの日

2005-09-02 | 記念日
今日(9月2日)は「宝くじの日」。
第一勧業銀行(現在のみずほ銀行)宝くじ部が、1967(昭和42)年に制定。「く(9)じ(2)」の語呂合せ。当選しても引き換えられず時効となってしまう宝くじが多いことから、時効防止のPRの為に制定され、はずれくじの敗者復活があるそうだ。
大阪府箕面市の「箕面の瀧」は、もみじの名勝として関西では有名である。その箕面の滝近くに、修験道の開基、役小角(えんのおずぬ)が650年(白雉元年)代に創建したと伝わっている「瀧安寺(りゅうあんじ)」があり、別名「箕面(みのう)寺」と言われている。この瀧と紅葉の名勝地、箕面山は、もともと瀧安寺の寺領山林であったものが、1871(明治4)年に、寺の境内以外の山林は国有地となり、東京の高尾山と並んで、我が国最初の「公園地」となったそうである。地名「箕面」の謂れについては、滝が農具の箕の形に似ているので、箕面と云う名になったと聞いたことがある。
境内にある鳳凰閣は、古社寺の修復を多く手がけ、新和風の創作にも意欲的であった武田五一が宇治の平等院を模して設計したものだそうだ。(竣工:1917年)
瀧安寺は、山伏姿の行者による大護摩が有名。そして、日本四大弁財天の1つで、江戸時代に全国の社寺で行われていた「富くじ」発祥の地(天正年間"1573年~1591年"に始まったとされる)なのである。この富くじが、今の宝くじのルーツと言われている。現在、宝くじを販売できるのは全国の都道府県と12の政令指定都市だけで,個人や企業が売ることは法律で禁止されている。宝くじの種類には、全国の都道府県と12指定都市がいっしょに発売する「ジャンボ宝くじ」や、西日本の17県3市が出す「西日本宝くじ」などがある。これらの宝くじの販売額の合計は、2000年度で1兆円近くにもなり、国民1人当り約32枚を買った計算になると言う。昔も今も富くじは本当に人気があるんだね~。私は、昔からくじ運が悪く、何のくじでも当たった試しがないので、宝くじなどは殆ど買わないが、この宝くじのことなどは、(財)日本宝くじ協会のHPなどを見ると良く判る。何か、最近は、詐欺まがいの販売も流行っている由、だまされないように、好きな人は、一度覗いて参考にしておくのも良いのでは・・・。箕面の紅葉はとってもすばらしい。私も夫婦で数年前に観光に行ったが、近隣の人には絶対にお勧めの名所である。今年は紅葉の時期にでも瀧安寺を訪れてみては・・・。
補足:瀧安寺の富くじは財貨そのものではなく神仏の加護が授かる富くじで、今も毎年1月1日から3日に実施されているそうで、又、戸開け式(山伏たちが修行を始めることを役の行者に報告した後、信者の見守る中、大護摩を行う)は4月7日に行われているという。
(画像は、箕面の「瀧安寺」)
参考:
Editみのお
http://www.city.minoh.osaka.jp/E-MACHI/sakuhin/ryuan.html
箕面市教育委員会教育推進部学校教育課教育センターのHPで、箕面のことは何でも判るよ。トップページの「アラカルト・箕面富」では、メディア・プレーヤーで、箕面富の詳しい説明が写真や画像とともに聞けますよ。
全国紅葉名所カタログ 関西 :日帰り紅葉プラン /明治の森箕面国定公園ハイキングコース
http://www.walkerplus.com/koyo/kansai/plan/hiking.html
役小角、役行者
http://www.pandaemonium.net/menu/devil/Ozunu.html
武田五一
建築家武田五一:明治5年(1872年)11月15日~昭和13年(1938年)2月5日)
http://www.tcn.zaq.ne.jp/sakitaka/keitikuka/takeda.html
東京 高尾山
http://www.nhk.or.jp/sawayaka/takao.html