今日のことあれこれと・・・

記念日や行事・歴史・人物など気の向くままに書いているだけですので、内容についての批難、中傷だけはご容赦ください。

かいわれ大根の日

2005-09-18 | 記念日
今日(9月18日)は「かいわれ大根の日」
日本かいわれ協会が1986(昭和61)年9月の会合で、無農薬の健康野菜である貝割大根にもっと親しんでもらおうと制定。9月はこの日を制定した会合が行われた月で、18日は8の下に1で貝割大根の形になることからだとか。
「貝割れ大根(アブラナ科)」は、大根の双葉で、双葉の形が貝が割れているように見えることから、こう呼ばれているらしい。生育期間は数日~10日ほどと短く、水耕栽培が出来ることから、栽培工場の大量生産により、何時でも、何処でも、安価で、簡単に手に入る食材となった。私は、食物の栄養のことはよく知らないが、最近、スプラウト(=発芽野菜)が話題になっている。モヤシは豆の発芽野菜であるが、貝割れ大根も大根の発芽野菜である。この発芽野菜は栄養満点で、特にミネラルやビタミン類を豊富に含んでいて、ガンにも効くなどといわれているが・・・・。
ところで、「貝割れ大根」と言えば、1996(平成8)年頃だったと思うが、ある日、突然、近所のスーパーなどから貝割れ大根が一斉に消えてしまったことを思い出す人もいるだろう・・・。当時、大阪・境の小学校などで「o-157」という食中毒が発生し、死人まで出て、その感染源のひとつとして、貝割れ 大根があげられたからだよね。
貝割れを作っている業者は日本中にいくつもあり、すべての業者の貝割れが危険なわけがあるはずでもないのに、貝割れ大根がアッという間にお店から消えてしまった。しかし、これが、本当に危険だったのなら仕方ないのだが、このo-157に起因する学童らの集団食中毒について、厚生省が,貝割れ大根が原因食材とは断定できないが,その可能性も否定できない・・・(中間報告)などと、先走って発表したからこんなことになってしまったのである。結局、この事件、裁判では、o-157食中毒事件の原因は、貝割れ業者とは関係なく「学校給食を含む流通経路における汚染が疑われるべきだ」と言った判決結果が出たように記憶している。 その後、時の厚生大臣が、丼いっぱいの貝割れ大根を食べるパフォーマンスをして、名誉回復をはかろうとしていた滑稽な姿を思い出す。それ以来、私は、その時の大臣は、「パフォーマンス大臣」と呼ぶことにした。そう最近、国民健康保険問題で、自分のつまらぬおしゃべりがもとで失脚したあの人だよ。と言うよりも、昨日、9月11日の衆議院選で、小泉自民党に退廃した党の党首が辞任したので、その後継党首選に立候補し、若手に負けた人といった方が分かりやすいかな?。たいした実績はないが、パフォーマンスだけは派手だね。当時の貝割れ業者にとっては大迷惑なことであったろうね。
※最近、テレビなどでは、サプリメント大流行であるが、本当に、健康に良いの?という疑問を解決するための良いHPを、見つけた。以下、参考に書いてあるHPである。健康志向の方、一度覗いておかれては・・・。

参考:
健康食品の安全性、有効性情報。独立行政法人、国立健康・栄養研究所のHP。
http://hfnet.nih.go.jp/main.php