1996(平成8)年の今日(9月17日)は、 野茂英雄投手が大リーグでノーヒット・ノーランを達成した日 。
野茂英雄は、1989年、近鉄バファローズに入団。1990年、最優秀防御率を獲得、新人王と沢村賞、MVP、ベストナインに選出され、1990~1993年、最多勝と最多奪三振王を獲得。
1994(平成6)年8月、肩を故障し,8勝7敗の成績でシーズンを終了、複数年契約を希望したが通らず近鉄を退団。任意引退選手、自由契約となった。(日本での成績は5年間で78勝46敗)。翌1995年、近鉄から米大リーグ・ロサンゼルスドジャースに移籍(当時26才)その年のオールスターゲームに先発出場を果たし、同年6月2日、地元ドジャースタジアムで行われたメッツ戦では、7度目の登板でメジャー初勝利を収めた。この年、13勝を挙げてナ・リーグ新人王に選ばれている。彼は、大きく振りかぶってから背中を打者に向ける「トルネード投法」と呼ばれる独特の投法から繰り出される、キレのあるストレートとフォークボールで、相手打者を三振に打ち取り、大リーグでも、観客から大きな声援を受けた。
彼は、大リーグへの挑戦に成功し、現在の日本人メジャーリーガーのパイオニア的存在となった偉大な選手である。1995年、ドジャースに入団後、色々な球団へ所属していたが、2002年FAで再度、古巣のドジャースに移籍、今も同球団に所属している。
今ではオリックスのイチローやジャイアンツの松井秀喜他、数多くの日本人が野茂の切り開いた大リーグへの道に続いている。それにつれて、マスコミの注目は新しい選手へと移っている。そして、NHK衛星放送の試合中継でも、後続の選手達の報道が多くなり、野茂の登板試合の報道が少なくなってきた。しかし、その野茂は、今年(2005年)日本時間06月16日 、ついに、日米通算200勝達成!
日本人メジャーリーガーが珍しくなくなった今、改めて、パイオニア野茂英雄の功績を再評価すべきであろう!
近年、日本のプロ野球人気下落などもあり、昨1996(平成16)年は、1リーグ制の導入問題や、野茂の抜けた近鉄球団の、身売り説などが出、野球界は大揺れに揺れた。その後、ライブドアーが近鉄買収問題に名乗りをあげるなど世間を騒がせたが、結局、近鉄は同じパリーグのオリックスと合併。ネット業界のライブドアーと楽天が新球団設立を争い、勝利した楽天が今年新球団を設立し一応今までと同じ様に2リーグ制を維持している。合併により、近鉄・オリックスからはみ出した選手を中心に作られた楽天の今期の成績は、昨日(9月15日)現在、37勝 90敗 1 引勝率,291 19.5 首位との差48ゲームと惨めな成績を残している。
今年から、新しい試みとしてセ・パ交流戦などやっており、ものめづらしいさもあり、多少は、野球への関心も高まっているやに見えるが、所詮、昔のような野球人気を回復することは難しいのではないだろうか。今の時代、スポーツは、野球だけではないし、又、日本のスター選手が、次々とメジャーリーグへ行ってしまえば、日本野球界はスター不在になってしまう。昔から、巨人ファンだとか、阪神ファンだとか言っていても、その球団が好きと言うより、その球団のスター選手が好きで応援していた人達が大勢いたであろう。どちらかと言えば、私も、それほど野球が好きと言うわけではなく、好きな選手がいたから、そのチームを応援していたのであり、今は、その選手もメジャーリグへ行ってしまったため、そのチームには興味がなくなってしまった。最近人気の低迷している相撲界にしても同様で、スター選手が不在ではね~。スター選手の育成と同時に、折角育てた優秀な選手が日本に残って試合できるような環境整備が大切だろう。
(画像は、初勝利しドジャースのラソーダ監督(当時67)、に抱き抱えられる野茂。新聞報道写真より)
参考:
NOMOSUKI.COM - 誰よりも野茂英雄が好きな人達へ
http://www.nomosuki.com/
近鉄・オリックス球団合併と1リーグ制に反対するHP
http://prismatica27.hp.infoseek.co.jp/
近鉄・オリックス球団、経営難で合併へ
http://www.yomiuri.co.jp/sports/feature/tougou/200406/to20040614_01.htm
MLB・SPORTnav/ 野茂、日米通算200勝達成!
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/mlb/05season/column/200506/at00004893.html
野茂英雄は、1989年、近鉄バファローズに入団。1990年、最優秀防御率を獲得、新人王と沢村賞、MVP、ベストナインに選出され、1990~1993年、最多勝と最多奪三振王を獲得。
1994(平成6)年8月、肩を故障し,8勝7敗の成績でシーズンを終了、複数年契約を希望したが通らず近鉄を退団。任意引退選手、自由契約となった。(日本での成績は5年間で78勝46敗)。翌1995年、近鉄から米大リーグ・ロサンゼルスドジャースに移籍(当時26才)その年のオールスターゲームに先発出場を果たし、同年6月2日、地元ドジャースタジアムで行われたメッツ戦では、7度目の登板でメジャー初勝利を収めた。この年、13勝を挙げてナ・リーグ新人王に選ばれている。彼は、大きく振りかぶってから背中を打者に向ける「トルネード投法」と呼ばれる独特の投法から繰り出される、キレのあるストレートとフォークボールで、相手打者を三振に打ち取り、大リーグでも、観客から大きな声援を受けた。
彼は、大リーグへの挑戦に成功し、現在の日本人メジャーリーガーのパイオニア的存在となった偉大な選手である。1995年、ドジャースに入団後、色々な球団へ所属していたが、2002年FAで再度、古巣のドジャースに移籍、今も同球団に所属している。
今ではオリックスのイチローやジャイアンツの松井秀喜他、数多くの日本人が野茂の切り開いた大リーグへの道に続いている。それにつれて、マスコミの注目は新しい選手へと移っている。そして、NHK衛星放送の試合中継でも、後続の選手達の報道が多くなり、野茂の登板試合の報道が少なくなってきた。しかし、その野茂は、今年(2005年)日本時間06月16日 、ついに、日米通算200勝達成!
日本人メジャーリーガーが珍しくなくなった今、改めて、パイオニア野茂英雄の功績を再評価すべきであろう!
近年、日本のプロ野球人気下落などもあり、昨1996(平成16)年は、1リーグ制の導入問題や、野茂の抜けた近鉄球団の、身売り説などが出、野球界は大揺れに揺れた。その後、ライブドアーが近鉄買収問題に名乗りをあげるなど世間を騒がせたが、結局、近鉄は同じパリーグのオリックスと合併。ネット業界のライブドアーと楽天が新球団設立を争い、勝利した楽天が今年新球団を設立し一応今までと同じ様に2リーグ制を維持している。合併により、近鉄・オリックスからはみ出した選手を中心に作られた楽天の今期の成績は、昨日(9月15日)現在、37勝 90敗 1 引勝率,291 19.5 首位との差48ゲームと惨めな成績を残している。
今年から、新しい試みとしてセ・パ交流戦などやっており、ものめづらしいさもあり、多少は、野球への関心も高まっているやに見えるが、所詮、昔のような野球人気を回復することは難しいのではないだろうか。今の時代、スポーツは、野球だけではないし、又、日本のスター選手が、次々とメジャーリーグへ行ってしまえば、日本野球界はスター不在になってしまう。昔から、巨人ファンだとか、阪神ファンだとか言っていても、その球団が好きと言うより、その球団のスター選手が好きで応援していた人達が大勢いたであろう。どちらかと言えば、私も、それほど野球が好きと言うわけではなく、好きな選手がいたから、そのチームを応援していたのであり、今は、その選手もメジャーリグへ行ってしまったため、そのチームには興味がなくなってしまった。最近人気の低迷している相撲界にしても同様で、スター選手が不在ではね~。スター選手の育成と同時に、折角育てた優秀な選手が日本に残って試合できるような環境整備が大切だろう。
(画像は、初勝利しドジャースのラソーダ監督(当時67)、に抱き抱えられる野茂。新聞報道写真より)
参考:
NOMOSUKI.COM - 誰よりも野茂英雄が好きな人達へ
http://www.nomosuki.com/
近鉄・オリックス球団合併と1リーグ制に反対するHP
http://prismatica27.hp.infoseek.co.jp/
近鉄・オリックス球団、経営難で合併へ
http://www.yomiuri.co.jp/sports/feature/tougou/200406/to20040614_01.htm
MLB・SPORTnav/ 野茂、日米通算200勝達成!
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/mlb/05season/column/200506/at00004893.html