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ハイカーホリックの介護日記~機能訓練指導員の一日~
体の衰えは筋肉の衰えです。筋肉を復活させる事に全力を尽くします。
打倒サルコペニア。まずはウェブで!
 



前の記事に続き「願成就温泉」です。ひとつの記事にすればいいのですが、カテゴリーにこだわりたいので二つに分けました。

★願成就温泉「遊湯館」


このあたり(阿東町徳佐)はだいたい県内でも雪の多い地方ですが、今年は異常です。この風景は例年ですと1月から2月の風景です。
この「願成就」というネーミングは町内からの公募で決定したそうです。何だか地域の人たちの願いが込められているようです。いいネーミングだと思います。

★つららが下がっていました


道の駅になったのは最近のことで、この温泉は以前からありました。宿泊はできませんが、入浴、食事が可能で、地元の物を販売しているお店もあります。

★露天風呂


この風景を見るために行ったようなものです。雪国では珍しくない光景でしょうが、山口県ではなかなかこのような所はありません。『いい旅夢気分』みたいでしょ。

★雪の中にダイブ


バカですねぇ。まあ僕が「やれ!」と言ったのですが。入浴客も少なかったので子供たちは大はしゃぎでした。

★静御前伝説


右側のブロンズ像は舞を舞っている静御前なのです。雪が多くてブロンズ像に近寄れなかったのでこんな写真になってしまいました。
阿東町には静御前の伝説があり、お墓とされている場所もあります。静御前についてはこのような伝説が日本全国にあるようです。
それからこのブロンズ像の扇子の先は奥州平泉の方角を向いているそうです。

※ブロンズ像についてはこちらのページを見てみてください

(関連記事)
道の駅「願成就温泉」(12月24日)






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瑠璃光寺五重塔と並んで山口市の代表的な観光スポットに上げられるのが「常栄寺庭園」です。一般的には「雪舟庭」と呼ばれています。

室町時代の中期に大内政弘が雪舟に命じて築造させたものと言われています。

★雪舟庭


池と岩を配して作られていて、樹木や建物がないので、雪で覆われてしまうと何がなんだかわかりませんね。うしろの森も庭の風景になっていてここだけ異空間といった感じでした。

★森の側から眺めてみました


右側の建物が本堂です。この庭は本堂の裏手にあって、縁側のような場所から眺めるようになっています。

★前側の庭


上の写真の庭とは本堂をはさんで反対側にある庭です。雪が積もっていてわかりませんが、砂と岩だけで表現されている庭です。

★筆塚


庭のうしろの森の中に画聖といわれた雪舟の筆塚があります。








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「雲谷庵」は画聖といわれた雪舟のアトリエで、ここで代表作といわれる国宝の「四季山水図」を描いたと言われています。
雪舟の死後は庵は荒廃し、建物もなくなっていましたが、明治時代に有志の手によって再現されたものが現在残っています。

★雲谷庵




★四季山水図のレプリカ




雲谷庵の近くの国道9号線をわたる地下道の壁に「四季山水図」のレプリカがあります。本物は国宝ですから防府市の毛利博物館に所蔵されています。公開日が決まっていて一般公開されるそうです。また本物は山水図ですからこのようなカラーではありません。

もっと詳しい情報やアクセスはこちらからどうぞ。







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12月にしては珍しい強い寒波が訪れ、大雪になりました。所要のために山口市内を訪れたついでに久しぶりに瑠璃光寺を訪ねてみました。

ここの五重塔は1442年に大内義弘を弔うために建立され、大内文化の最高傑作とも言われています。そしてまた国宝にも指定されています。また日本三大五重塔のひとつでもあります。

『日本三大五重塔』
①、出羽三山神社羽黒山五重塔(山形県羽黒町)
②、法隆寺五重塔(奈良県斑鳩町)
③、瑠璃光寺五重塔(山口県山口市)

ここの五重塔は雪景色のときが一番美しいといわれているので行ってみました。

★瑠璃光寺五重塔(国宝)




雪景色のときをはじめて見ましたが、噂どおりの美しさでした。


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ブログのカテゴリーに「山口県と近郊の観光地」というのを作っています。山口県というのは知られているようであまり知られていないので、少しでも知っていただこうと始めました。
関東で「山口県の出身です」と言うと「山口県って九州ですよね」と何度も言われました。確かに近いのですが、九州ではありません。この事を山口県の人に言うと「そんなバカな」と言います。でもそんな人に東北6県の位置関係を尋ねるとあやふやな場合が多いです。

話がそれてしまいましたが、観光地を紹介するといっても有名な所ならば、るるぶなどの情報誌や観光サイトを見ればいい訳で、ここではそんなものに載っていないような場所もどんどん紹介するつもりです。中には「何でこんな場所が?」と思われるものもあると思います。
先日の「山口線篠目駅」なんかがそうです。ドラマを見ていない人にとってはこの駅が何で観光地になりうるのかが理解できないでしょうし、ドラマを見た人にとっては立派な観光地になると思うのです。
もちろん有名な所も紹介していくつもりですが、そんな時でもなるべく知られていないようなことを載せたいと思っています。

前置きが長くなりましたが、今回紹介するところはあのユニクロの本社です。ユニクロの本社は山口県山口市佐山という所にあります。回りに何もない所です。知らなければこの建物があのユニクロの本社だなんてにわかには信じられないくらい田舎にあります。

★㈱ファーストリテイリング本社




広い駐車場と広いグラウンドがありますが、あまり人がいるところを見たことがありません。たまにユニクロの女子陸上部の選手が走っているのは見かけるので何かしらやっていることは間違いないと思います。

昨日、うちの母親がフリースが欲しいので「ユニクロに行きたい」と言い出しました。この本社の場所は家から車で10分位のところにあります。それなのにユニクロの服を買おうと思ったら、候補の店がみっつありますが、どの店舗に行くにも50分から1時間くらいかかるのです。ですからなかなか買いに行けません。
以前、近くにユニクロの店舗があって、おそらく本社から一番近い店舗だったと思うのですが、すぐに潰れてしまいました。ちょうどユニクロのフリースが有名になった頃で全国的にはユニクロブームみたいなものが起こっていたのに、田舎では認知されておらず開店してからすぐに潰れてしまいました。
ですから「たまには本社で、B級品でいいから、地元感謝セールみたいなことをやればいいのにね」なんて言っています。



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★山口線「篠目駅」


この写真を見て「あっ!」と思った方は、相当のドラマ通と思われます。ここは山口線の「篠目駅」、地方のローカル線のさらに山間の小さな無人駅です。
何故ここを取り上げたかといえば、昨年(2004年)の1月から3月にTBS系で放映された、SMAPの中居正広さん主演のドラマ「砂の器」のロケ地になったからです。
「砂の器」といえば松本清張原作の有名な推理小説で、その中で「亀嵩(かめだけ)」という地名が登場します。この亀嵩という地名とその地方の方言が事件の謎を解く重要なキーワードになるのですが、その亀嵩駅のシーンが撮影されたのが、この篠目駅だったのです。
JR山口線は3月から11月までSLを運行しています。そこでSLのシーンを撮影するためにこの駅が使われたのだと思います。
左側のレンガ作りの建物はSL時代に使われていた建物だと思うのですが、そのまま残っています。ここは鉄道ファンやSLファンの方ならば知っている場所だと思います。3月から11月の間の日曜日や祝日には山口線の沿線は大きなカメラをかかえた人を多く見受けます。

★木次線「亀嵩駅」


この写真は本物の「亀嵩駅」です。ドラマの放映後のゴールデンウィークに行ったので、沢山の観光客で賑っていました。ここは駅の中に有名な出雲そばのお店があって、それに並ぶ人でごった返していました。
ここも普段は山間の小さくて静かな駅だと思います。


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「りょうそくじ」と読みます。変わった名前です。禅宗のお寺で、山口市鋳銭司にあります。自宅からは車で10分ちょっとのところです。
以前は隠れた紅葉の名所だったのですが、今ではテレビや雑誌で紹介されて紅葉の定番スポットになってしまいました。それに伴って道路は広くなり、駐車場もたくさんできました。

★本堂


★境内


★山門




山門は昨年建て変わっていました。おそらく台風で壊れてしまったのだと思います。以前の古いものが風情があったので残念でした。
昨年、一昨年と紅葉はイマイチだったのですが、今年はまずまずのようでした。




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東行庵(とうぎょうあん)は高杉晋作の死後、愛人であった「おうの」という女性が尼となり、菩提を弔った場所です。東行庵の横には高杉晋作の墓があります。

★東行庵


「東行」は高杉晋作の号です。ここは下関市吉田という場所ですが、東行庵の他にも高杉晋作や奇兵隊ゆかりの場所が数多くあります。

★高杉晋作の墓


お墓の奥のほうは紅葉谷という公園になっていました。

★高杉晋作像


維新の志士として伊藤博文や井上馨、木戸孝允などとともに有名ですが、高杉晋作は明治の新政府を見ることなくこの世を去っています。29歳(数え年)の若さだったということです。

★晋作餅


右が普通のあんこもちで、左は右のものをシソの葉っぱで包んだものです。どちらも美味でした。

★東行庵で見た紅葉






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大寧寺(たいねいじ)は山口県長門市にある古刹です。長門湯本温泉のすぐ近くにあります。中世に現在の山口県を支配していた大内氏ゆかりのお寺で、大内氏最後の当主、大内義隆の自刃の地として知られています。

★大寧寺本堂


曹洞宗のお寺で1410年の建立だそうです。

★盤石橋


お寺の前を流れる大寧寺川にかかる石橋で江戸時代前期のものだそうで、防長三奇橋のひとつだそうです。

★大寧寺川にかかる橋


こちらはお寺にかかる橋というよりは神社の橋のようでした。大寧寺の奥には豊川稲荷がありますので、そのためのものかもしれません。

★大寧寺川沿いの紅葉


ちょうど紅葉が見頃を迎えていました。夕方近くに訪れたので少し暗かったのが残念でしたが、この日見た紅葉スポットの中では一番でした。夜になるとライトアップされるそうです。



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「秋吉台地下水系」がラムサール条約に登録された記念に「秋吉台」を紹介したいと思います。これから紹介するのは秋吉台ですから台地というか草原の部分です。ラムサール条約に登録されたのはその地下にある鍾乳洞やそこを流れる川などです。

山歩きをはじめて8年くらいになりますが、最初はただ歩くだけで、目的は山頂を踏むことでした。それが秋吉台の先生に出会ってから変わりました。花を見ながら歩くようになりました。そうなると山頂を踏むことはどうでもよくなったのです。「秋吉台を月に一回でいいから歩きなさい。一年間歩いたら植物にかなり詳しくなりますよ」とその一言で腹は決まりました。今でも月に一度は必ず秋吉台を歩いています。

★早春の山焼き(2月)


地元のニュースでは必ず「カルスト台地に春を呼ぶ・・・」と紹介される秋吉台の山焼きです。これを毎年行うおかげで秋吉台には沢山の花が咲くのです。

★春の秋吉台(5月)


山焼きの後、真っ黒になった台地に徐々に新しい息吹が芽生えてきます。センボンヤリ、オキナグサ、ベニヤマタケ・・・。そして黒い台地は緑の台地へと変わっていくのです。

★秋の秋吉台(10月)


春に様々な花を咲かせ、夏を迎えます。秋吉台の夏は日陰が少ないので歩くにはつらい季節です。でも花たちにとっては良い場所なのでしょう。夏にもいろんな花が咲きます。そして緑の色は最高潮を迎えるのです。
お盆を過ぎると少しずつ風も爽やかになっていきます。この頃はキキョウやカワラナデシコなどの秋の七草が綺麗な頃です。そして9月から10月、秋吉台は本格的な秋の花のシーズンを迎えます。

★冬の秋吉台(1月)


冬だからといって歩くのを休んだりはしません。冬は冬なりに新しい発見があるものなのです。

★雪の秋吉台(1月)


秋吉台は山口県の中では寒いほうですが、それほど雪が沢山降るところではありません。たとえ降ったとしてもすぐに融けてしまいます。

★秋吉台の最高峰「龍護峰」


物々しい名前が付いていますが、山頂標識がなければ山頂とは思えないような鈍頂です。標高は426mです。三大カルストのあと2つ、平尾台の最高峰が712m、四国カルストの最高峰が1485mですから、いかに秋吉台の標高が低いかがわかります。秋吉台にはここ以外にも冠山、剣山など名前の付いたピークがあります。

★オキナグサ(3月)


秋吉台を代表する花だと思います。この花を探しているときに先生と出会い、秋吉台を歩くようになったのです。僕にとってはとても思い出深い花です。来年もまた美しい姿を見たいものです。









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僕には広島に一緒に山歩きをするお友達(グループ)がいます。この方たちは非常に熱心、タフ、そして博学なので僕としても一緒に歩くだけで勉強になるのです。山口県に来て頂いて秋吉台を一緒に歩いたり、こちらから広島に出向いたりと良いお付き合いをさせて頂いています。

ところがこの方たちが来られると、とても天気が悪いのです。先月来られたときも、それまでずぅ~っといい天気、その後もずぅ~っといい天気だったのに、その日に限って終日雨。それでも一日秋吉台を歩きました。それ以前も雨の日が多く、ついた称号が「カッパの似合うご一行様」。多分、強力な雨女がいるに違いありません。

その方たちと昨日は角島を散策しました。夕方までには広島に戻らなくてはいけないということで、朝8時からお昼までとちょっと忙しいスケジュールでした。

前日の天気予報はやっぱり雨。前日のメールのやり取りで苦笑いするほど、「仕方がない」とほとんど諦めムードでした。今回も前日は晴れ、そして今日も晴れの予報と、ほんと「雨を狙って来ているに違いない」と思っていました。前線が通過するせいで雨が降るということだったので、雨だけではなく風も心配されました。なにせ角島は日本海に浮かぶ島ですから風も強いのです。

前日にはカッパ、スパッツ、大きめの傘、パンツや靴下などの着替え一式、ビニール袋や新聞紙と何が起きてもいいように万全の体制を整えました。ヤフーのピンポイント予報でも午前中は「強雨」となっています。「花を見る余裕なんてあるのだろうか」、そんな不安が頭をよぎりました。

そして朝起きてみるとやっぱり雨。風も強いようです。家を出るときには土砂降りで車に乗り込むまでにかなり濡れました。途中もずっと雨、気持ちが徐々に萎えてきました

ところが山をひとつ、ふたつと越え、日本海が近づくと徐々に雨足も弱まり、そして角島に着いたときには何と青空までのぞいているではありませんか。これには正直驚きました

そして予定通り散策し、お目当ての花を見たり、写真を撮ったりしました。またお弁当を作ってきてくださって、広島の山で採れたキノコ入りの炊き込みご飯をいただきました。そして角島の橋のたもとでお別れするまで、風は強かったのですが、ほとんど雨には遭いませんでした。そして帰り道は再び土砂降りの雨、時にはワイパーが効かなくなるくらいに降りました。「この雨が歩いているときに降っていたら悲惨だったなぁ~」と改めて思いました

この日の出来事を僕は角島で撮影された映画「四日間の奇蹟」にちなんで「四時間の奇蹟」と名づけたのでした。

写真は映画「四日間の奇蹟」の角島ロケで使用されたチャペルです。今も角島に保存されています。

(関連記事)
角島(10月9日)



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角島  


★角島大橋


山口県下関市の角島に行ってきました。通行料無料の橋では日本一の長さだそうです。この日は沢山の観光客で賑わっていました。

★牧崎


角島は地図で見ると2本の角が突き出ているように見えます。観光客のほとんどは灯台のある南側の角の方へ行きます。混み合うほうは避けて北側の角の方に行きます。牧崎というところです。

★ホソバワダン


見たかったダルマギクの開花はまだ先のようでした。

★韓国に思いを馳せて


この方向が韓国だと思います。岬はホソバワダンの黄色に覆われていて綺麗でした。
入江になったような場所ではハングルの文字が書かれたペットボトルやゴミが漂着していました。

★卵の自動販売機


帰りに見つけた「卵の自動販売機」です。二黄卵(黄身がふたつのもの)20個500円を買って帰りました。


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