はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

マリー・クワント展

2023年01月06日 | 美術館・博物館
2023/01/06


渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催中の
『マリー・クワント展』を見てきました。


説明文によれば
1960年代のロンドンのファッションシーンに
彗星のごとく登場して
ミニスカートを広め
60年代ロンドン発のカルチャームーブメント
「スゥインギング・ロンドン」の顔となった
マリー・クワント。


会場に並んだトルソーたちは
すとんとしたラインのワンピースを着ています。

モノトーンやベージュ系が多くて
生地はコットンやメンズもののウール。

ギャザーやフリル、いわゆる女の子っぽい色は
あまりありません。


シンプルさがとても素敵でした。

まず、なにより着やすそう。

ウェストも締め付けないし
バストもヒップも強調しない。
デコルテも開けすぎない。

肌も必要以上に出さないところが
女の人の作る服だなあと思います。

女の人が女の服を作る時には
まず機能的であることを考えるんですね。
自由に活動的に動ける服。

シャネルもそうでしたね。

こういう服好きだなあ~
今も着てみたいと思います。


ただミニスカートははけない。
好きと、着られるかどうかは別でしたね(笑)

パリのオートクチュールなどと違って
大量生産、大量消費を考えたファッションとのこと。

だから、英国だけでなく日本にも
こんなに広まったんですね。



ヴィダル・サスーンと組んだという髪型も
ショートボブでおしゃれなんです。




(パンフレットより)


出口にあったこの写真だけは撮影OKでした。



ツィッギーですね。

細くて長い脚、ミニスカート
ボーイッシュな髪型、よく覚えてますよ。

当時の日本人女性の体形(私を含めて)では
ちょっと無理があったかもしれないけど
みんな着ていました。


ル・シネマでは同時に
『マリー・クワント スィンギング・ロンドン』を
上映しています。

こちらは見ませんでしたが
当時の映像を見るのも楽しいでしょうね。




コメント
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