はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

2022年も無事に過ごせました

2022年12月31日 | 日々の出来事
2022/12/31


穏やかな年の瀬です。

昨日から、少しづつ買い出しなど
お正月料理の準備をしました。




息子が頂き物のおせち3段セットを持って
来てくれるというので
お雑煮の準備など最小限にしました。


和菓子屋で買った栗蒸し羊羹と黄身しぐれ。





昼過ぎにやって来た息子は
もう断捨離しようと思っていたという
セーターを持ってきました。

男物ですがイタリア製の上質のカシミアで
とても柔らかくて肌触りがいいのです。



着てみたらいい感じ😊 
4枚あったので、夫と2枚ずつもらいます。

私たち両親の普段の衣類より
息子のお下がりのほうが上等なので
ありがたくもらいます。

上の息子からはgooからいただいてきた
2023年の手ぬぐいカレンダー



広げると手ぬぐいです。




毎年、夕食は蕎麦屋で年越しそばを
食べに行くのが恒例ですが
夕方、蕎麦屋を見たら長い行列ができてました。

今年は久しぶりに手作りすることにしました。


おつゆが足りなくなって…
お雑煮用のお汁も使ってしまいました。


コロポックル村のスモークサーモンも
解凍して、サーモンサラダにしました。





今年1年、コロナ禍は続きましたが
やりたいことに向かって
少しづつ行動していった年でした。

家族が健康に過ごせたのが何よりでした。

このブログも自己満足の記録ですが
皆様に読んでいただけて幸せでした。

この1年間ありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。




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コンサート翌日は焼津と静岡をミニ観光

2022年12月30日 | 国内旅行
2022/12/30

もう今日と明日で
2022年も終わりですね。

気分だけは慌ただしい年の瀬です。

先日行った焼津と帰りに寄った静岡市の
ことを記録しておこうと思います。


泊まったホテルは
シーラックパル焼津というビジネスホテル。

駅近で、お手頃価格。




コンパクトな部屋ですが
使いやすくて、トイレや風呂が清潔でした。
スタッフの方も親切。


簡単な朝食もついて5720円。
地域クーポンのようなものは使えなかったけれど
それでも十分にお得な価格。


チェックアウトの後
焼津駅から送迎バスで駿河湾を一望できる
ホテルアンビア松風閣へ行ってみました。
こちらは風光明媚な観光ホテル。

このホテルから駿河湾と富士山が見えるのです。



お天気もいいし
きっと富士山が見えるだろうと
やって来ました。




お土産ショップで
「バリ勝男」8袋セットやえび煎餅を購入。



「バリ勝男」は
かつお節に味つけをしたおつまみで
パリっとしておいしいですよ。


そして静岡に電車で移動。




K子さんおススメの呉服町「ななや」で
抹茶ジェラード。



私が住んでいた頃はなかったお店です。
店内もしゃれた倉庫ふう。


近くに徳川慶喜の屋敷跡で
現在は料亭になっている「浮月楼」があります。
日本庭園が見事なのです。




行ってみたら扉が閉まっていましたが
どうやら水曜日は定休日のようでした。


昼頃には新幹線に乗車。

指定券は取ってありませんでしたから
新幹線の混み具合が心配でした。

でも、それほどの混雑もなく座れました。
ほっとしました。

ひかりなら1時間で東京です。
乗ってしまえば、案外すぐでしたね。

コンサートもよい席でしたし
お天気もよかったし
行きたいところも行けました。

K子さんにも感謝です。

まだコロナが心配な昨今ですが
体調に気をつけて
残り僅かな2022年を過ごしていきましょう。





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角野隼斗ⅹ亀井聖矢 2台ピアノコンサート焼津公演

2022年12月29日 | コンサート
2022/12/29


12月27日に焼津文化会館で行われた
コンサートの記録と感想です。



会場にあったパネル写真の日付は
まだ7月15日になっていましたね。


プログラム

・バーンスタイン(角野隼斗編曲):キャンディード序曲

・亀井聖矢:2台ピアノのための共奏曲

・ラヴェル:水の戯れ(角野隼斗ソロ)

・ラフマニノフ:組曲第2番 作品17

(休憩)

・マルケス(亀井聖矢編曲):ダンソン第2番

・バラキレフ:イスラメイ(亀井聖矢ソロ)

・角野隼斗:エル・フエゴ

・亀井聖矢(角野編曲):パガニーニの主題による変奏曲





華やかなキャンディード序曲でオープン。

2台ピアノの息もぴったりです。
2人とも実力が世界トップクラスなので
ほんとうに素晴らしかったです。

アンコールは
角野さんはカプースチン
亀井さんは「ラ・カンパネラ」
2人でくるみ割り人形の「トレパーク」。
だったと思います。

角野さんの演奏はよく聴いていますが
亀井さんの生演奏は初めてでした。

難曲「イスラメイ」の超絶ぶりと
「ラ・カンパネラ」にはただ感心。

「カンパネラ」は今までキラキラした
超絶技巧ご披露の曲と思っていましたが
亀井さんのは
ふっとため息をつくような感じがあって
この曲にはこんな内省的な味わいがあったのだと
新しい発見をさせてくれました。

お喋りもちょっと笑えたりして
仲の良さが伺える
楽しいコンサートでした。



これを書いている今頃は大阪公演です。
ツアーラストの公演になるので
盛り上がっていることでしょう。



ここからは公演以外の感想です。

私は地方公演ののんびりした感じが好きで
旅行気分にもなり
足を運ぶ価値があると思っていますが
「足の便」があるかどうかに注意しなくては
と、今回は特に痛感しました。


午後7時からの公演でしたが
焼津文化会館に出かけるときは
6時15分頃にホテルのフロントで
タクシーの手配をお願いしました。

すぐに来てくれるだろうと思いきや
車が出払っていて、来るまでに20分くらい
かかりました。


焼津文化会館は大きな駐車場があって
自家用車で来る人が大部分なんですね。

会館の公式サイトを見るとアクセスとして
自主運行バスが紹介されていますが
行きは午後6時台、帰りは7時17分が最終です。

そのことをよく知らず
終了してからバスはないかと
暗い中で乗り場を探して
駐車場案内係の人に訊いて
バス・タクシー乗り場に並びました。

20人弱の人が並んでいたかしら。
ところがタクシーが数分に1台しか来ないので
立って待っているうちに寒くて。

タクシーに乗るまでだいぶ時間がかかりました。
K子さんと一緒だったので
気は紛れましたが、ちょっと心細い。

前後の人と乗り合わせて帰ってきました。

乗っている間に運転手さんに
「みんなどうやって駅に行くのか」
と訊いてみると、どうやら
歩いているらしいのです。

「キョリ測」を見る限りでは
ホテルまでは1800m、30分くらいかかるようです。

私自身は足が丈夫なので歩けそうですが
初めての土地では地理不案内。
夜は暗くて、地方都市の夜ですからね。
目印を探すのも大変。
スマホナビを使ってもなかなか困難です。

会館の関係者は車以外で来る人たちのことを
想定していないのでしょうね。

足の不便さは袋井市のエコパスタジアムでも
感じましたね。


今回のコンサートでも
終了後、焼津駅から各駅停車に乗って
3駅の静岡で、午後10時台の新幹線に乗って
東京に戻れないことはないと思っていましたが
こんなに時間がかかるのだったら
ホテルを取っておいてよかったと思ったのでした。


次回は1泊した焼津と静岡市の様子を
書きますね。




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焼津に行ってきました。

2022年12月28日 | 国内旅行
2022/12/28


昨日は焼津市で行われた
「角野隼斗×亀井聖矢2台ピアノコンサート」に
行ってきました。

このコンサートは7月15日に
行なわれるはずでしたが
延期・振替でこの時期になりました。


コンサートのことはまた次回に
詳しく書こうと思います。

まずは旅のことを。

昨日は快晴で、風もなく
穏やかで本当にいい日でした。


新幹線の車窓から見た富士山がくっきり!



焼津駅で
浜松在住の古くからの友人K子さんと合流して
近くのホテルにチェックイン。

焼津駅前の足湯。




バスがあまりないので、タクシーで
焼津さかなセンターに行ってみました。

ここは大きな魚市場。





焼津港はマグロの水揚げが日本一。
カツオも有名ですね。


まぐろ食堂



遅い昼食の海鮮丼をいただきました。



マグロはさすがにおいしい。
なかなか食べられない新鮮な生シラスも大満足。


さかなセンターでは買いたいものが
たくさんあったのですが
今夜は泊まりですし
明日も持ち歩くことになってしまうので
残念ながら諦めました。
(冷凍便で家に送るほどでもないしね・・)

やはり、東京に比べて安いと思いましたね。

ホテルにいったん戻ります。
空気が澄んでいて天空に三日月がくっきり。




夜はコンサートに出かけます。

会場の焼津文化センターまでは
少し離れているのでタクシーを頼んだのですが
出払っていて、なかなか来ない。

もともと台数が少ないんですね、きっと。

それではまた次回に。





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橘玲著『スピリチュアルズ 「わたし」の謎』

2022年12月26日 | 
2022/12/26


橘玲さんの『スピリチュアルズ』を読んでいます。

とても興味深い本ですが
ここではある箇所を読んで感じたことを
取り上げてみたいと思います。


 

橘氏は進化心理学や遺伝と環境について
多く書いてきていますね。

私は昔、児童学を学びましたが
「子どもの成長に与える遺伝と環境の比率はどのくらいか」
という課題が出たことがあり
一生懸命に調べた記憶があります。


大まかに言ってしまえば
遺伝と環境の比率は
一卵性双生児の研究などから
約50%づつではないかと言われています。


橘氏の本から引用してみたいと思います。

・・・・・・・


性格や才能、認知能力から精神疾患に至るまで
人生すべての領域に遺伝が関わり
その影響は一般に思われているよりもかなり大きい
(p.328)

リベラルな社会では、遺伝の影響を語ることは
〈ナチスの優生学と同じ〉と徹底的に忌避され
子育てや家庭環境の影響が過剰に強調されている。

一部の恵まれた母親が
「自分はいかにして子育てで成功したのか」
を得々と語り、その陰で
子どもの問題はすべて「親が悪い」
とされることになった。(p.329)


子どもの人生は子育ての巧拙で決まると
世界中で信じられている。
行動遺伝学では、この常識が疑わしい
との膨大な知見を積み上げてきた。
ほとんどの研究でパーソナリティにおける
家庭環境の影響はものすごく小さいのだ。(p.330) 


・・・・・・・・・・・・・・・・・


遺伝の影響の大きさが書かれています。

とても興味深いのですが
「家庭環境の影響はものすごく小さい」
とまでは言えないかなと
私自身は思ってしまいます。

遺伝と環境がそれぞれ50%だとすると
その50%が大きいか、それとも小さいか
どのように捉えるかでも
変わってくる気がしているのですが・・。


しかし、これらの文章を引用したのは
遺伝と環境の比率について論じるためではなく
この文章が女性、特に母親たちにとって
救いとなるのではないだろうかと
感じたのです。


少子化といわれて久しい今の日本。
出生数がずっと伸び悩んでいるのは
子育て環境が整備されていないというより

いまだに子育てが母親の役割であり
子どもがよい子に育つか否かは
母親の責任にかかっているという社会通念が
支配しているからではないかと感じています。

立派な大人にまで育てあげる荷の重さが
子どもを産むことをためらわせていると
私には思われたのです。


少し前にNHKのクローズアップ現代で
「母親の後悔」というのをやっていました


橘氏の本からはやや話が逸れてしまいますが
子育てに対する母親たちの苦悩が
語られています。

湊かなえさんの言葉。
「母性という言葉の上に
ぜんぶ放り投げて個人に背負わせているので
追い詰められているんじゃないかなと思います。」

「時代が進化しているのに
母性像が変わっていなくて
ほんとうは追い詰められなくていい人まで
追い詰めてしまっている。」


なぜ、子どもを育てることが
母親ひとりの責任になってしまうのでしょう。

子どもは好きだし
産んでよかったと思っている母親は多いと
番組内でも言っていました。

しかし現代の子育ての苦しさ。

しばらく前の日本では祖父母と同居で
3世代家族が多かったから
子どもは母親だけに育てられるものでは
ありませんでした。

子育ての負担も責任の大きさも
母親ひとりが背負うことは
そんなになかったのです。



橘氏の書いている「ほとんどの研究で
パーソナリティにおける家庭環境の
影響はものすごく小さいのだ。」とすると

どんな育て方をしたって
遺伝の影響のほうが大きいのなら
社会的成功者にする、立派な人格に育てる
などという親の責任論が変わっていき
子育てが少し楽に感じるかもしれません。



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