はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

ボタニカル模様の服

2017年07月31日 | ファッション

2017/08/01

今年はボタニカルデザインの服が流行だそうですね。
街でもよく見かけます。

今までも花模様といえば、何の花とは言えないような、いわゆる全体に散らした花模様。
この花模様って、あんがい難しくて、ちょっと間違うと野暮ったかったりします。

でも、ことしは植物画に近いような花のデザインを見ますね。

園芸家であり、デザイナーでもある吉谷桂子さんが描いたクローバーやひなぎくが
本物らしくていいなと思って、このチュニックを買ってしまいました。
バーゲンでしたからね。


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サイズがぴったりで、薄いグレー地で落ち着いて見えます。
これが白地だったら、ちょっと花が目立ちすぎて着られないかも。





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「ちいさい おうち」を思い出す場所

2017年07月31日 | 

2017/07/31

仕事場に向かう途中、ある場所に来ると「ちいさなおうち」という言葉を思い出す。

この場所でこの言葉を思い出すことが奇妙だと思いながら
考えてみると、絵本の「ちいさなおうち」を思い出しているのだと思った。

それは首都高速と並走する道。

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「ちいさなおうち」は、それほど心に残った本ではなかった。
大人になってから読んだので、1回読んでふ~んと思ったくらいだった。

自然に囲まれたちいさなおうちのまわりがだんだん開発され、
道ができ、ビルが建ち、高速道路や駅ができて、すっかりにぎやかになってしまう。
ひなぎくや木やことりの声がなつかしくなったおうちは、いなかに引っ越したというお話。


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こんな道に来ると、その本のことを思い出してしまうのだ。
絵本の力とは、こういうものかなと思ったことだ。

さらに、読み返しているうちに、この「おうち」とは私自身のことだと思った。
静かないなかで育った私が、今はこんなビルや高速道路に囲まれたところに住んでいる。

自分が選んだことではあるが、なんとなくそういう境遇になってしまったが、
ときどき、静かな暮らしがなつかしい。


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ジャコメッティ展

2017年07月29日 | 美術館・博物館

2017/07/29

国立新美術館で開催中の「ジャコメッティ展」を見てきました。


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ジャコメッティ展が日本に来たからには、この機会ははずせないと思いました。

前から好きで読んでいた石井好子さんの著作『想い出のサンフランシスコ、想い出のパリ』には
ジャコメッティと交友があったことが書かれていました。
それがとても印象的だったのです。

その本『想い出のサンフランシスコ、想い出のパリ』は、引越しで処分してしまいました。
残念です。
その後に出版された『私は私』(岩波書店 1997年)も内容のよく似た、石井さんの半生記で、
図書館にあったので借りてきました。

ほぼ6ページ分、ジャコメッティとのことが書かれています。

ちょっと長くなるけれど引用します。
というのは、展覧会では矢内原さんのことは展示されていたけれど
石井さんとの交友はどこにも書かれていなかったのです。

人で食事をすることになったのだ。ジャコメッティ夫妻はジャン・ポール・サルトル、シモーヌ・ド・ボーヴォワールと親しかったのだ。

1つあるソファーは布地が破れてぐるぐるまきのバネが飛び出ていた。


                                            



本を読んでいた当時は、まだネットの検索が今ほど一般的ではなく
だいぶたってから、ジャコメッティの作品を見てびっくりしました!

ジャコメッティの作品が理解できるかどうかわからなかったけれど、
この機会に見なかったら、きっともう見ることはないのだろうと思いました。

展覧会では撮影可能の部屋もありましたよ。

大きな頭部 1960年
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大きな女性立像 1960年
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歩く男 1960年
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ジャコメッティはある性格傾向の人のようです。
こだわり、同じ作業のくり返し。

ジャコメッティイが矢内原さんにこだわったのは、東洋的な風貌や知性や、
「イサク」という犠牲的なその名前からだったかもしれません。

矢内原さんには、当時まだ遠かったパリで「世界的芸術家ジャコメッティのモデルを務めている」という何か矜持のようなものや、日本人的な辛抱強さがあったのかもしれませんね。

この努力は報われたのでしょう。
矢内原さんは、その後、ジャコメッティとの交流を書いた本(みすず書房)を出版しています。
この本は読むつもりでいますが、矢内原伊作さんの名前はジャコメッティとともに刻まれることになったのですから。


(『私は私』より引用)

212時ごろやっと手を休めて、キャフェ・レストラン、クーポールへ行く。お腹が空いたというのではなく、疲れ果ててもう仕事ができないので、仕方なくクーポールへ行くのだ。座る場所は決まっていた。食べるものも決まっていた。ステーキとサラダと赤ワイン。

 

 ジャコメッティとアネット、矢内原さんと4


「千年生きたい、千年生きれば少しはましな作品ができるに違いない・・・・」。うんうん呻きながら作品に向かっていたアルベルト・ジャコメッティ。
1966165歳で亡くなった。

                                ― 引用終わり―

ジャコメッティ展  会期は9月4日まで





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すっかり足場に覆われたベランダ

2017年07月27日 | 我が家
2017/07/27


うちのベランダの外側にも足場が組まれて、ネットで覆われました。

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でも、思ったほど暗くならないのですよ。
網戸1枚を通して、外を見るような感じ。

足場を取り付けるときは、マンションの外壁にしっかり留めるらしくて
何かドリルで穴をあけているような、締め付けているような
すごい騒音が上から下から響いて、その間はテレビの音も何も聴こえないくらいです。


配られた防犯ブザーを窓に取り付けました。

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補助錠をもうひとつ付けて、ということでしたが、とにかく、このブザーが配られたので窓に取り付けました。
窓が開けられると、音が出るしかけです。

窓は締め切りで、遮光カーテンも閉めたまま。
今日は30度にならず涼しかったので、窓をあけなくても困りません。

ちゃんとはずせるかどうか、心配になっていた網戸ですが、
はずして、希望者には網戸の張替えもしてくれて、預かってくれるそうです。
この際、頼んでしまおうと思います。





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人生の主人公は「自分」

2017年07月24日 | 雑感
2017/07/24


自分の人生は誰のものか?

もちろん、自分の人生は自分のもの。

誰かがどうこうしたから、誰かに何か言われたからできなくなったとは
他人が主体の考え方。

もちろん、言われてへこむこともある、傷つくこともある。

でも、誰かが助けてくれなければ、立ち上がれないというものでもない。

自分の人生なのだから、立ち上がろう、と思うのも自分だ。
切り開いていくのも自分だ。

自分の人生を誰かのせいにしている限りは、その人生は自分のものではない。
人によって左右されているうちは、自分を生きているのではない。

自分の人生の主人公は自分。
自分が心に決めて何かやりたいと思ったら、できないと思う必要はない。

レジリエンス



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