goo blog サービス終了のお知らせ 

はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

桜を愛でる

2021年03月30日 | 花・植物

2021/03/30

 

桜を楽しむのも、この時期だけですね。

あとの350日くらいは花のない桜の木ですから、この時期くらいは花を愛でたい。

文京区小石川の播磨坂、ここは江戸時代、松平播磨守の上屋敷であった場所です。

120本のソメイヨシノが植えられた桜の名所です。

 

お花見ではなく、桜の下の通り抜けをしました。

先週の土曜日でしたが、ちょうど満開。とてもきれいでした。

広い通りの中央部分は遊歩道になっていて、花の下を歩きます。

小さな水路に水が流れています

 

マンションと気軽なレストランなどが並ぶ坂道です。

 

 

マンションから下の桜を見下ろしてみたいものです。

 

例年、文京さくらまつりが行われますが、今年は中止。それでも人は見に来ていますが、座って花見をする人は見当たりません。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界選手権が終わった

2021年03月28日 | フィギュアスケート

2021/03/28

 

まず、羽生選手、3位表彰台おめでとうございます。

鍵山優真君、素晴らしい演技で2位、将来が本当に楽しみな人です。

日本はオリンピック3枠取れて、肩の荷がおりたことでしょう。

 

本当はおめでとうどころじゃない気持ちだけどね。

羽生選手、こんなにジャンプが決まらないのは珍しいと思いました。

実はリアルタイムで見たのではなくて、録画を見たのですけどね。そのときには優勝ではないらしいことはわかっていたので、いくぶんショックは少なかったけれど。

最初のジャンプが決まらないことはあっても、持ち直したりする。あるいは、後半ミスが出ることがあっても、最初から最後まで調子が出ないことは珍しい。

長い経験で心身のコントロール方法を知っている人だから、体調が悪くても、足が痛くても、なんとかできてしまう。

録画を見ていると途中から、顔が見えなくなりました。もちろん画面では見えているけれど、表情がないというのか、顔の印象がないという感じを受けました。

体調というより、心のバランスを崩させる何かがあったのだと思いました。もし体調が原因だとしたら、体調を悪くさせる何かがあったのだと思いました。

もちろん、私の根拠のない推測でしかありません。

ネイサンへの加点は平等ではありませんね。

ネイサンの演技を見ていたら、やはりフィギュアは点を取った人が勝つスポーツ。芸術的に優れた演技や、心を打つ演技などしなくても、点数の取れるジャンプさえ正確にこなしていればいい。そこに焦点を当てた演技でした。

 

羽生選手のインタビューより

 ―今年の世界選手権と、来季の北京五輪に向けて。

 「僕は、ソチ五輪の時はその前のシーズンの世界選手権で4位で、平昌五輪の時は前の世界選手権で優勝してから平昌に行った。なので、今シーズンの世界選手権で優勝した彼(ネーサン・チェン)に幸運があることを祈っている。五輪へは色々考えることはあるけど、いい思い出も悪い思い出も、良かった所も悪かった所もたくさんある。それがあったから成長できたし、これからどういう風に世界の情勢が変わるか分からないけど、ベストを尽くして、五輪が来ることを心待ちにしたいと思う」

「これから色々な技術だったりとか、トレーニング方法とか進むにつれ、難しいことにチャレンジすることが大事だし、アスリートなのでチャレンジするのが楽しい気持ちもあると思う。それ自体を楽しみながら、コンペティションでどう勝っていくのかバランスをみながら、色々なことを考えていくんじゃないかなと思う」

「ネイサンが幸運であることを祈る」という言葉には泣きましたね。

「アスリートなので、チャレンジするのが楽しい気持ちもあると思う」、そうだったのね。改めて、フィギュアスケートに向かい合っている心持を知ることになりました。

そう、ペアの三浦&木原組、演技中の木原君の楽しげな顔を見たら、ジーンときました。長い間、パートナーを変えながらペアダンスを続けているのも、きっと、スケートが大好きなんだと思う。

こんな楽し気な木原君は初めて見たと思った。三浦さんはまだ慣れなくて、精いっぱいだったけれど、それをいたわりつつリードしていく感じが胸を打ちました。

世界のトップ10、おめでとうございます。

とにかくコロナ禍のなか、感染防止体制が日本と違う国々の人々を相手に、体力と緊張を強いられる試合が終わって、よかったです。安全に日本に帰ってこられますように。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界フィギュア 女子の結果

2021年03月27日 | フィギュアスケート

2021/03/27

 

女子シングルフリーの結果を知ったのは朝でしたが、ちょっとため息。

坂本花織選手が6位、紀平梨花選手が7位、宮原知子選手が19位。

紀平選手は「申し訳ない気持ち」とインタビューで答えていましたね。謝ることはないですよ。一番悔しいのはご本人でしょうから。

時差の調整がうまくできなかった。夜で、足がふわふわするようだったと言っていましたが、日本と昼夜逆転ですから、気持ちはやる気十分でも体は難しいのかもしれませんね。

1位シェルバコワ、2位トゥクタミシェワ、3位トゥルソワと3位までをロシア組が独占。

トゥルソワは4回転を5本組み込んだフリー、高難度で転倒が多かったけれど、男子並み構成でびっくりしてしまいます。

トゥクタミシェワは結果が出て、うれし泣き。前からマダムのような貫禄があったけれど24歳。ロシア女子としては息が長いですね。

紀平選手のフリー、「Baby ,God Bless You」は清塚信也さんのピアノ。とてもきれいな曲でしたね。

フィギュアの素人なので、的外れなことを言っているかもしれませんが、初めから終わりまでよく動く振付でしたが、情感のある曲なので、もう少し細かい動きを減らしてもいいかなあと感じたのです。

「ここのところは、そのポーズのままスーっと流れていって」、と思うところがいくつかあったのですよ。ポーズが中途半端なまま次の動作に行っている感じ・・曲の余韻を動きに取り入れたらいいかなと。

坂本花織選手はお得意のマトリックス、よかったですね。ジャンプも大きかったです。

オリンピックの3枠は獲得しましたね。よかった~

日本女子の皆さん、練習もままならないコロナ禍で、感染防止に気を使いながらの世界選手権、大変だったと思います。お疲れ様でした。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自分に似合う色

2021年03月24日 | ファッション

2021/03/24

 

数年前にパーソナルカラーレッスンの講座を受けたことがありました。

パーソナルカラーというのは、その人の髪、瞳、唇の色と雰囲気から似合う色を見つけること。

スプリング、サマー、オータム、ウィンターの4タイプがあります。そして肌のトーンはブルーベースかイエローベースのどちらか。

鏡を見ながら、先生にパーソナルカラー診断をやっていただいたのです。さまざまな色の布を胸元に当てて、どの色味が合うか診断します。

これがとてもためになったのですよ。

自分の似合う色の傾向がわかって、その後の服選びが楽になりました。

それまでは、自分の好きな色と顔に合う色の違いがわからなかったのです。

例えば、ピンクでいえば、私はサーモンピンクが好きなのだけど、顔映りのいいのは青みが入ったピンクなんだそう。サーモンピンクはイエローベースなのです。

青みがかったピンクというと、今年はだいぶ流行っていますね。スミレ色っぽいピンク。

診断の結果は、私はスプリング寄りのサマーということでした。サマーという季節のイメージと、パーソナルカラーのサマーとは少し違っていて、サマーだからといって原色というのでもありません。

似合うのは、ソフトでライトなグレイッシュがかった色だそうです。

私は濃い色、暗い色は似合わないそうです。それまでは、けっこうチャコールグレーなどの無彩色の色も選んでいましたね。グレーは何にでも合う、落ち着いた色と思っていたのです。でも、いかにも地味でした。

サマーが似合う人は、「エレガントで上品、明るく柔らかく優しいイメージ」だそうです。(診断ではそういうことになってます・笑)

4つのシーズンのイメージを知ると、やはりサマーが自分のイメージに近いかな、と思いました。

合う色はローズピンク、ラベンダー、水色など、きれいな色が多くて、これらは、やはり前から好きな色でした。これはいわゆる紫陽花の色。

だから、服の色を選ぶときは、紫陽花色から選べばいいと思うと楽です。

ネットにも、パーソナルカラー診断のことがたくさん出ているので、興味ある方は探してみてください。簡単に自分の似合う色が診断できますよ。



 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

染井霊園の桜を見てきました

2021年03月23日 | 花・植物

2021/03/23

 

昨日、東京の桜が満開になったとニュースがありました。

数日前に行ったときには、まだほとんど咲いていなかったのですが、染井霊園に桜を見に行ってきました。

満開には少し早いようです。5~6分咲き、木によっては8分咲きくらいのものもありました。

 

みどりのインコが桜の花をついばんでいました

長く枝を伸ばすのが、桜の醍醐味ですね。

墓地なので、あまり人も通らず静かです。

満開の木もあります。

これから1週間くらいはきれいに見られるでしょう。

10年以上、同じ場所から見ている桜は今年はあまり咲いていません。

下の写真は去年の同じ日ですが、まだこの時のほうが咲いていますね。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フィギュアスケート 世界選手権が始まる

2021年03月22日 | フィギュアスケート

2021/03/22

 

24日からフィギュアスケートの世界選手権がストックホルムで始まります。

ファンたちはこの時期に開催ということで、ずいぶん心配していたようです。

私は、本当にやるのかしら?というような気持ちでいました。

スウェーデンの感染者数は多いし、昨年のモントリオールの世界選手権が3月に入ってから中止が決定したこともあり、今年も直前になって中止もあり得るのではと思っていました。

でも、来年には北京オリンピックも控えており、オリンピックの出場枠もかかっているので、今年は中止するわけにはいかない試合。

日本選手団や羽生選手のストックホルム入りが報道されて、本当にやるんだなと確信が持てた状態。

【ストックホルム共同】フィギュアスケートの世界選手権で4年ぶり3度目の優勝を目指す男子の羽生結弦(ANA)が21日、開催地のストックホルムに到着した。今季初の国際大会出場で、3連覇を狙うネーサン・チェン(米国)らと争う。来年2月の北京冬季五輪の予選を兼ねて24日に開幕し、五輪2連覇中の羽生ら日本勢は最大3枠の出場枠獲得も懸かる。

 新型コロナウイルスの影響で昨年の世界選手権は中止となり、今季は無観客で開催する。ぜんそくの持病がある羽生は厳重なマスク姿だった。

 22日に公式練習が始まり、男子は25日にショートプログラム、27日にフリーを実施する。

 

全選手・関係者はバブル状態で過ごすそうですが、日本とは感染防止の意識が違う国もあり、選手たちは今まで以上に気を使う試合になることでしょう。

万全な体調で試合に臨めますように。

 
地上波の放送はフジテレビで24日から。

 

【地上波放送スケジュール】


■3月24日(水) 22時00分~24時04分 女子シングルショートプログラム
■3月25日(木) 22時30分~24時29分 男子シングルショートプログラム
■3月26日(金) 27時55分~6時00分 女子シングルフリースケーティング
■3月27日(土) 19時00分~23時10分 男子シングルフリースケーティング・女子シングルフリースケーティング
■3月28日(日) 25時00分~26時00分 エキシビション
■3月31日(水) 26時35分~27時35分 ペア・アイスダンス

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オリンピックのこと

2021年03月21日 | オリンピック

2021/03/21

 
今日は大雨です。
雨が花粉を洗い流してくれればいいけれど。
 
みんな感じていると思うけれど、オリンピックはどうなるのかなあ~と思いますね。
 
「新聞通信調査会」が20日、新型コロナウイルス感染症が世界的に収束していない中での東京五輪・パラリンピック開催の是非を海外5カ国で尋ねた世論調査結果(昨年12月~今年1月に面接か電話で調査し、各国で約千人ずつから回答を得た)によると、
 
「中止すべきだ」「延期すべきだ」との回答の合計が全ての国で70%を超えた。
タイでは95.6%、韓国で94.7%に達した。
中国は82.1%、米国が74.4%、フランスが70.6%。
 
「日本に行きたいと思うか」の問いに対し、
中国は一昨年の前回比19.4ポイント減の40.3%、
米国が同6.5ポイント減の51.8%、
タイが同5.4ポイント減の77.8%となった。
一方、韓国は同16.8ポイント増の51.0%、
フランスが2.6ポイント増の60.2%だった。(共同)
 
 
 
世界の多くの人が中止、延期を考えているようです。このコロナ禍ではオリンピックに臨むなんて、とてもできないと思います。
 
東京五輪・パラリンピックは、海外からの一般観客の受け入れを断念すると決定しました。観客は来ないわけですが、選手、コーチ、関係者だけでも数万人が来日するのではといわれています。
 
 
そもそも東京2020は、いつ頃から言われだしたんだろうと調べてみると、2007年に当時の石原東京都知事が招致の構想を抱いて「生活文化スポーツ局スポーツ振興部」を新設したということが出てきました。
 
2009年に、2016年の夏季オリンピックでリオデジャネイロに敗れて、2013年に東京に決定したときのことは、まだ記憶に新しい。滝川クリステルさんの「お・も・て・な・し」が流行しましたものね。
 
でも、その間に2011年の東日本大震災が起こっています。これで、日本はオリンピックどころではない状態になった。オリンピック招致を諦めるべきだったんじゃないでしょうか。
 
しかし、石原都知事は2011年7月には、オリンピックに正式に立候補を表明しているのです。まだ震災から4か月で、もう「復興五輪」という言葉を使っています。
 
 
 
浅田彰氏が2016年1月4日付けで、「国立競技場問題をめぐって」という意見を載せています。
ちょっと長いけれど、読んでいただきたいです。
 
〈引用〉
 
「そもそも論」を言えば、そもそもオリンピックを招致したのが間違っていたのは明らかです。ロサンゼルス大会の頃から、現代のオリンピックは、ポピュリスト政治家、土木建設業者、そしてマス・メディアと広告代理店のためのカネまみれのイヴェントになり果てた。
 
「アスリート・ファースト」と言うけれど、それなら良い季節を選んで10月10日に開会した1964年東京大会の例に倣えばいいものを、欧米を中心とするTVのプロ・スポーツ中継がシーズン・オフになる真夏の猛暑の中でしか開けなくなっている。
 
実は、インターネットでのストリーミングなどが盛んになって、10億人以上がTV中継でオリンピックを見る、従ってTV局やスポンサーが巨額の放映権料を支払うというビジネス・モデルは時代遅れになっているのだけれど、そういう状況だからこそ古いマス・メディアや広告代理店(日本なら電通)はオリンピックという「キラー・コンテンツ」にいっそう固執するのでしょう。
 
そもそも日本が本気で誘致しようとしたのは2016年オリンピックでした。このときの安藤忠雄による東京案は、湾岸に10万人規模のスタジアムをつくるほかは既存の施設を最大限に再利用するというもので、オリンピックのコンパクト化という時代の要請にかなっていた。同時に、東京の緑化を進め、東京湾のゴミの島を緑の森に変えようとした——計画のこの部分はいまも生きています。
 
(当時の石原慎太郎都知事は黒川紀章との長年の盟友関係にもかかわらず安藤忠雄を選んだわけで、怒った黒川紀章が都知事選挙に出馬、落選後まもなく死去するという一幕もありましたが、時代の流れを読むのが政治家だとすれば、この件に関するかぎり石原慎太郎の政治家としての勘は正しかったと言えるでしょう——安藤忠雄の大衆的人気に便乗するというオポチュニズムも含めて。)
 
ついでに言えば、そのとき国内コンペで落選した——というか財政的に最初から問題外だとされた福岡案は磯崎新によるもので、「オリンピックはTVで見るのだからスタジアムはいらない、スタジオがあればいい」と断じるばかりか、宿泊施設等の建設を抑制し多数の大型客船を集めて博多湾にインスタント・シティをつくる、国境を超え東シナ海沿岸の諸都市と連携して予選会場を分散する、等々の提案を並べたそのラディカルさは、今なお、いや今こそ注目に値します。
 
ところが、出来レースで福岡に勝った東京も、結局2016年オリンピックの招致に失敗したわけですね。ならば東京は手を下せばよかったのに、いわば惰性で手を挙げていたら、2020年はイスラム世界との対話という意味でイスタンブールが最有力だったのが反エルドアン政権のデモが広がって雲行きが怪しくなり、ユーロ危機で次点のマドリッドも怪しくなって、財政的に余裕があるとみなされた東京が安全パイとして選ばれてしまったわけですよ。
 
そもそも招致活動の初期には東京での市民の支持が他都市と比べても低いことがIOC(国際オリンピック委員会)で話題になったくらいで、「日本国民全員が一丸となった招致活動でオリンピックを勝ち取った」というのは結論が出た後にマス・メディアが捏造した幻想です。
 
実際、そういう経緯だったので、今回の東京案は前回の安藤忠雄案と比べてもあまりよく練られたものとは言えなかったんですね。極端に言えば、本当に来ると思っていなかったので適当な案を出していたら現実に来ることになって大騒ぎになったというところじゃないでしょうか。
 
(ついでに言えば、誘致に積極的だった猪瀬直樹東京都知事が辞任に追い込まれ、後任の舛添要一都知事は当然ながらオリンピックについてさほど熱意がないように見受けられる。
いまもって本当にオリンピックに固執しているのは安部首相くらいじゃないか。問題の背景にはこの「当事者不在」の状況もあるような気がします——猪瀬都知事が辞任していなければ事態が改善されていたかどうかはまた別問題ですが。)

ついでに重要なことを付け加えておけば、安倍首相がブエノス・アイレスのIOC総会で東京をアピールしたとき、東日本大震災で大事故を起こした福島第一原子力発電所がすでに「統御下にある(under control)」と強弁した、これは誰の目にも明らかな虚言です。いまだに溶融した炉心がどうなっているかさえわからないし、放射能に汚染された水の漏出を食い止めることすらできていない、その他、問題を挙げ始めたらきりがないというのが現状でしょう。
 
逆に、本当にそれが「統御下」にあって問題ないのであれば、東北の復興を加速するためにも東京ではなく福島でオリンピックを開催すべきだったんです。
現在の日本にとっての急務は4年たっても被災者の生活再建が遅々として進まない状況の打開であって、本当はオリンピックなど開催している余裕はない。
 
視点を変えて見るなら、生活再建を置き去りにして「スーパー堤防」の濫造に象徴される土木主導の「復興」だけが暴走しているのが現状であり、それによる資材や労働力の不足、それゆえの資材価格や労賃の高騰が、新国立競技場建築予算の膨張の背後にもある(逆に言えば、東京オリンピックの強行は需給をさらに逼迫させ、東北復興をさらに困難にする)。
 
つまり、この問題自体、日本がオリンピックを開催すべき状況にないという現実の明白なあらわれなんです。
 
 
2016年の発言ですが、今も状況が変わっていないのが驚くくらいです。
 
浅田彰氏が書いた後でも、オリンピックに関するゴタゴタは続いています。
 
「東京オリ・パラの招致からこれまでの経緯」はこちらでも、詳しく書かれています。
 
 
最近の佐々木氏発言も、1年前のLINEってどういうことでしょうね。
 
それでも、中止という話は出てこない、それが不思議なオリンピック。
 
 
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花が次々と咲いて

2021年03月20日 | 花・植物

2021/03/20

 

今日は春分の日。

穏やかな土曜日です。ベランダの花が次々と咲いてきています。

赤紫の小ぶりのチューリップ

 

 

赤いチューリップも咲きました。

 

ピンクのスィートピーも一斉に。

スィートピーはよい香り。

 

花が次々に咲いてくれるので、ベランダはにぎやかです。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手作りの布草履をいただく

2021年03月17日 | リトミック

2021/03/17

 

今日は近くの子育てひろばのリトミック。

ここは、1,2月はコロナのため休ませていただいたので、昨年12月以来、3か月ぶりとなりました。

家の近くですし、知っている職員さんも多いので、気が楽です。

今日で今年度が終了ということで、職員さん手作りの布の草履をいただきました。2020年度は例年の半分しかやっていませんが、それでもお礼ということで、ありがたく頂戴しました。

休館になっている間に、裂いた布を使って作られたということです。

 

 

履いてみると、けっこうしっかりとして、ふんわりと厚みもあります。鼻緒も痛くありません。これは夏用の室内履きにしようと思います。

手作りは手間がかかっているので、うれしいですね。

ありがとうございました。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

湯浅誠氏の講演会 人生100年時代に考える「私の幸せ」

2021年03月16日 | 講演会

2021/03/16

 

先週末、豊島区ワーク・ライフ・バランスフォーラム講演会が、としま産業振興プラザ(IKE・Biz)でありました。

テーマは〈人生100年時代に考える「私の幸せ」 ~ライフを充実させる人と人とのつながり~〉 副題:コロナと居場所 ~子ども食堂の取り組みから~

 

講師は、NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ 理事長の湯浅誠さん。湯浅さんは社会活動家・東京大学特任教授です。

湯浅さんは大学時代から貧困問題に取り組み、自立生活サポートセンター「もやい」を立ち上げたり、内閣参与、年越し派遣村の活動はテレビでも紹介されて、私も拝見していました。

登場した湯浅さんは、自分の兄が障がい者だった、と話し始めて、なぜ湯浅さんが、ずっとこういう活動をしているのか一端を知ったような気がしたのでした。

育ったご家庭の話、障がいのある兄と介護する母親、2年前に兄が入院してから、元気だった母がうつになり要介護となった。毎日兄の見舞いに行きたい母親と、毎日は送り迎えできない自分、介護離職かと思った時に、近所で親しくしていた方が母親を車で病院に送り迎えしてくれることになった。

これが大変にありがたかったので、日頃から近所に人とのつながりを作っておくのが、人生100年時代の生き方、というのが前半のお話の主旨だったかと思います。

 

後半は「子ども食堂」について。

子ども食堂は災害の後に始まったことで、誰も取りこぼさない社会を作りたいというビジョンのもと、誰もが安心して行ける場所を整えたいとの思いから。

2020年には全国に4960か所にも増えたそうです。「子ども食堂」とは、子どもを真ん中に置いた多世代交流の地域の居場所。

コロナ禍では密にならないように言われるけれど、日本の地方は疎に向かっている。それを密にする=地域のつながりを取り戻したい。子ども食堂で地縁を取り戻したいというのが目標だそうです。

全国こども食堂支援センター むすびえのHP → https://musubie.org/

HPで見ると、区内にもたくさんの子ども食堂があることがわかりました。お金の寄付をする、食料の寄付をする、調理を手伝う、場所を提供するなど、さまざまな手助けのかたちがあるようです。

数年前に初めて、同じ区に子ども食堂ができたと聞いたとき、いい活動だなあと思ったのでした。これから成長していく子どもたちに、ちゃんとしたご飯を食べさせたい、そのために実際に動く人々がいるということが尊いと思ったのです。

この日は風雨の強い日で雷まで鳴りました。帰りはかなり降られましたが、出かけていってお話が聴けてよかった。自分のできる形で支援したいと思います。

〈追記〉

この後、わずかですが、子ども食堂に寄付をさせていただきました。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする