2017/01/29
昨日は義姉と一緒にコンサートに行ってきました
手作りのコンサートで、ピアノ、声楽、チェロなど、
演奏者はピアノ教師から音楽愛好家まで多彩な顔ぶれで、楽しませてもらいました
主催、お手伝いの方々は準備から当日の進行まで、とても大変だったと思う
お疲れ様でしたと申し上げたいと思います
何かを批評するコンサートであるかどうかは、その主旨の性質上どうかと思いながら
自己満足の記録として、私の感想を書いてみよう
まず、音量のことと、表現とは何か、ということを改めて感じさせられた
演奏された曲はあるレベル以上の曲で
緊張する舞台上で最後までミスをしないで弾き通すことも大変だと思う
そのなかで、音量は演奏において、もっとも基本的なことなのだということを感じた
400名収容の中規模ホールだったが、音が小さいと思われる演奏が多かった
私は前から3番目以内の席でステージからは近かったのだけど
フォルティッシモからピアニシモによって、つまり音量の幅によって表現は明確になる
最弱音の美しさは、最強音があってこそのことだと思うのです
基本の音が小さいと訴えてくるものが届かない
これはたぶん、普段の練習が自宅やら練習室など
大きな音で弾く必要のない場所で行なわれているからだと思うのです
男性ピアニストの方々はきちんと1音1音が明瞭に聞こえる弾き方でよいなあと思った
女性でもピアノは弾きこなしているけれど、やはり元々男性向きに作られた楽器かな
と以前から考えていることを、また思ったりしました
音色のことも、まず、明瞭な音があっての音色であると思うのだ
表現についても、演奏者はオーバーすぎると自分で感じるくらいでないと
実際の演奏には反映されないのではないかと思った
静謐な曲でも激しい曲でも、テクニックだけでなく、高まる感情の溜めや集中の高さがないと
表現にあらわれてこない
自分を含めて、技術と表現の道のりは遠いんだということを感じたのです
その意味でも、出演者を身近に感じながら、私も練習しなくちゃと刺激になるコンサートでした
おまけ 終わってから羽二重団子食べました
おいしかったよ~
更におまけ コンサート前のランチはホテルレストランで北陸直送海鮮丼セット
ごちそうさまでした