はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

今日はこんなことがあった日だった

2023年01月17日 | 日々の出来事
2023/01/17


今朝、NHK ラジオの「今日は何の日」
を聴いていて、びっくりしました。

今日、1月17日といえば
阪神・淡路大震災が起こった日として
皆さんも真っ先に思い出されるでしょう。

ニュースでも追悼式典を放送していました。

私にとっても
火災の煙が無数に立ちのぼる
壊滅的な街の映像は衝撃的でした。

東日本大震災よりも前のことで
あのような映像を見たのは
このときが初めてだったと思います。

今もあのときの
背筋が寒くなるような感じを思い出します。




追悼の気持ちをこめて手を合わせます。



しかし、これ以外にも1月17日は
いろいろなことが起こった日だったことを
あらためて知ったのです。


1966年(昭和41年)に
水爆4発を積んだアメリカのB52がスペイン南部で
給油機と衝突して、落下したのです。

空中で米軍機同士が衝突
そして水爆4発が落ちたなんて
大変なことではありませんか。

こんな恐ろしいことがあったのに
私は今までそれを知りませんでした。
知らなかったことに驚きを禁じえません。

その水爆はどうなったのでしょう。

ネットを調べてみると
参議院で質問している資料が出てきました。

「アメリカ政府の公式声明によれば、核兵器をのせたアメリカのB52戦略爆撃機一機が本年一月十七日、スペイン海岸沖に墜落した。この事故で、広島、長崎に投下された原爆の数百倍の爆発力をもつ水爆四個がスペイン領内と地中海の沿岸水域に落ち、一個が行方不明、三個のうち二つの水爆の雷管が破裂して、放射能物質をまきちらした。起爆材である通常火薬の一部は爆発をおこしていた。
 この発表の内容ほど、全世界の人びとの心を凍らせるものはなかつた。もし、通常火薬の一部だけでなく、全体が爆発しておつたならば、ヨーロッパの一偶で、広島原爆の数百倍の威力をもつ核爆発で、大惨事がひきおこされていたであろう。
幸い、今回の事件では核爆発をおこさなかつた。しかし、スペイン領内と地中海沿岸水域は放射能に汚染された。」







広島、長崎に落ちた原爆の数百倍の爆発力をもつ
水爆四個だそうです。

考えるだに恐ろしいことです。

私の推測に過ぎませんが
米軍は自国軍隊の汚点ですから
最小限の報道で
終息を計ろうとしたのではないかしら。

1966年といえば
ネットもSNSもありませんでした。
メディアが報道しなければ
日本国民は知らないままだったでしょう。


また、こんなこともありました。
1991年の1月17日には湾岸戦争が勃発していました。

クウェートに侵攻したイラクに対し
アメリカ軍主体の多国籍軍が攻撃をくわえた戦争です 。

日本は総額110億ドルの資金を提供する
という経済的支援を行いました。
この額は当時、国民一人あたり約1万円に相当する
という大きな金額でした。



ロシアがウクライナを攻撃した日の衝撃を
経験してしまった今となっては
戦争を始めることの恐ろしさが
ひしひしと感じられます。


1月17日という日は、偶然かもしれませんが
大きなことがいろいろ起こった日だった
ということをあらためて知りました。

自然災害や人がもたらす破壊の恐ろしさを
再び繰り返してはいけませんね。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする