善き人のためのソナタ スタンダード・エディション [DVD]アルバトロスこのアイテムの詳細を見る |
ベルリンの変わり様に対する興奮から覚めずに・・・1984年の東ベルリンはこんなにきれいじゃなかった・・ひどかった・・・と25年前のベルリンを思いだそうとしても、記憶はだんだん曖昧になっています。
そうだ、あの映画のDVDがあったっけ・・・と昨晩は久しぶりに「Das Leben der anderen 善き人のためのソナタ」を見ました。
映画の舞台となっている東ベルリンは1984年・・ちょうど私が東ベルリンに行った年の出来事です。フィクションとはいえ、おそらくあの当時国家保安秘密警察(ドイツでは略してStasi(シュタージと言われてます。)は反体制的と思われる危険分子を実際にも盗聴・監視していたんでしょうねえ・・恐ろしや!
ドイツでは最近になってもブランデンブルク州の左派党議員26人のうち7人が旧東ドイツの秘密警察シュタージの関係者であったことが明らかになり大問題になっています。
映画の主人公のシュタージは劇作家とその彼女で女優の二人を監視することから少しずつ変化していきます。ゴリゴリのシュタージの役人が最後は自分の左遷・失墜もものともせずこの二人を守ろうとします。そして・・・4年と7ヶ月後に壁が崩壊して・・・。う~~ん、いい映画です。
ところで、クリスマス市を見物してブランデンブルグ門まで散歩していましたら、一際大きな建物発見。やっぱりね・・と言いますか、ロシア大使館でしたわ。
他の大使館は・・というか、西側諸国の大使館は旧西ベルリン側の公園の横の大使館地区にまとまっているようですが、さすがソ連・・じゃなかった今のロシアはブランデンブルグ門のすぐそばの一等地にあるもんねえ。
で、それを過ぎてベルリン一の高級ホテルと言われているホテル・アドロンの前に来たら、大勢の人だかりが・・。道路にはイタリアの旗をつけた高級大型メルツェデスが止まってます。連中に誰を待ってるのかと聞いたら、イタリアのベルルスコー二首相がホテルから出てくるのだというので、「え~~、あのエロじじいがここに居るのか。じゃ、私も出てくるの待ってよ。」としばし待てど誰も来ないし・・・寒いし・・もう行こうかなと思ってたら、見知らぬイタリア人を送ってFDPの党首で現外務大臣のGuido Westerwelleが登場。
外務大臣が見送りするくらいだからイタリアの要人だったのでしょうが、全く知らない人でしたわ。ベルルスコーニはこのときは多分イタリア国内にいたんじゃないでしょうか。この2日後の13日だったか、ローマで頭のおかしいやつに襲われて鼻の骨と歯を2本ばかりへし折られてしまいました。
ブランデンブルグ門を見物して、さてこれらどうしようかな・・とブラブラしていたら、観光バスのお兄さんに勧誘されて2人で15ユーロと普段の半額に大まけてくれたので観光バスでベルリン2時間ツアーを楽しみました。
日本に帰ったらDVDを借りてみようと思います。
カリーブルストのお勧めのお店は「Curry36」。
http://blog.golfdigest.co.jp/user/ft5ge/archive/114
バウムクーヘンお勧めのお店は「Buchwald」。
http://blog.golfdigest.co.jp/user/ft5ge/archive/109
機会があったら行っていて下さい。
次回ベルリンに行った際にはこのカリーヴルスト屋とバウムクーヘン必ずチェック入れますわ。っていうか、このカリーヴルスト屋の前通りました。そんなに有名なとこだったんだ。