ドイツ日記 Les plaisirs et les jours

ドイツに滞在して26年経過。2年後に日本へ本帰国予定。ゴルフを始めて4年半ですが相変わらず下手な初心者ゴルファーです。

日本ならではのゴルフカート事故

2010年10月10日 | ゴルフ & 旅行


日本のゴルフ場でゴルフカートによる事故が多発しており死傷者まで出ているというニュースは、いかにも日本ならではの事故よね・・とつくづく思う。

ヨーロッパでは、歩きのゴルフで、18ホールのスループレイが基本。うちのゴルフ場はもともと日本人が開発し、日本企業の社用・接待を目的に作ったものだから最初からゴルフカートがたくさん用意されていたが、ほとんどのドイツのゴルフ場にはゴルフカートは数台しかないと思う。

ゴルフカートに乗っていいと認められるのは、身障者や病人か、かなりの老人くらいだ。普通は自分でゴルフバッグを担ぐか、手引きの小さなカートに乗せて引っ張るか、もう少し楽したい人は電動の手押しカートを自前で用意するのだ。ゴルフは歩きが基本!だからフライトの予約も10分間隔。

でも、日本は違うのよね。とにかく金儲けがまず一番大事なので、フライトを詰め込む。そのスタート間隔も7分くらい?早くプレーしてもらうには歩いてもらったら大変。だからゴルフカートに乗ってもらう。どんどん先に進めたいから。さらにフライトを詰め込むために9ホール終わったら無理矢理食事・休憩時間を取らせて、さらに回転率を上げ、ついでに飲食費などで儲けようとする。途中で休憩して食事など取らせるから、ついアルコール飲料などを飲む連中がいる。で、ゴルフカートの酒気帯び運転・酔っ払い運転が増える・・・。当たり前だわ。

そもそもゴルフ場で金儲けをしようとするのが間違ってるんじゃないの?

ゴルフ場はお金が掛かるし、儲からない。お金がたっぷりある人なり経営者が道楽で経営するくらいの気持ちでないとやっていけないんじゃないかと思うけど。

8月に日本に帰ったときに2度ほど日本のゴルフ場でプレイしたけど、そのときの印象は・・・やたらに従業員が多いことだった。あれだけの人数を雇用していたら、人件費だけでも馬鹿にならないだろうな・・・だからグリーンフィも高くなるんだねえ・・と思った。

日本人は、殿様ゴルフをしたいの?ゴルフ場に到着したら、キャディおばさんが迎えてくれてゴルフバッグを運んでカートに乗せてくれて・・・・こんなサービスを常にしてもらいたいんですか? ドイツのゴルフは、基本自分のことは自分でする。最初から最後まで全部自分でする。日本は至れりつくせりだから、ゴルフでのマナーも何も学ばないプレーヤーが多いんではなかろうか・・と思いましたわ。


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1 コメント

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Unknown (OB)
2011-10-07 02:04:38
サービスを過剰に要求してきたプレーヤーのせいでしょう。

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