ドイツ日記 Les plaisirs et les jours

ドイツに滞在して26年経過。2年後に日本へ本帰国予定。ゴルフを始めて4年半ですが相変わらず下手な初心者ゴルファーです。

イギリス軍基地でゴルフ

2009年06月26日 | ゴルフ & 旅行
第二次世界大戦で負けたドイツの旧西ドイツ側は戦後連合軍のアメリカ、イギリス、フランスに占領されており、そのなごりでいまだに各地に、規模は年々縮小傾向にあるものの、この3国の軍基地が存在しています。

私が住むNRW州(北ライン・ウェストファリア州)はイギリス軍の配下にあってまだ幾つかの基地があります。で、昨日はそんな基地のひとつの中にあるゴルフ場 Westrhine GCでラウンドしてきました。

場所はオランダとの国境のすぐ近くにあり、基地の規模が広大です。現在もこの基地で演習が行なわれたり、ここからアフガニスタンに兵士が派遣されたりしているそうです。基地に行く前に車のナンバーとパスポートナンバーを前以て申告しておかなくてはならず、入り口でパスポートを提示してクロスチェックされます。基地の中に入ると突然携帯電話も通じなくなるのよ。何で?ドイツの中の外国です。日本の米軍厚木基地などに入るときもこんな感じなんでしょうか?

広大な基地の中には飛行場もあるし、演習地もあるし防空壕みたいなのもあるし、何でもあり・・、で、ゴルフ場もあります。基地関係の人専用なのかと思ったら、外部の人もメンバーになれるようで、日本人も数名メンバーでいるようです。昨日の女子ゴルフ部の親善トーナメントに参加した人たちはイギリス人は一人だけであとは全部ドイツ語のできる人ばかり。ゲームはテキサス・スクランブルというやつで、一組3人ずつで行なわれました。これは3人がそれぞれショットして、ベストボールの位置からまた3人がそれぞれショットするというのを繰り返す方式です。

私が組んだのはWestrhine GCのメンバーのアガサとハイディ(日本で言うところのハイジね。)この2人フェアウェイウッドとかは結構失敗してましたが、ティーショットが飛ぶんだわ。私が芯に当ってうまくいった!と思った時でも軽く20メートルは離されてましたが、上手くいかないときは50メートルくらいの差があってかないませんでしたわ。ま、ハイディなんて身長180cmくらいあるからそこらの日本人男性よりはるかにでかいしね。

水曜日にいつものデブのレッスンでピッチングやバンカーショットを練習していたので、昨日はこれらが上手くいき私も貢献しました。前半でゴロばかりだった3番ウッドが後半になって飛んでくれて、何とか打てる感じがつかめました。
うちのゴルフ場と違ってフェアウェイが広いしフラットでピンまで真っ直ぐな所が多いので、日頃なかなか使えない3番ウッドの練習にちょうどいい!と昨日はせっせと使ってみました。他の2人ががんばれば私の責任はないしね。で、ハンドダウンして前傾をキープすることで3番が上手く使えるようになったみたい・・多分。

次のラウンドまでに忘れないようにこの感覚を覚えていればいいけれど・・・すぐにリセットされてしまうからなあ~、最近。

ラウンドの結果は前半40、後半39でスコアは79でしたが、他の組も良かったようで、上位3組には入らず。でも昨日はニアピン賞をゲット。

夕食に出たのはカレーライスでございました。やっぱりなあ・・。イギリス基地だもんね、カレー食べるんだ。広大な基地から出るのに車でグルグル走りまわり、まるで迷路に迷い込んでしまったような不安な気持ちになりましたが、何とか脱出できて帰宅できましたわ。








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3 コメント

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Unknown (FT5)
2009-06-27 03:51:37
イギリス軍基地内のゴルフ場って、すごいですね。
きっとイギリス式なんでしょうね。
(ドイツとなにが違うかわかりませんが。。。)
普段傾斜が多いホームコースでプレーしていると、フラットなコースでは楽に感じるんですよね。
FWを極めてください。
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イギリス軍基地内の・・ (ジャンヌ)
2009-06-29 17:23:01
ゴルフ場はとっても自然な・・つまりあまり手入れがされてないようなゴルフ場でした。やはり、自然の中であるがままのゴルフをする姿勢を重んじているのか・・費用がまわらないのか・・。でも各ホールが林で区別されていてフラットで悪くなかったですよ。
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そういえば (R)
2009-07-01 08:51:02
日本でも自衛隊(米軍?)基地内にある
ゴルフ場が話題になったことがあったっけ。
私は飛行機見るの好きだから、
基地なんて行ったら、落ち着いてゴルフできないかも。
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