浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

ようこそ、おいでいただきました。

歳をとると日々が過ぎて行くのがどんどん早くなっていきます。ブログの更新がやや散漫になりつつありますが、しっかり元気でやっております。
いろいろなジャンルの本を読み漁り書き散らしてきたウェブサイトは今年で20年を迎えました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 浦安中年期外伝(読書編)
最近新設したページ
2024年度第1クォーターのレビューのページを追加しました。

ソフトフォン

2009-07-03 23:43:00 | 出来事
IP-PHONへ切り替わると聞いた時には、回線が変わるだけなんだろうと思っていた。それは自宅の電話を切り替えた時もそんな感じだったからだ。

しかし会社の場合切り替えと同時に端末もソフトフォンになった。ソフトフォンって、つまりそれはパソコンの画面に電話機が入った感じだ。
なので自席で電話を取ろうとする場合、パソコンが立ち上がっている必要があるらしい。違いと云えば、リアルな電話機の操作を画面上でしているのと変わらないのでそんなに混乱するハズがなかったのである。

しかし

このソフトフォンのアプリが邪魔くさい、使いにくい。

まずパソコンの入力中でも電話が鳴ると画面に強引に割り込んでくる。設定でこれを回避する事も出来るのだが、そうすると今度は取りたいと思っても電話がとれなくなる。

パソコンのスタートアップは只でさえ複数のアプリが競合しているのにソフトフォンは躊躇せずこの戦いに参入してきた。毎朝スタートアップのアプリ同士の激しいバトルになる訳だが、本来の持ち主の僕に出来ることはほんの僅かである。

しかもこの競合するアプリ同士の調整でなんで僕がオロオロする必要があるのか全く理解できん。


そして使いにくい。保留されたラインの電話を取ろうとすると、受話器を取って、パソコンのマウスを使って、ラインを選択しなければならない。僕の場合電話もマウスも左手で持つので取り回しが非常に厄介になった。内線の選択は、ソフトフォンそのものではなく別な画面を更に立ち上げる必要がある。電話一本で何回マウスをクリックすればいいのか。

画面上のソフトフォン自体はとても洒落たデザインだ。といってもあくまでソフトフォンなので所詮「絵」である事、そしてそれが全く実用的でない事が余計腹立つ。

電話を取って、用件を聞き、必要な相手に転送すると云う簡単な動作一つで、直前にやっていた仕事を全て忘れた。

電話一本でやってた仕事、考えていた事をキレイにリセットしてくれるこのソフトフォンはデザインしたと云うヤツが側にいたら考える前に一発蹴りを入れてしまいそうだ。

お前フロアで電話番したことあるんかと。

お願いドナルド・A. ノーマン助けてくれと。