今日から社会復帰である。朝からメチャ暑いし。帰省の疲れはまるまる持ったままでの出社は辛いぜ。
今日は品川の秘密基地に篭って地道な作業に没頭するのら。秘密基地での作業は久々である。邪魔も殆んど入らずに作業が進む、進む。ハズであった。
しかし、秘密基地は殆んど人が入れ替わっていて全く知らない人達ばかりだ。そんな人達に囲まれて一人作業しているという状況ってのも、明けの仕事としては唐突と云えば唐突である。
電話で話しをしながらドカドカ足を踏み鳴らすクセのあるオッサン。(メチャクチャうるせ~)中国の何処かの言葉で大声で議論している若者。(何故か喧嘩腰である)帰った方が良いんじゃないのって位に咳込んでいる人(大陸のインフルエンザじゃなきゃいいんだけど)とか、妙なタイミングで笑いながら話す男(そこ絶対笑うとこじゃねーし)とか、明らかに話が通じてない人達の為に開かれるミーティングとか。
いろんな意味で多国籍な環境である。つーか気が散るんだわ。全く。
明日は会社自体は休みなのだが、予定の作業が終らないので出社する事にして退社と云うより退散した。品川は集中力の面できついっす。
帰りの電車、やはりどうも周囲の人達が「気になる」状態から抜けられない事に気付いた。
独り言いい続けている若者。他人の携帯画面を覗き込むオヤジ。そこそこの美人なのに大口開いて爆睡する女性。パソコンに向かって仕事に没頭している人がいると思えば、まんが読んでる初老の男も居る。
慣れきったハズの首都圏での生活が休暇とって、帰省した関係でもの凄く斬新に見えているようなのだ。
どうも僕自身が周囲から「浮いている」可能性もありだ。つまり、慣れきっているか、現状に驚いているかのどちらかしかいないのかもしれない。
そこで、思い出すのはアクアマリンふくしまで見た真イワシの大群であった。遠めには全て同じ魚であるのだが、やはり逆向きに泳いでしまうやつもいる、一匹として同じ顔がいないのである。彼らが周囲の仲間たちに対して「当たり前のもの」として受け入れているのか、はたまた「びっくりして呆然と眺めている」のかは知る由もないのだ。