浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

ようこそ、おいでいただきました。

歳をとると日々が過ぎて行くのがどんどん早くなっていきます。ブログの更新がやや散漫になりつつありますが、しっかり元気でやっております。
いろいろなジャンルの本を読み漁り書き散らしてきたウェブサイトは今年で20年を迎えました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 浦安中年期外伝(読書編)
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m:i:Ⅲ

2006-07-02 21:35:04 | 映画な日々
二日連続で天気予報ドはずれじゃないか!家から出たとたんに雨。
お陰で昨日は公園で遊びそこねじゃ。しかも、今日なんかはいきなり土砂降りの勢いだ。

インターネットで座席指定を取ったので、ゆっくり何処かでお昼ご飯を食べてから映画館へ向かう予定でいたが、この雨と折からの道交法改定の関係で、駐車場のあるレストランはどこも一杯、「うわ~、どうしよう..」なんて言っているうちに目的地に着いてしまったぞ。

辛うじて駐車場に車を停められたもののレストランは何処も行列。もう何でもいいじゃんと、それでも小奇麗なうどん屋さんに入った。

そして出てきた「うどん」をくちにしたカミさんは固まった。そのうどんは茹で過ぎ?なのか温度低すぎ?なのか、べたべたな上にうどん同士が固まってる状態だった。

これって....これが普通なんだろうか。
周囲の人は普通に食べてるぞ。
なんて、ひそひそと話していると

僕のも届いた。これも食べてみると。
全く同じ状態。

どうもこのお店の標準的な調理法らしい。理解する事も食べる事も「ミッション・インポッシブル」な食感。

母の躾が厳しかったので、外食して出されたものを残すなんて事を過去した記憶が僕には「ない。」のだが、今日はギブしました。ごめんよ。お母さん。僕もカミさんも頑張ったんだけど、力付きました。orz

カミさんの分析によれば、少ないお湯にいっぺんに沢山うどんを入れて、中火でじっとかき混ぜたりしないでそっとしといて、茹で過ぎると、こうなるのではないか。という分析をしていた。

それはもしかして新しい調理法だという事だな。「茹でる」とか「煮る」ではなく、「う゛ぢる」とか「ぁじょ゛る」とか別な呼び名も必要だわな。

しかし、ついてない時は何もかも総崩れになってくるように見えるのが最近の傾向だな、なんて、分析してる場合じゃない。

まぁこんな事もアトラクションの一つと考えりゃ、まぁね。と云う事で観て来ましたよ~「m:i:Ⅲ」。面白かった~。家族全員で体固くしまくって観ました。もう只管勢いですね。難しい事は言っちゃいけない。想像以上に盛り沢山で、満足、満足。

おっと言い忘れてたが、この映画どうしても行きたいと思っていた理由があった。前作「m:i:Ⅱ」は、娘を連れて初めて行った映画だったのだ。僕の両親の相次ぐ病気で実家を頼る事もなかなか儘ならない状態で二人の子供を育てて、漸く一段落したと云う事で家族4人で初めて映画にいったのだった。

当時、シネコンは出来たてで、システムが把握できてない僕たちには何もかもが新鮮。

夢中になって画面を食い入るように観てたのは親の僕たちの方だったね。気付くとマルちゃんは、座席のシートに丸くなって眠ってたっけ。

そんな彼女も今では字幕を読んでストーリーを理解する程大きくなったと云う事だね。今回は彼女が一番前のめりで映画を観てたかもしれないな。



越境するネットワーク

2006-07-02 12:16:25 | 読書
「海のアジア〈5〉越境するネットワーク」尾本惠市、濱下武志、村井吉敬、家島彦一編集委員シリーズ6冊を成す「海のアジア」の5冊目である。島嶼地域で暮らす人々は海を漁場として、生活の場として、そして道として利用する事で生きて来た。海からみたアジアはひとつに繋がり、時代時代で恣意的に決められてきた国境や領海を越えてネットワークは行き続けてきたのだった。島国日本で生きる我々にとって忘れてはならない切り口である。いよいよ残す所あと一冊。

http://members.jcom.home.ne.jp/y-yseki2002/dokusho2006-2.htm#海のアジア〈5〉