昼間にふとテレビをつけたらケーブルで昔の「日本沈没」が放送されていた。1973年の作品だというので33年前!こりゃたまげた。
九州地方は大雨で被災されている方が大勢いるなか思い出に浸ってしまうのはやや不謹慎だか、あまりの懐かしさに暫しフリーズして見入ってしまった。
1973年僕は丁度十歳、絶対映画館で観たと思うのだが、誰と行ったのか、シチュエーションはまるで思い出せない。しかしえいが本編はハッキリ憶えているシーンが沢山ある程インパクトの強い作品だった。
ほんと、「恐ろしい」と思って観てたのを思い出すよ。これはもう「ショック」とか「衝撃」と言っていい程の内容だったと思う。
今改めて観ても、細かいところまで作りこまれた演出で、パニック映画としてもポリティカルスリラーとしても一級の仕上がりだった事が良く判る。大人になってそれなりに余裕を持って今回は観られたと云う事かね。
その上、竹内均先生や小松左京ご本人なんかが出てきたりして、もう大満足なのだ。しかも竹内先生は本人そのままで出てきちゃうのね。セリフ回しも絶妙です。なんでも寄席に通って勉強したとか。
そして、丹波哲郎にせよ、二谷英明にせよみんな若い。若いけど大人だ。もちろん演技でありセリフな訳だが、それ以前にみんな「しっかりしている」様に見えるんだよね。藤岡弘といしだあゆみも一体幾だという設定なのか不明だが「大人」なのだ。
なんてキャストの比較をしてたら、「自衛隊の隊長:ピエール瀧」?ちょっと待てピエール瀧?
Wikipediaのプロフィールは誰が書いたか知らんが爆笑である。
リメイク版はみんななんか頼りなく見えるのは何故だろう。年齢から云うと必ずしも若年化はしてないハズなのだが現代の政治家やリメイク版の役者達と比較してもみんな「大人」だよな~。国民が幼児化するのは平和な証拠なのかもね。
なんて思い出に浸りきって最後まで観てたらすっかり、出かけるのが遅くなってしまったよ。んな訳でどたばたと外出。(実際かなり焦った。)
まったく関係ないが、途中でセブンイレブンに寄ったら、「沖縄フェア」を開催中。飛びついたのは、「ベビースターラーメン沖縄ヴァージョン!」
・ソーキそば味
・チャンプルー味
・ラフテー味
期間限定らしい、お店へ急げ!