浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

ようこそ、おいでいただきました。

歳をとると日々が過ぎて行くのがどんどん早くなっていきます。ブログの更新がやや散漫になりつつありますが、しっかり元気でやっております。
いろいろなジャンルの本を読み漁り書き散らしてきたウェブサイトは今年で20年を迎えました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 浦安中年期外伝(読書編)
最近新設したページ
2024年度第2クォーターのレビューのページを追加しました。

DEATH NOTE①~③

2006-07-09 22:51:53 | 読書
カミさんはお仕事。残された僕たち三人はどこかしら体調不良で自宅療養の週末となった。さすがに暇。(その②)

熱で寝込んでいる娘と一緒に読める本を買ってきてね。と頼んだ息子が買って帰ってきたのが、「DEATH NOTE①~③」

マルちゃんは「ちゃお」とかが希望だったのに買ってきたのは「DEATH NOTE」。

娘ががっかりしてんじゃんかよ。お蔭で別途「ちゃお」を買いに出かけるハメになっちゃった。プンスカ。

しかし、転んでもただでは起きないオヤジは「ちゃお」を購入ついでに「Motor Magazine」もあわせて購入。M6カブリオレの記事の記事が目についたからなのだ。

ところで一体この週末書籍代に幾ら使ってんだ俺ら。

家に戻ってもオヤジは、「全く妹の見舞いに自分が読みたい「DEATH NOTE」なんて買ってきやがって。」なんて、まだプンプンしてた訳だが子供達は読み出したら「面白っ!」だって。

僕はと云えば買って帰ってきた「Motor Magazine」をパラパラと。しかし妙なカタカナ言葉で、ハッキリ言って何言ってんのかわからんぞ。

目当ての、M6カブリオレの記事から抜粋。

「リアクォーターのヒレのような部分と開閉可能な奥まったリアウィンドウは、M6カブリオレのスタイリッシュなアイコンとなるだろう。」

リアクオーター?ヒレ?どこだそりゃ。
スタイリッシュなアイコン?そりゃどういう意味だ。

しかし、それってリアのデザインの話しなら、普通の6とおんなじ仕様のハズですが...。何を今更。

或いは、VW Golf R32、

「エンジン自体も軽快でシュンシュン回ることから、スタタタタッと軽く走ってしまう。ガツンとしたトルクとともにグイグイと押し出されるような感覚」で走るらしい。

それで良いのか?記事として。
これで解るのか?読者として。

今となってはどこの記事か捜すのが面倒だか、「直線だと思っていた道路が実は曲がっていた事に気付く程早い」クルマも紹介されていた。

マジっですか?これで良いなら俺を雇ってくれ。
僕だってちょっと考えりゃ、
「普段通るタイトなコーナーも直線かと思うほどに難なくクリア」とか
「気付いたら音速を超えていた」だとか、
いっそ、「ドライブを終えて帰ったらまわりのみんなが年寄りになってた位に早い」とか。この位は書けるよ。

全く、なんじゃこりゃ~。なんて言っていると、今度はカミさんまでもが「DEATH NOTE」読んで「面白っ!」って一体何だよ。まったく。

息子に対する姿勢と云うか、ケジメっつーかだな。大人がちゃんとしないと、ダメなんだぞ~。等とブツブツ。

カミさんも子供達も「面白いって!これ。読んだ方がいいよ。」だと。

どうもにも家庭内で乗り遅れてしまう勢いだ。へそを曲げてても仕方ないので僕も読みましたよ。「DEATH NOTE」はい。

そして読んだ結果。

個人的にはデスノ板を先に読んでしまっていたので、本編で「笑える」という変な展開になってしまってますが....

次も買います。ハイ。もう恐らく全部。今更ですが。
くだらない週刊誌よか。全然マシ。

ところで、もしも「DEATH NOTE」が手元にあったなら、と云うお題でマルちゃんは「寒いお笑い芸人の名前」を躊躇せずに書き込むそうだ。
「おい。おい。」


グロリア

2006-07-09 20:49:49 | 映画な日々
カミさんはお仕事。残された僕たち三人はどこかしら体調不良で自宅療養の週末となった。さすがに暇。(その①)
ふと、ケーブルの番組表をみたら「グロリア」!おおっ!グロリアじゃん。しかしシャロン・ストーンのリメイクの方でした。うーむ残念。どっちが観たいと言われりゃ、監督:ジョン・カサヴェテスとジーナ・ローランズの方だった訳だ。やっぱ、こっちでしょ!


しかし、ないものネダリしてても仕方ない、今日はなんと言っても暇なのである。まだ観てなかったし。


シャロン・ストーンが随分と頑張っているのは認めよう。お話自体は元々良くできているので映画としても良い線を行っていると言える。

しかし、やはり原典には敵わないね。

ジーナ・ローランズのちょっと母親になるには歳が行きすぎてる感ってのがこの「グロリア」の肝だと思う。子供に対する心境の変化とかね。そしてまた物語の展開に奥行きを与えているのが、海千山千ちゅーか、百戦錬磨ちゅーかというジーナ・ローランズ演じる年増の女だった訳だ。

しかし、リメイク版では冒頭シャロン・ストーンは3年の刑期を務めて出所してくる所のだが、どうにも若い。すると一体投獄された時は、幾つだったという設定なんだろうか。そこにあるのは貫禄ではなくて、単なるあばずれ感だ。

シャロン・ストーンが頑張っているだけに惜しまれる出来上がりである。こればっかはストーリーありきなので、彼女に演らせた企画が悪いとしか、言いようがないな。

ポスターを並べてみても、その雰囲気は明らかだと思うが、如何だろうか。