マグロは必需品?
TVを見ていたら、大西洋のクロマグロの漁獲量が増えるというニュースのなかのインタービューで、飲食店の客が「日本人にはマグロが無くてはならない」と言っていた。
この番組を見た外国人は、「日本人はみんなマグロが好きなんだ」と思うかもしれない。ところが、私はマグロを好きでもないし嫌いでもない。無いなら無いで他の魚を食べるだけ。「別に?!」マグロにこだわりはありません。
海の近くの店で食べた魚以外で、刺身が美味しいと思ったことは無い。それに、私は焼き魚のほうが好きです。ただ、タコが高くなると、たこ焼きには困る。
中小企業は円安が良かった?
これも昔、円高の頃、TVのニュース番組を見ていたら、タコ社長を細くしたような町工場の社長が、「円安にしてほしい」と言っていた。しばらくして少し円安になったら、再びこのタコ社長がインナービューに出てきて「まあまあだなあ。もうちょっと円安になれば」と言っていた。このニュース番組だけ見れば、中小企業はみんな円安を望んでいるように思ってしまうが、このタコ社長は、現在の円安を何と思うのか? その前に、2~3年前の円高を乗り越えられたかな?
中国の異常な物価高は本当?
週刊東洋経済のサイトには、中国の物価は高いというレポートが載っています。スターバックスのラテ(トールサイズ)が日本円換算486円(日本では370円)で、ユニクロの女性用フランネルシャツが日本円換算で約3600円(日本では1900円)と日本より高価なのにビックリ。中国で賃金が上昇しているという話は聞きますが、物価がここまで上昇しているとは!
http://toyokeizai.net/articles/-/52884
ここで迷うのは、書いている記者の体験は事実でしょうが、広い中国の実情をどこまで反映しているか、です。
自分で現場を見に良ければ良いのですが、全ては見に行けません。そうすると、複数の情報から判断するしか無いですが、そう都合の良い情報がいつもあるとは限りません。
シャドーバンキングと中国崩壊
そういえば、中国のシャドーバンキングの貸出の焦げ付き問題は、どうなったのでしょう。シャドーバンキングの行き詰まりを契機に、中国の金融システムが直ぐに崩壊するような記事が盛んに掲載されていましたが、一向に崩壊しません。当時から、シャドーバンキング問題なんて大したこと無いという意見も少数ありました。
例えば、http://www.tkfd.or.jp/research/project/news.php?id=1183
今のところ少数派が勝っているようです。
また最近は「中国崩壊」とか言われていますが、マスコミが騒いでいるうちは、崩壊しないでしょう。ソ連が解体する時も、言い当てたマスコミは無かったはずです。中国もマスコミが言い疲れて忘れた頃に崩壊します。
2014.11.13
2014.11.14 シャドーバンキング問題を付け加えました。