goo blog サービス終了のお知らせ 

ほぼ週二 横浜の山の中通信

人と異なる視点から見る

空室があるのにアパートが建つ、空き家が増えているのに農地を潰す

2019年08月29日 | まち歩き

ru空室があるのにアパートが建つ

 

私の住んでいる地域は、

・鉄道の駅までバスで10

・急な坂が多い

・一戸建てとアパートとマンションが混在する

5分ほど歩くと農地がある

という場所です。

 

不思議なことに、今年の春は家の周辺でアパートの新築が増えた。例えば、

 

①古ぼけた4階建て鉄筋コンクリートのアパートを壊して、5階建てアパートが建った

②年寄りが亡くなり、その古い日本家屋と庭を壊して駐車場の付いた4階建てのアパートが建った(1階は店舗)

③長い間資材置き場だったところに、しゃれた2階建てのアパートが出来た

④みすぼらしいプレハブ2階建てのアパートを壊して、戸数を減らし周囲の緑を増やしたおしゃれな感じの2階建てのアパートが建った

 

アパートを建てて相続税対策をするのは数年前から言われているが、今からアパートは遅いと思う。それなりに入居者はいるようだけど。

 

一方で中古のアパートが周囲に沢山あるが、外から見て明らかな空室が全体の1/41/3ほどある。これでは、家賃収入が減る家主が増えだろうな、と余計な心配をしてしまう。

 

空き家が増えているのに農地を潰す

 

「売」の看板が出ている家や空き家が増えてきた。その中には、直ぐに新しい住人と入れ替わった家もあるし、そのままの家もある。この地域の土地価格は昔の方が高かったので、昔を基準にした土地価格(住んでいた人は昔の価格を基準にしたくなると思う)では割高感がある。

 

売れた例

・バス停は近いし、価格も買い得だったのかな?

・一軒の空き家を潰して更地にして、二軒の家が建った(若い人に手頃なんだろうな)

 

「売」の看板が出たままの家

20段ほどの階段がある

・空き家を潰した更地。バス停は近いけど、区画が広いので高い?

 

「売」の看板が出ていないけど、明らかに誰も住んでいない空き家

1002ほどの一軒家。バス停まで30mなのに。(いろいろ事情が・・#)

1902ほどの一軒家でバス停が近いが坂がある。高齢の夫婦が住んでいて、いつもジープが止まっていた。このままでは、若い人には価格が高いし、高齢者にはきつい場所かも?

 

(いろいろ事情が・・#)

20年前くらいになるけど、ここにはおばあさんと知的障害らしき(確認したわけでは無いので)30歳くらいの男の子が住んでいた。おばあさんは男の子に付き添ってバス停まで来ていた。その後、おばあさんを見かけなくなったので、亡くなられたのかな? 男の子はどうしているのやら。家はツタが壁を這っています。


こんな場所に新築?

 

こんなに空き家が増えているのに、新しい家が建っている。

・畑を潰して新しい家が建った

10分くらい歩いたところにある北向き斜面の中腹で、バス停は遠く、不便な場所。農家に金が必要になったのかな? 

こんな場所に?

片側1車線の幹線道路と約10m幅の小川に挟まれた狭い場所に建築中。ここには古い日本家屋が建っていたが、いつのまにか壊した。この幹線道路は通行量が多いし、結構渋滞するので住むのは大変かも。唯一の利点は、駅まで歩いて5分くらい。

 

人間て無駄なことをしているなと思うし、矛盾を感じる。

 

2019.08.29

 

 


花見の境界

2019年04月07日 | まち歩き

桜が咲いたと思ったら、薄ら寒い日と暖かい日が交互にやって来る。TVでは「天気がおかしい」という人もいるけど、毎年こんな感じですよ。もうお忘れですか。花見に出かけた夜が寒くて「もう1枚着て来たら良かった」と思う年が結構ある。暖かくて、あっという間に桜が散った年もたまにあるけど。だいたい、暖かった冬の春は、寒い日が多い。

 

ところで、先日じいさん三人のたわいもない話が聞こえてきた。

「町田の恩田川沿いの桜は目黒川よりきれいだし、混んでいない」「知られていないので、露店は出ていないし、ライトアップもない」「それでも一回見る価値はある」「最寄り駅は田園都市線の「つくし野」駅で、駅前から恩田川まで桜並木が続いている」

 

「町田の恩田川沿いの桜」がきれいなんて聞いたことが無い。恩田川というのは、汚いことで有名(今も汚いのか定かではない)だった鶴見川の支流で、町田市の市街地を流れている。地図で見ると、「町田の恩田川」の最寄り駅は「つくし野」駅より、JR横浜線の「成瀬」駅の方が近そう。

 

それで、用事の帰りに時間があったので、夕方に「成瀬」駅で下車して駅前の道を歩くことにした。下って登ってまた下ること約1015分、やっと橋が見えて来た。途中神奈中バスとすれ違ったので、バスも利用出来そう。橋の上に数人。やっと着いた。

 

ここら辺の恩田川は、目黒川の川幅の1.5倍くらいはありそう。その両脇に遊歩道があり、そこに桜が植えられている。こんな感じ。

 

 

上流に向かって歩くのは疲れそうなので、下流(横浜市側)に向かって歩く。少し下流はこんな感じ。

 

 

さらに20分くらい歩くと、横浜市になり、桜は一本もなかった。ハッキリしているなあ。確かに桜がきれいだけど歩き疲れた。駅から遠いのが難。目黒川に行ったことはあるけど、桜の季節ではなかったので、「目黒川よりきれい」かどうか、私は未確認です。

 

2019.04.07

 

 


最近流行るもの、24時間フィットネス

2019年02月21日 | まち歩き

この横浜の山の中で、数年前にどんどん出来たのは、処方箋を扱う薬局があるドラッグストア。過当競争と思うほど出来たが、これらのドラッグストアは潰れていない。薬は儲かるからな。中規模のドラッグストアは、一角に生鮮食品を置いて、ミニスーパーのように進化?しているけど。

 

ドラッグストアの新規出店が落ち着いて、最近どんどん新規出店しているは、24時間フィットネス。従来型のフィットネス(スポーツクラブなどの呼び方があるが、ここではフィットネスにしておきます)は、プールや風呂・サウナ、マシンジム、スタジオなど一通り揃っているが、最近できた24時間フィットネスはプールや風呂・サウナが無く、シャワーはあったり、無かったり。これら新規出店の24時間フィットネスは、中古のビルを改装しているので、大きな設備変更は金がかかるので、やらない。

 

こういうフィットネスは、出店時にマシンなどに若干の設備投資は必要だけど、設置後はほぼ賃料と人件費と電気代だけ。確かにお手軽に開業できる。

 

この横浜の山の中には従来型フィットネスが周辺に4か所もある。それに加えて、マシンジムだけの女性専用フィットネスが1か所(有名チェーンだったけど、しばらく前に閉店し、違う名前で再開店した)ある。そこに新規に3か所(私が実地に確認した店だけで、未確認の店があるかも)の24時間フィットネスが開店した。これら24時間フィットネスに影響されたのか、従来型フィットネスも24時間営業を始めた。

 

会費を見ると、24時間フィットネスは月数千円程度とそれほど安くない。従来型のフィットネスの正会員(フルに使える)は月1万円以上するが、時間と曜日限定の会員になると月数千円程度で利用できる。

 

こんなに24時間フィットネスが出来て、運動している人がいるのかな?とある24時間フィットネスを昼間に覗くとほとんど人がいない。夜とか深夜にどれだけの人が入っているのか興味があるけど、深夜に覗くと不審者に間違われるので、今は未確認。

 

1年経ったら、24時間フィットネスはどうなっているのか? 興味津々!

 

2019.02.21

 

 


道玄坂にドンキが高層ビル?

2018年08月21日 | まち歩き

先日、ドン・キホーテが渋谷道玄坂に120㍍の高層ビルを建てると発表した。聞いた時の感想は、道玄坂にそんな余裕のある土地があったかな? 詳しく読むと、道玄坂と言っても東急本店の斜め向い側で、ラブホテル街に隣接している場所。そういえば、この付近を通った時、細い道をトラックが出入りしていたし、坂の上のラブホテル街に空き地が出来ていた。しかし、高層ビルとは思わなかった。

 

新聞発表の写真とGoogleマップを見比べてみると、敷地は下図の黄色線部分と黄色点線部分に囲まれた部分かな?と推測します。もしかしたら、黄色線部分だけかも知れない。

  

南側(下側)はラブホテル街に細い道で隣接し、西側も東側も細い路地のような道しかないので、どこかで大通り(東急本店通り)に面しているはずと発表を見直すと、2か所で本店通りに面する設計のようです。一か所はドンキの旧渋谷店だったビルのところ、もう一か所はスーツ・セレクト(ビルの前に閉店のお知らせが貼ってあった)やSMBC信託銀行のビルのあたり。これらのビルを壊して、高層ビルを建築する工事車両を通す通路を確保し、最後に低層のビルを造るのだろうな。

 

(2018.11.05追加)

昨日、久しぶりに渋谷に行くと、「スーツ・セレクト」だった店(地図でオレンジ色の線で囲まれた部分)は「Italian lingerie」という男にとっては艶めかしい店になっていた。ここはドンキの高層ビルの一部では無いようなので訂正します。ドンキの旧渋谷店は既に取り壊されていたが、SMBC信託銀行のビルのあたりはそのままでした。そしてもう一か所、道玄坂と本店通り(最近は文化村通りというらしい、勝手に変えるな!)を結ぶ細い道に面したピンク色の線で囲まれた部分もドンキの高層ビルの一部のようです。(追加ここまで)

 

 しかし、よくこんなディープな渋谷の一角に高層ビルを建てるよなと思う。星野リゾートが大阪の新今宮駅前にホテルを建てるようなものかな?

ところで、ドンキは業績が良いらしいけど何でかな? 商品はそんなに安いわけでも無いし、商品の質は普通だし。特徴ある商品はアダルトグッズくらいかな? 渋谷店は人が多いけど、うちの近くの店はそれほど多いように思わない。不思議だね?

 

2018.08.21

 

 


日本のドコモのシェア自転車

2017年10月17日 | まち歩き

ここで言う「シェア自転車」とは、自転車屋に行って手続して自転車を借りるシステムではなく、街中に止められた自転車をスマホなどで操作して借りるシステムのことです。

 

中国における「シェア自転車」は、下記の3件のブログに書いています。

 

2017年08月21日の「中国で流行りのシェア自転車の疑問

このブログでは、「乗り捨て自由」の意味を取り違えました。

 

2017年09月23日 の「中国では「まさか」が起きる~シェア自転車を再び検証する~

ネット上で捜した十数件の記事から、おおよその現状がわかってきました。現地で調査したのではありません。悪しからず。

 

2017年10月02日の「中国のシェア自転車には裏があった

シェア自転車を移動して再配置するのは、人海戦術です。すごい!

 

これらのブログの結論は、この中国「シェア自転車」のシステムは中国でしかありえない!

 

日本のドコモのシェア自転車

 

10月初めの平日の夕方、神田駅近くを歩いていると、ドコモのシェア自転車を駐輪している場所を2か所、偶然に見つけました。話には聞いていたが、見るのは初めて。場所はNTT神田のビルの軒先と、より神田駅に近いビルとビルの間の空き地の2か所。

 

ドコモのシェア自転車は、下の写真のように赤い電動アシスト自転車で、サドルの後ろに操作盤が付いています。

 

 

NTT神田のビルの軒先に設置してあるシェア自転車は、ほとんどの自転車が出払っていて、残っているのは2~3台。Googleマップから軒先の写真を載せます。

 

NTT神田のビルより神田駅に近いビルとビルの間の空き地にも、シェア自転車が十数台並んでいました。こちらは、駅に近いせいか、備え付けのラックの数以上の自転車で溢れていた。しばらく見ていると、夕方なのか返却する人が2~3人(観光客風?)自転車に乗ってやってきた。

(ビルとビルの間の空き地に並ぶシェア自転車の写真を撮っていなかったので、Googleマップで捜したらまだ家屋が建っていた。最近空き地になったようです)

 

この短時間しかその場にいませんでしたが、ここのシェア自転車は結構使われていた。ドコモのシェア自転車のホームページは下記ですが、東京の一部の区と、それ以外の地域に分かれているので注意してください。下記URLは千代田区(千代田区だけで、指定駐輪場所が70か所以上あった)のもの。

http://docomo-cycle.jp/chiyoda/

 

登録方法や借りる時・返却する時の方法が動画で紹介されているが、これが私にとって複雑! 若い人にとって容易なのかもしれません。興味ある方は、上記URLをクリックして、動画をみてください。

 

シェア自転車の仕様

 

下表は中国のシェア自転車大手2社とドコモの自転車の仕様をまとめたものです。

(2017.10.18 表を見やすくし、モバイクの札幌の事業を付け加えました)

(注)上記ドコモの自転車の仕様は、東京都内の仕様です。例えば、使用料金のプラン・金額は東京以外の各地で異なり、1日や半日プランしかないところもある。

 

ドコモのシェア自転車は日本の普通の自転車です。返却は指定の駐輪場所と書いてあるので、指定の駐輪場所なら(借りた駐輪場所でなくても)どこでも返却できるようです。保証金はどこにも書いていないので、不要なようです。

 

気になったのは、保険は自分と相手のケガが対象であって、自転車の盗難や撤去された場合は保険の対象外なこと。違法駐車して撤去された場合は実費を請求されるし、盗難も実費を請求される場合があると書いてある。

 

使用料金の比較

 

使用料金を比較します。札幌で始まった中国シェア自転車大手の「モバイク」は、30分50円(キャンペーン期間中)なので、これが継続し東京でも同じ料金と仮定すると、ドコモ(初めの30分は150円、その後は30分100円)は「モバイク」の約2倍と高い。

(注)東京区部のドコモのシェア自転車は数種類の料金プランがあり、上記の計算はそのうちの一つのプランです。

 

もっとも、「モバイク」が東京区部でも商売を始めた場合、札幌の30分50円(キャンペーン期間中)の料金よりも高くなると思う。そうなると、電動アシスト自転車で保険も付いているドコモの自転車との実質的な料金の差は無くなる。

 

そのモバイクも、中国本土の使用料金は30分16円なので、札幌の30分50円は大幅に高い。

 

最後に、どれくらい儲かるか、計算してみます。

ドコモのシェア自転車を半日の4時間借りると、150+100×7=850円。日本のレンタサイクルと比べると標準的な相場か、若干安いでしょうか。これが30日続くとすると、850円×30日=25500円が1台の一カ月の売り上げ。自転車の原価償却とメンテ代(バッテリー交換やタイヤの空気補充、パンク修理など)を考えても、これは儲かりそう。

 

気になる点はあるが、このドコモのシェア自転車は観光客には便利かもしれない。東京の人なら、最適な経路を考えて、電車と軽い徒歩でどこでも行けるので、シェア自転車を使うかどうか? 東京の人がビジネスで使う場合、自転車を自分で購入した方が安くて便利だと思うが、シェア自転車はメンテが不要というメリットがある。どちらが良いのかな?

 

ドコモのシェア自転車のホームページをみると、千代田区だけで駐輪場所が70か所以上もある。ということは、利用者が多いということでしょう。さらに増えるかどうか?

 

2017.10.17

 

2017.10.19 (一言追加)

雪が積もると自転車は使えないので、札幌では冬季の営業はできない。そうなると、料金は割高になるかもしれません。