「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「あれから3年」

2023年07月03日 | ニュース・世相

             
                     7/3 16時現在の雨雲 

2020年7月の熊本豪雨、九州5県合わせて81人にのぼる死者・行方不明者の追悼式が営まれた。
あれから3年、今年の7月もあの時とほぼ同じ規模の猛烈な豪雨が、山口県・九州・四国を中心に襲った。
3年前に耳に焼き付くほど何度も地名を耳にした熊本県上益城郡益城町。今年も再びその町の名前を何度も耳にしている。3年前ほどの大惨事に至らなければいいがと祈っている。

そんな益城町に、2023年7月3日 1時25分に2回目 「気象警報」発令。
次いで 7時20分には避難場所開設 「避難指示」発令。
そして 9時40分には「土砂災害警戒情報」発令。
さらに 12時15分には「記録的短時間大雨情報」発令。このように次から次に発令される気象警報。

まだ記憶に新しい3年前の体験を踏まえてはいても、どんな思いで受け入れ、避難準備に取り掛かっただろうか。
これほどの厳しい局面に立たされていない者にとっては「さぞかし」と想像の域を出ないが、如何ばかりであったろうか。
兎に角命を守る行動、自分の身も家族の身も安全な場所への移動など、計り知れない努力をされたことだと思う。

16時現在の雨雲を見てもまだまだ予断を許さない危険な状況。少しでも早い時間に雲が動いて、災害をもたらす最悪の状況から脱して欲しいと祈るばかりである。
1年に1度や2度は必ずと言っていいほど、大雨・大風が通り抜ける地形が存在する。そのたびに生活インフラや交通インフラが脅かされる。復旧に莫大な時間と資金を要する。お気の毒に思うことしきりであるが、自然の猛威に抗えない人間の弱さを目の当たりにする。
その一方で、時間はかかっても必ずや復興を遂げ、不便を我慢して乗り越えた人たちのご苦労に応える姿はある、と信じたい。


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