河原を埋め尽くした濁流が、錦帯橋の橋げたに迫る勢いで 7/1 17時30分
全国ネットテレビのテロップに、九州方面と山口県がひっきりなしに流されるほどの大雨が降った。
この耳にも一晩中雨音が途切れなかったのはいつ以来であろうか。カミナリさんも一晩中ピカッ!ゴロゴロ!久しぶりの感覚であり、それほどの不気味さを覚える大量の雨であった。
九州一帯から山口県中央部を南北に走る線状降水帯。我が住む町はその直下をわずかに外れた瀬戸内海沿岸。洪水や氾濫、土砂災害の直接被害は免れた。
心配された錦帯橋下の濁流も、観光バスなどの駐車場に使われる河原は完全に埋め尽くされたが、錦帯橋橋げたまでは届かない水量で一安心。
その錦帯橋川下にある米軍基地の三角州を挟むように流れる2本の川。1本は市の中心部を流れていて、今1本は岩国市のベッドタウン的な住宅街を流れている。どちらが氾濫しても大変なことになる。どちらも、危険水位には達したが、大事に至らなくて助かった。
こういった災害が予想されるときのスマホは実に有難いものである。警報や注意報、降雨量やダム情報、避難準備などの情報が鳴りっぱなし。事前の準備・心の準備と言う点では大いなる味方である。しかも、遠い親戚やお友だちから気遣いのラインや電話が入る。こちらも心強い。
中には、錦帯橋鵜飼い用の屋形船が流されなかった? などのご心配も頂く。そいえば夏の間、錦帯橋上流側では夏の風物詩鵜飼いが催されている。
再開も間もなくであろうが、たとえ再開されても今年ばかりは鵜飼いなどの気分にはなれない。山口県下でも塗炭の苦しみを味わっておられる被災者も多いことだ。先ずはそういった被災者の復旧を願うのが一番である。
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