2023.11.23 勤労感謝の日、下界を見下ろす朝の雲
11月23日「勤労感謝の日」。若かったころは「お父さん、いつもお仕事ご苦労さま」とか言われる日という時代もあった。
「お仕事ご苦労さま」なんて言われるかたわら、働けど働けど我が暮らし楽にならざりじっと手を見る そんな心境でもあった、が、精一杯働いた。
今じゃ働かないサンデー毎日。ご苦労さまなんて言ってもらえるわけもない日々である。
それどころか、薬飲めど点滴すれど我が病楽にならざりそれとなく空を眺める。ア~ア・・・。長引く帯状疱疹後遺症に悩まされる朝、窓を開け放ったとたんに目に入った初冬の雲の流れ。そっか~、初冬と言うよりも晩秋と言う方が似合う、暖かい勤労感謝の日の朝の雲はこんな表情なのか。思わずパチリ。秋のうろこ雲が冬に向かうためにエネルギーを蓄えたかのように成長して力強さを感じさせた。
そしてすぐに起きるのではなくて、白内障の疑いがあって眼科医から処方された点眼液を毎朝1滴左目に落として1分間軽く押さえる。そんな安静時間を経てやっとこさ布団をはねのける。予定はあるが急ぐこともなし、ゆっくりの朝飯・ゆっくり新聞の活字を追う。
この頃では、勤労で生活を支えるための感謝ではなく、この年でも、ボランティアと言う名の勤労をさせて頂けることに感謝する日でもある。
「勤労感謝の日」も年齢によってさまざまに変化するんだね~。
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