「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「やがて咲きそろう日が」

2021年05月28日 | カープ一喜一憂

                                                                       
                        未だ咲きそろってはいない我が家のアジサイ

今までにないたくさんの花を付けた庭のアジサイ「墨田の花火」。
完全に咲きそろったわけではないが、その華やかな雰囲気は、やがて満開の見事さを予感させる。
今年の早めの梅雨入りに合わせるかのように、先を競って咲く様子は世の中の憂さを一瞬忘れさせる。

コロナ感染者続出の我らが広島カープ。今年はもうカープの野球は見られんのじゃないか、と心配した。そのカープが、なんとか員数を合わせて、他チームより2試合遅れの交流戦に入った。昨夜が西部ライオンズとの一戦。4対0の劣勢を、若い若いハツラツとした選手の躍動で同点引き分けに持ち込んだ。要するに初戦を負けなかったということ。この場合の引き分けは俄然力が湧いてくるドローである。

続く今日から千葉ロッテ戦。元々交流戦は得意ではないカープ。気持ちのどこかで「雨が降ってくれれば負けないのに」と消極的な応援団に成り下がっていた。雨は降らず、定刻にいざ試合開始。先発は矢崎。「そういえばこんな名前の投手もいたね~」といった程度。案の定1回にいきなりツーランホームランを献上。コロナ陽性事件以前ならこの時点で今夜の負けは決まっていた。ところがだ。

盲目ヘビに怖じず、と言うか、負けて元々という若いカープの先発顔ぶれ。二軍から上がってきて「ヨッシャー」やる気剥き出しの控え選手は怖い。宇草がメヒアが中村奬成が塁上を駆け回る。ついにこのメンバーで10点取った。もちろん若手にお尻を叩かれたベテラン松山が4打点。一気に主役に。
出来れば今しばらくこの状態で戦わせてやりたい。特に交流戦は、互いに知り尽くしていない選手同士。純粋な力と力の勝負になる。これは新鮮味がある。

もちろんコロナ禍の中には羽月・大森などフレッシュ若手もいるが、兎に角ベテランに少しお休みを上げていい。負けて元々の交流戦。若手の底上げを図るチャンスではないのか。そして監督・首脳陣も、若手の選手なら気を遣わずに交代の采配が振れるのではないか。なんかしら首脳陣が選手の顔色伺っているのでは、などとは言わないが、思い切った采配でハツラツ野球を見せて欲しい。

やがて花開く我が家のアジサイの如く、今はポツポツでも、周囲からしっかり褒めてやればさらにきれいに、いっぱいの花を咲かせるに違いない。コロナ禍は不幸だが、不幸を転じて福となすことだってあってもいいのではないか。やっぱり、ガンバレカープなのだ。

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