「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「エール!」

2020年11月27日 | つれづれ噺

                  

天気予報では、今夜あたりから本格的な寒さが訪れるという。
コロナ対策でのマスク着用・手洗い励行などの習慣化によって、この冬のインフルエンザ発症率は低い傾向にあるそうだ。それでも、コロナ感染者数は今も連日のように最高記録を更新中。寒さに強いと言われるコロナウイルスとの対峙は、これからの季節が正念場でもある。

そんな寒さに向かう折り、庭のサザンカが艶やかに咲き始めた。寒さがあまり好きでない小生に「寒さに負けるな!」とエールを送ってくれているようだ。
エールと言えば、NHK朝ドラとして親しまれている連続テレビ小説のタイトルが、文字通り「エール」であった。言うまでもなく、福島県出身の高名作曲家「古関裕而」とその妻の奮闘物語である。

今年4月から放送開始。9月末までの6か月間の予定でスタートした。思いもかけないコロナ騒動により、感染拡大防止のため約3か月間撮影ができなくなったことは、ご承知の通り。そんなアクシデントにもめげず、およそ2週間、10話分を削ったが、なんとか撮影再開にこぎつけ、放送期間を延長。今日11月27日放送分で完結した。

遠い昔から耳に馴染んだ数々の流行歌や軍歌が聞こえる懐かしさもあって、朝ドラにしてはけっこう真面目に観たような気がする。
「船頭かわいや」「高原列車は行く」「暁に祈る」「若鷲の歌」「イヨマンテの夜」Etc。中でも、聞くたびに胸が熱くなるのは、あの高校球児が胸躍らせて白球を追う、甲子園大会入場行進曲「栄冠は君に輝く」である。

演奏を聞くだけでも胸の奥がリズムを刻むあの躍動感。それがこのたびのドラマの中で素敵な詩を何度か聞かせてもらった。これには感動した。高校球児にエールを贈るだけでなく、まさに世の人々の胸に熱いものを込み上げさせる名曲名歌詩である。コロナに阻まれ放送中断を余儀なくされたが、沈み込む話ばかりの令和2年に一筋の光明をもたらした・・・などと言えばちょっと大袈裟かな。
そんなエールも今日で終わった。また気持ちを新たに明日から。

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