「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「風物詩」

2023年06月11日 | 風物詩

                            

中学3年生の野球部員にとっては、最後の公式大会ともなる夏季山口県大会の岩国市予選を戦っている。
我が孫君はまだ2年生なので来年もまだ楽しみが残されてはいるものの、2年生ながら今日の予選もスタメン出場で、3年生に贈るべく県大会切符をかけて必死にボールを追いバットを振っている。岩国市の端っこにある大きなグラウンドのため、8時30分からの試合開始に向けて7時40分には家を出た。

その甲斐あって一次予選を順調に突破する試合を見せてもらった帰り道、久しぶりに同級生の家に寄ってみた。
まさしく日本の6月の風物詩、水面から顔だけを出した早苗が風に揺れている。昨日田植えを終えたばかりの家の前の田んぼで、彼は田植え機では行き届かない部分を手で植える作業をしていた。その作業姿を見てまずは一安心。

5年前に肺の病が見つかって以来、様々な治療や検査に明け暮れて大きな笑い声で話し合う貴重な時間を忘れかけていた。
「お~元気そうじゃねー」「久しぶり、変わりはないかー」から始まった立ち話は久しぶりだけに弾む弾む。地下足袋に濡れた手で身振り手振りしながら、思い出話から同級生の近況など話題は広がる。

植えたばかりの田んぼの縁にたった二輪ではあるがきれいなピンクの花が咲いている。「こりゃなんという花?」「なんかよーわからんが、球根で広がるんよ」といいながらすぐに掘り起こして土産に持って帰らせた。花の名前は今の朝ドラ「らんまん」に任せるとしよう。

彼の病も来月には丸5年の経過観察の満期を迎える、と嬉しそうに笑う。「そうだよねー、元気で長生きしないとねー意味がないよねー」考えることは似たり寄ったり、そりゃそうだ同級生だもの。風物詩の早苗がこっちを見て穏やかに笑っているような半日を過ごした。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「汗の季節!」 | トップ | 「今こそ、菖蒲園!」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

風物詩」カテゴリの最新記事