「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「年越し準備 その3」

2022年12月23日 | 健康イチバン!

              

❝ もーいくつ寝ると お正月~ ❞ 暮れも押し迫ってくると「そうだ、あの人はどうしてるんだろう」とか「今年は音信が途絶えたが、どうしとるんかねー」などとふと頭に浮かぶ人がいるもんだ。今どきは手紙を書かなくても、通信の手段や音信を直接訪ねる方法はいくつかある。
やはり手っ取り早いのと、確実に相手の返事と状況が読み取れる点では、電話に勝るものはない。
増して、簡単スマホのかけ放題契約だと、遠距離だろうが近距離だろうが料金のかさむ心配がない。気楽に相手に合わせて長話できるのがいい。

今日の電話先は思いも寄らぬ神戸であった。地元に生まれ地元以外に出たことのない、4つ先輩のお人である。暇に任せて電話で話し相手をさせられていたのに、この半年は全くの音沙汰なし。「何かあったかな?」と不安がよぎるので、年内に一度確かな消息を訊いておきたいという単純な思いで、電話帳の番号に電話したら、神戸にいるとのこと。不安が見事に当たった。

有能な事務職として長年勤め上げた実績は、自他共に許すキャリヤウーマンであった。良縁に恵まれず独身を通し、母親を失って以降実家にお一人様暮らしとなっていた。今年に入って病気が顕著になり、神戸在住の甥夫婦の世話でそちらのしかるべき病院に入院中だという本人の説明を今日聞かされた。

そっか~、あれほどに頭脳明晰で生き字引と評判の人でさえ、病に冒され、気楽なひとり暮らしも出来なくなり、住み慣れた地元を離れて遠い見知らぬ土地で、見知らぬ病院での生活になるのか。老いとは、避けて通れない一本道ではあるが残酷なものだね~と侘しい感慨に襲われている。

本人からは病院という説明だからそう信じてはいるが、おそらくか介護施設への入所だろうと思っている。要するに本人は何が何だか判らないまま、今の境遇になってしまったと言うことなのだろう。やがて行く道、笑えないが、彼女の過去を知っているだけに哀れと言うも愚かなり・・・。

健康を保ちたいとあれこれ努力はしているものの、結末は誰にも分からない。
兎に角、今を健康に、今を元気に生きること。風邪など引いておられようか。
年越し準備その3のお粗末でした。

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