3年間のコロナ禍休みを乗り越えて、4年振りに地域の体育祭が開かれた。
私の住む地域は総人口11000人余を擁する、この田舎にしてはジャンボ地域と言われるほど大きい。その地域を5色に別れて優勝旗を賭けて競技を楽しむ。中学校の運動場には、朝早くから楽しみに駆けつける応援団が陣取る。お酒はご法度だがそれ以外の飲み物食べ物はどうぞご自由に。
特に小学生にとっては、自分も参加するが親や兄弟も一緒に参加して楽しめるのがこの自治会体育祭である。学校の運動会とは少し趣が違って魅力があるようで、非常に張り切っている。パン食い競争にも積極的である。
パンク食い競争にダッシュする小学生たち。
必死にパンに食らいついたパンが賞品として頂ける。
そして、地域が一つになって応援に力が入る綱引き大会。小学生女子を3チーム編成して力比べ。これがなかなか、リキが入るのよ(笑)
学年に関係なく一つの集団を作って、顔なじみが連携して綱を引く。見ものである。
ただ残念なのは、過去3年間のコロナ禍休みが祟ってチームを組めない地域も出てきてしまった。
「もうやりたくない」「選手を集めるのが大変」などと負の意見が大勢を占め、結局参加しないことになって5色のチームのはずが4色となってしまった。確かに少子高齢化はこんなところに大きな影を落としている。
ただこれからは、30年この方続けて来たプログラムを何が何でも死守ではなく、人口分布に応じたゆるやかな遊び楽しめる、自治会上げての秋のお花見風情といった、老若男女誰でも参加して、競技に出なくても観ているだけで楽しめる「自治会運動会」にするための知恵と工夫に期待したい。
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