マツダスタジアムの顔と、入場者の賑わい
コロナ騒ぎの中ではあるが、チケットが手に入りさえすれば是が非でも行ってみたいと思っていた、オラがカープの公式戦。
本来なら5月半ばに行く予定にしていたのが、開幕が遅れ、無観客で始まり、ここにきてやっとこさ5000人までの収容OKとなった。
そんな折、内野指定席券が手に入った。なにはともあれ行かねばならぬ。チケットは2枚。どなたにご一緒願おうか迷った。
小5の孫君か?長いお付き合いの友か? いずれにしてもコロナ感染リスクを背負ってのプロ野球観戦。ここはひとつ、最悪の場合を考慮すると、家族以外をお誘いするのは精神衛生上よくない、と判断。何年振りかの夫婦観戦に落ち着いた。
目の前で躍動する選手 試合開始前、国旗掲揚・国歌吹奏
年間指定席券を拝借しての観戦ゆえ、座席は指定されている。但し、コロナ影響で昨年までとは座席の位置が異なる。入場口も昨年までとは違う。
広島駅から歩いてまっすぐ。レフト外野側から入場するのが最も近い。ところが今回は、蜜を避けるために分散入場との制約で、遠回りも遠回り、正面入り口から1塁側に向かって階段を上る。ここにもコロナ対策の厳しい対応がうかがえる。逆らうことなくすべて係員の言いなり。
やっとこさ指定席に到着。ここでも蜜を避けるため、たとえ夫婦であっても一席分開けて座るという徹底ぶり。
目の前で知った選手が、試合前のキャッチボールなど躍動する姿がまばゆい。試合前の国旗掲揚と国家吹奏。いよいよ試合開始。
思いがけないスタメン発表 久しぶりにカープが圧倒的なスコアを見せる(阪神ファンさんごめんなさい)
場内アナウンスも「マスクの正しい着用を」「ファールボールは追いかけない」「大声での応援はご遠慮ください」と、耳にタコができそうなくらいことあるごとに流される。でもこれは、現在の世界情勢であり、日本の置かれた厳しい状況の中で至極当然のことであり、普通のこととして受け止める。
その分、安心してプロ野球の観戦ができる有難味が大きくなる。
そんな中でも、前半からカープの躍動が目立つ。鈴木誠也・菊池涼介のレギュラー二人を休ませた異常なスタメンが、打ち、かつ走る。
胸のすく試合を堪能させてくれた。
横からの眺めは結構密に見えるが、普段の6分の1に満たない少人数観客。左:ネット裏 右:ライト側内野と外野。
どんなチャンスであろうとも、どんな活躍をしようとも、拍手のみの静かな声援。トランペットに大太鼓、それに統制の取れた大応援、大声援。それが当たり前の風景であった。だがそんなものは一切ない野球が物足りない気分は確かにある。その代わり、投手の球を受けるキャッチャーミットの音。バットから弾き飛ばされる生の打球音。これぞ野球の醍醐味。これはこれで貴重な体験である。
久しぶりに堪能したプロ野球観戦。楽しさの奥に迫るコロナ感染の不気味さ。但しこちらはナイターとはいえ「夜の街の危険」とはわけが違う。
しばらくはこの状態が続くのだ。身の程をわきまえ、感染対策と上手に付き合い、自分を守り、大切な人を守る行動。そんな身の処し方の大切さを改めて痛感したプロ野球観戦であった。
しかも、内野席で選手が目の前にだなんて羨ましいな。
コロナ対策バッチリの球場側と、奥様との観戦と決め込んだ対策バッチリの観戦だったのですね。
普段叶わない、音や声を聞くことができたのも良い経験でしたね。
新人君たちの頑張りを生で見ることができた貴重な一日になりましたね。
よ~し、この調子でカープこれから勝ちが多い試合に期待しますよ。。。
そんな願いをことごとく叶えてくれた試合だったようです。運がよかった!の一言!!
誰を誘うのも気が引ける今の野球観戦。
大勢の集まりですから、原因など作ったら大変。ひたすら縮こまって、マスク着用、飲食も短めに。
場内アナウンスに従うお行儀のよい観戦でした。
試合終了まで見た人は、終了後すぐに席を立ってはいけない。帰りの密を防ぐために、少しずつ場所を変えて分散帰路を球団側が決めるという徹底ぶり。
試合終了を待たずに、ちょっと早めに席を立ち、最短コースを歩いて駅へ。グー!でした。