❝ 秋茄子の ぷっちり不揃い 母の籠 ❞ 倉田 たへ子
煮ても焼いても、味噌田楽にしても 酢の物にしても美味しい茄子。特に秋の茄子は美味い。「秋茄子は嫁に食わすな」と云われるほどだ。
ところでこの、身が引き締まって美味しい旬の茄子を「嫁に食わすな」とはいったいどういうこと?。
一つには、「こんな美味しいものを、憎らしい嫁になど食わせてやるものか」という『嫁いびり説』。
二つ目は、「茄子は体を冷やすから、大事な嫁が体を壊してはいけない」という『嫁思いやり説』。 さらに今ひとつyattaro-流に付け加えると、
三つ目は、「秋の茄子は灰汁(あく)が強いので嫁に食べさせず、いつまでも灰汁の強くない可愛い嫁でいてね」という『哀願説』である。 さてあなたのお宅では、どちらかな??
ま、いずれにしても秋と言う季節と女性との深いつながりは、色んな言い回しで表現されている。
代表格が「女心と掛けまして、秋の空と解きます」その心は、どちらも急に変わりやすい。などと言われていますね~。私が勝手な説を述べているわけではありませぬ。世間一般の話ですよ。セクハラだのパワハラだの、ややこしい話に発展させないように、笑って許して!!
現代では、それも言うなら「男心と秋の空」かも。秋初めの昨日、いきなり総理大臣を辞めてコロナ対策に専念するというビッグニュースが流れた。
もちろん、一日も早いコロナの終息。経済活動の復活。安らぎある国民生活、等々。努力して頂かなければならないことが山積み。しかも衆院議員の任期切れなど、政局混迷の中で旗振り役が交代する政変劇。
あ~あ、この先どんな秋の空になるのだろう。
『総理大臣辞任』というニュースが流れたとたんに、新たな総理大臣による経済政策に期待して、株価が一気に高騰する始末。これを見ても、やはり任期1年で交代する宿命をもって、コロナ禍真っ最中の総理大臣就任であったのかも。その点ではお気の毒な人でもある。さて次なるリーダーはどんな人か、どんな期待をかけるのか。我々国民も、秋の空に倣って変わり身の早さで気持ちを変えて、新たな流れに乗るしかない。これって、積極的なの?それとも投げやり的なの?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます