「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「平成の怪物」

2019年03月23日 | ニュース・世相

                

平成と言う一時代を、常に衆目を集めながらも、完全に己の道を貫き通し、駆け抜けた怪物。イチローと言う男。数え上げればキリがないほどの栄光を背負ったまま、惜しみない怒涛の声援の中を静かに去って行ったプロ野球選手。

プロ野球生活28年。45歳。気持ちの中では50歳の現役を目標にしていたような。
そのために、小さなことでも自分にできる努力を惜しまなかった彼にとって、唯一逃した目標が50歳現役というとてつもない一大事なのだから、我々凡人が何をかいわんやである。

日米通算4367本のヒット。もちろんホームランも三塁打も二塁打もたくさん含まれている。
日本人初のメジャーリーグ野球殿堂入りがほぼ約束され、日本では国民栄誉賞が決まりそうである。
それらの成績による数々の勲章もさることながら、彼のひたむきな努力の裏に秘められた数々の理論が実に面白い。テレビなどでイチロー談話やインタビューがあると聞くと、何は置いても目を耳を傾けた。真剣に。

「後悔などあろうはずがありません。自分なりに頑張ってきたということははっきり言える。重ねることでしか、後悔を生まないということはできないのではないかと思う」。
これが怪物イチローの引退会見の出だしの名言である。
後悔を生まないために、繰り返し繰り返し重ね、積み上げて目標に近づける。この努力が彼には出来た。

他の人にはなかなか真似のできない至難の業であろう。
何かを目指す人間にとって、欠くべからざる心得と聴いた。身近に野球少年を目指す9歳がいる。
もう少したって、理屈ではなく躰で理解できる時が来たら、一方的ではなく二人でじっくり話をしてみたい。

そんな平成を駆け抜けた怪物、イチロー選手、お疲れ様。もっともっと多くのイチロー語録を聞かせて欲しいものだ。 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「胸弾む3月!!」 | トップ | 「黄色く萌えて」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ニュース・世相」カテゴリの最新記事