7月の台風としては、これまでに経験したことのない大型台風。
これまでに経験したことのない大雨。これらの現象に、気象庁は特別警報を発して、日本列島に警戒を呼び掛けた。
台風のお決まりのコースと言っては失礼であるが、今回の台風8号も、宮古島・沖縄本島、奄美地方を暴風域に巻き込みながら北上を続けてきた。
毎年のように、数回の台風に襲われる地方の方にはお気の毒で仕方がない。
時悪しくも、梅雨前線と台風が重なって、低気圧が益々発展していったようだ。
台風の通り道では、大きな被害が報じられているが、台風とは遠く離れた地域でも、大雨による土石流発生など、悲惨な映像が流されると胸が痛む。高齢者や、高校生などが犠牲になっている。
こちらでも台風襲来を見越して、予定していた納涼行事を中止にした。
当たり前と言えば当たり前のこと。そんなことで不満を言っていたら、台風被災地の方からひんしゅくを買うに違いない。
それにしてもこの台風。何故にあそこまで、すなわち九州南の海上まで来たところで、日本列島に向かって曲がるのか。
まるで鹿児島や四国地方に親戚か親しい友人がいるかのごとく、ほぼ直角に右に進路を変える。
何故あのまま直線で北上しないのか。言っても詮無きことながら、いっつもこのようなコースをたどると、愚痴の一つも言いたくなろうというもの。
韓国と中国が結託して、日本たたきに熱中しているあちらの方面に北上すればいいのに・・・などと思ってはいけない。
それでは、日本人の教養も謙譲の美徳も、孔子や孟子に教わった儒学も台無しになってしまう。
それにしては、今の中国に、かつての孔子や孟子さんの教えが生きているならば、我が国もここまでかたくなに自己防衛に腐心しなくてもよかったのかも。集団的自衛権も考えなくてよかったのかも。でも今は違うような気がする。
台風よ、梅雨前線よ、進路変更は仕方がない。でもあちこちに大きな爪痕を残さないように頼みますよ。
ところが、予定時刻の夕方には晴れているではありませんか。
「もお~」と残念がりましたが、しかし、冷静に考えてみると、被害に遭われた方もいると言うのに、こんなことであれこれ言っては、申し訳ないと思えて来たのでした。
本当にあちこちに大きな爪痕を残さないことを祈るばかりです。
でも、多くの地方で大きな被害を残しました。
いやな季節ですね~。
降らず、吹かずの台風8号でした。
それもこの地方が特別なだけで、あちこち大変な被害でしたね。
無事通り過ぎたら万々歳と、感謝ですね。