「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「書くべからざるブログ!」

2020年03月05日 | 趣味・・エッセイ

                                         

書こうか書くまいか、書きたいけど辞めようか、我が家に咲いた菜の花で花弁占いを試みた。
「書きたければ書けばいいんじゃない」「悪いことしたわけじゃないよ」という結果が出たわけではないが、やはり事実を書き残す「勝手日記」との思いで、記録を残そう。
「自慢話などまっぴらごめん」と言われるむきには、これ以上読み進まれないことをお勧めしたい。

実は昨日の午後「ピンポーン」「郵便受けに入らないので手渡しです」と郵便配達員さんの声。
大きな封筒から出て来たのは、紙筒に入れられた賞状、盾、書状など。
本来なら3月14日に山口市の会館で表彰式が行われ、そこで晴れやかにステージに呼ばれ、うやうやしく受けとるはずであった賞状、盾。それが新型コロナウイルスのお陰で、表彰式が中止となり、郵送となってしまった。
なんとも間の悪い話ではある。

趣味の一つとして続いている、毎日新聞はがき随筆という252字の短編エッセイの世界。
昨年1年間の多数の投稿の中から選出される年間賞。その中の一つで、心秘かに狙っていた賞をついに射止めた。
単純に嬉しい。自分の中で今後の励みになる少し大きな、価値ある通過点である。
このはがき随筆の世界は、まさしく高齢者天国そのもの。90歳代、80歳代が主流であり、70歳代が中堅どころ。60歳代以下はまるで若手という、枯れた味、年齢を重ねた故の洒脱、そんな味わいの世界である。

価値感はそれぞれである。判断は読む人の感性にゆだねるとして、今回の受賞作品を。

タイトル『聞かぬが花』 2019、6、1 本紙掲載

「山笑う青葉若葉のすてきな季節に、防災スピーカーから「熊の親子発見、要注意!」の予期せぬ警報が発せられた。
幼稚園や小・中学校が多くある地域だ。「子ども達を守らねば」と色めき立った。
孫君の小学校でも、数日間保護者の送り迎えが義務づけられた。
「母さん、何かあったら大変じゃけー来なくていいよ。その代わり、じいちゃん迎えに来てよ」と彼は言う。
4年生にして、母親はこの世で最も大切な存在であり、看護師という仕事が忙しいことを知っている。
ならばじいちゃんはどうなん。聞かぬが花、言わぬが花。孫君に幸あれ。」

やはり、書かなきゃよかったかな? ま、いいか、これからも臆面もなく書き続けるのだから(笑)

コメント (2)
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