「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「2分の1成人式」

2020年02月06日 | 家族・孫話

         
                   開会宣言をする悠雅君たち

小学校の6年間で、最も問題多しとされる4年生。低学年を終え少し大人びて、でも高学年というほどの意識も薄い割に自我意識が芽生える。そんな宙ぶらりんな年齢が4年生の特徴らしく、小学校の教師も少し注意が必要な学年だという。
幸いなことに、体育会系の三男坊悠雅君は、地元のソフトボールチームの中で揉まれてきたお陰か、特に問題もなく4年生を通過しそうである。特に三学期になってからは、自ら宿題を手掛けるようになり、少し驚いている。

4年生は10歳を迎える。現在の成人式が20歳で行われるのに対して、ちょうど半分に当たることから名付けて「2分の1成人式」が行われた。二人の兄ちゃんの時も、決意表明するというので祖父の立場で学校に出かけた。
今回ももちろん、期待の星の悠雅君が決意表明するとあって、カメラを構える席を確保するため早く出かけた。

先ずは6人が前に出て「開会宣言」。赤い頬っぺを膨らませて大きな声で自分の持ち場をこなした悠雅君。
次いで生年月日の順にステージに上がり、練習に練習を重ねた「自分の名前の由来は・・・」「小さい頃の僕は、私は・・・」「大人になったら〇〇になりたい」と、3つの内容を発表する。最後に「お父さん、お母さん、いつも見守ってくれてありがとう」で締めくくる。肝心な我が孫君の決意は「野球選手になりたいです」であった。応援するからね。

女子の多くはパテシア、介護関連、美容師などが圧倒的。
男の子で一人だけ、「お父さんのようなトラック運転手になるために、体を鍛えています」というのがいた。実に面白いし頼もしい。それぞれの夢に向かって一歩ずつ、休みながらでいい、確実に前へ。人生は長い。

自分の10歳を振り返ると、とてもこんな夢を語るとか、決意を述べるなんてことはなかったし、考えもしなかったように思う。お幼いころの夢はなかったかもしれないが、成長とともに、経済の発展とともに色んな夢を見てきたな~。
大した夢でもなかったのだろうか、おおむね自分の思い通りに生きてきたような。問題ありとすれば、今か??

コメント
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