「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「政権選択2017」

2017年10月23日 | ニュース・世相

                
              21:40 一斉に開票作業開始

安定政権の選択か、1強政治に終止符か、はたまた第三極の台頭か、さまざまな言い方で舌戦を繰り広げた衆議院選挙2017。
慌ただしく始まって、台風22号が日本列島を襲う悪天候の中投票が行われ、やはり、という感じで落ち着くところに落ち着いた。
考えることは大きく変わらないのか、株価が早速250円以上跳ね上がった。

小選挙区の投票率が53.68%で、前回2014年の52.66%を1.02ポイント上回ったものの、戦後2番目の低い水準だったと
総務省は23日発表した。但し、期日前投票は、前回に比べて60%増えて、過去最多を更新したという。
今回から選挙権年齢が18歳に引き下がられた。その分これまでよりは有権者の絶対数が増える。

ということで、新たに選挙権を得た人たちが選挙に関心を持たなければ、投票率はかなり下がるのかな、などと勝手に思っていた。
ところがどっこい、彼らは彼らなりの意思と情勢分析で多くの人が投票所に足を運んだようだ。
特に期日前投票の増大化は、18歳の新選挙権者が大きなウエートを占めているという。

そんなこんな色々あった国政選挙の、地元開票所の開票速報連絡員を依頼された。これで何回目になるだろうか。
市内各投票所から投票箱が集められ、投票用紙が完全にテーブルに乗せられ、投票箱が完全に空であることを選管立会人が確認する。
やっとこさ一斉に開票作業が始まる。20時ちょうどに投票が締め切られて1時間40分後のことになる。

ただその時点では、テレビはもう大半の当選や当確を発表している。
従って、開票速報連絡員とはいっても、実際のところ当選者と落選者の票を確認するための、いわば後追い作業のようなもの。
それでも、新聞テレビなど報道機関は一刻を争い正確な票数を求めるという熱気に包まれてはいる。

先ず小選挙区が確定。次いで比例代表が最後に確定し、選管発表の最終結果を電話連絡して大まかな仕事が終わる。午前0時半を回っている。
不思議と眠気を催さない。やはり仕事と名の付く、任された責任みたいなものを感じるからか。

ここも間違いなく保守王国山口県の一角。対抗馬との競争といったスリルも何もない圧勝の開票が淡々と進む。
そうして出された国民の審判を、さてこれからどうやって舵取りしていくのだろうか。これが問題である。
一票を投じた責任も含めて、これからの政治のありようにシビアに注目と言うところか。いい世の中になることを期待したい。

 

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