「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「思いっきり富士山 Ⅲ」

2014年02月11日 | 旅行・レジャー

           
            一瞬姿を見せて、あっという間に雲隠れ・・・そんな富士山も

おおむね順調であった今回の「富嶽16景を楽しむ旅」も、中には思わぬアクシデントもあったことをここに記しておかなければならないだろう。
いいことずくめで終わったと勘違いされては困るし、2泊3日の間、何も心配事などないほど、人間の世の中甘くはない、ということ。

先ず初日の羽田空港での2時間30分に及ぶ待ちぼうけ。
岩国錦帯橋空港はわずかな遅れで離陸。羽田到着も大きな遅れはなかった。
ところが、山口宇部空港からの便が濃霧による離陸見合わせ。待って待って待ちくたびれること2時間30分。やっと到着、合流して大型観光バスに乗って出発。

45人乗りのバスに25人の乗客。座席は贅沢に使えるおまけつき。それなのに、紳士ぶって決められた座席に陣取り落ち着きはらっていたので、バスの走行とともに最初に見え始めた富士山は右側。こちらの座席は左側。首が痛くなるほど捻じ曲げて富士山を追うが、思うに任せない。

やがて富士白糸の滝に到着。「あっ富士山!」と思ってカメラを構える一瞬のすきに、白い雲は容赦なく富士山を隠す。あきらめかけたとたんにまた一瞬顔を出す。こんな状態の繰り返しが、普通の富士山見学ツアーだと、ガイドさんは平気な顔をしておっしゃる。
それから考えると、その後の行く先々であの絶景を見せてくれたということは、富士山のご機嫌がよほどよかったというラッキーを得た。
これもひょっとしたら、朝の2時間30分の出発遅れが、絶景を楽しませる時間帯を指定してくれたのかもしれない。人間万事塞翁が馬を地で行くような面持ちになった。

韓国・中国の春節、旧正月に当たったため、観光地のすべてに、甲高い声で早口にしゃべる傍若無人とも思える態度に少し眉をひそめるが、あれはあれで楽しんでいるわけで、いさかいを起こしているわけではないからそ~っと見逃す。

そんなこんな、色んなことを感じながら富嶽16景を楽しんだ。
皆さんにきれいな富士山を堪能して頂けたとしたら、これ以上のおみやげはない。

ちなみに、1日目が10150歩。2日目、11140歩。そして3日目、16500歩。
わが家にいてはとても歩ききれない歩数を記録した。ということは、旅行は体力勝負でもある。
これからも、歩くことに気を配り、体力を維持してまたどこかに出かけtみたい。
「思いっきり富士山、旅日記」 これにて 完

コメント (6)
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