「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「富士山の日」

2014年02月23日 | つれづれ噺

     
        富士宮市の田貫湖から眺める絶景。(2.2撮影。富士五湖には入っていない)

2月23日、語呂合わせから「富士山の日」ということらしい。
雪景色の富士山を見たくて出かけた日から早くも3週間が過ぎようとしている。
旅の記憶も少し薄れかけたところへ、富士山の日ときた。いやが上にも思い出を手繰ってみたくなる。

富嶽16景の1番目は、足柄サービスエリアから望む遠景であったが、これは残念ながら天候の加減で不発。
2番・3番が富士白糸の滝・音止の滝からの眺望。雲の流れに悩まされながらも、なんとかクリアー。
そして4番目のビュースポットが写真の通り、絶景を拝むことができた富士宮市「田貫湖」からの富士山。

かの有名な富士五湖には入っていない、元々沼だったものが、関東大震災後に大きく変化して湖に格上げされたという田貫湖と、ガイドさんの説明を聞いた。

世界文化遺産登録された富士山。その二文字「富士」を頂く、大相撲の横綱「日馬富士」。
“ 富士山はみんなに希望、勇気を与えています。見ているだけでもホッとします。
  自分のしこ名に富士の二文字がはいっていることことは、素晴らしく光栄に思います。
  名前に負けないように、一生懸命頑張っています” と語らせている。

「一旦山に入ったら、その山の気高さや偉大さは見えなくなる」と亡き父が言っていたのを思い出す。
どんな意味で言ったのか定かではないが、遠くから眺めて美しいものはそのままそーっと遠くから眺めるのがいい。何でもかんでも欲張って手に入れようとするな・・・という戒めだったのかな。

それにしてもあの旅行から帰ったとたんの全国を襲った大雪。
バスで通り抜けた山梨県甲府盆地の、ブドウ畑や梨畑のハウスがあれほど惨めに破壊されるなど思いもしなかった。
それどころか、リニアモーターカーの試運転路線が敷かれている、世界の最先端を行く山梨県だと思っていたのに。
旅の思い出が、大きな農業被害という現実に曇ってしまうのは惜しいことではあるが、天災には勝てない。
一刻も早く、生活のめどが立つ支援の手が差し伸べられるといいな~。 富士山の日に思う。 

コメント (2)
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