この冬いちばんの穏やかな天候に恵まれて、快適に中央分水嶺をスノーシューウォーキング。
厳しい登り下り、楽しい駆け降り、パフォーマンスありで盛り沢山な一日であった。
それにしても余呉北部の雪の多さはすごいもので、関西では他ではありえない特別な場所。
椿坂トンネル中河内出口からのいきなりの急登や、稜線漫歩の後の網谷の下りで悲鳴を上げかけた人も出たが、余呉の地形からすれば致し方がない。
スノーシューデビューの人もいたが、津谷山から河内山までのブナ混生林の分水嶺を歩き通したということは大いに自信を持ってもらいたいものだ。
私たちは楽しみながら想定外の困難にも負けず、それを乗越えて自然と仲良くしたいと願っている。
登りは楽ではないが、頂きに立った時やブナ林の駆け降りの爽快さなど苦労も報われるというもの。
うまく下れない人も場数を踏めば、だれもが思い通りにスプールを残すことができるようになる。
今日は珍しく気比の松原の敦賀市街から敦賀湾の穏やかな風景や、余呉最奥の上谷山や三国岳の真っ白い山並を見ることもできた。
余呉トレイルの女神がほほ笑んだ一日であったような気がする。
次回例会2/8庄野嶺越から河内山ですが、今日歩いてしまいましたので栃ノ木峠をめざしたいと思います。