中央分水嶺・淀川水源の森 余呉トレイル

奥琵琶湖の豊かな自然と歴史に親しみ地域活性化を願う余呉トレイルクラブが、余呉トレイルについて情報を発信します。

連休スペシャル一日目、大黒山北尾根

2011-04-29 20:57:30 | トレイル日記

トレイル歩きの醍醐味はスルーに尽きる。
山中テント泊でというスタイルもあれば、トレイルロッジに泊まりながらつないでゆくというのもある。
余呉ではウッディパルという心強い存在があって、3000円という廉価で泊まることができ送迎もしてくれ、特産トレイル弁当まで頼めば用意してくれるとあればいうことなしだ。
というわけでトレイルクラブツアー連休スペシャルは企画され、PR不足でありながら大勢の方に参加していただき、今日楽しい一日を送ることができた。
みなさん明日の下谷山を夢見てゆっくりお休みのところですが、頑張って今日の大黒山の様子を速報でお伝えしたいと思います。
椿坂峠から急坂を登ると高島トレイル起点乗鞍岳が見えてきて、道端にはエンレイソウが咲き春の雰囲気でスタートするものの、ブナ林となるあたりから残雪が現われ、山頂一帯は一面の雪。
晴れ予報が思いのほか曇があつく風も冷たく、春から冬に逆戻りしたような雰囲気で、いつもの年とは様子がちがう。
北尾根の雌鳥越手前の尾根頭で薄日がさしてきたので昼とし、手伝ってもらいながらコーヒーを入れる。
今日はお客さんのアップルケーキの差し入れもいただき、左千方・三国岳、上谷山、そして明日歩く下谷山を眺めながらたのしいひと時をすごすことができた。


意気揚々と下りはじめるが、今日の天気はイケズのようでにわかに黒い雲が現れてパラパラと雨が降り始める。
念のため速やか対応をして雨具をみなさんに着てもらうと、しばらくで黒雲は通り過ぎ事なきを得てラッキー。
イカ谷の頭の広場は狭く入りきらないので山頂の憩いができなかったのは残念であったが、このコースは整備が十分ではないので致し方ない。
ぐいぐいと下るごとに、上谷山、下谷山が間近に見えて迫力があるが、これらの切り開き展望台もキャパ不足で、ゆっくりみんなで楽しむことができない。
という感じでか細いふみあと道をどんどん下って、予定より早く半明と中河内の間の車道へ出てしまう。
迎えの車も大したもので、以心伝心早めの対応でどんぴしゃりの到着。
中河内で遅いザゼンソウを見て、余裕で一日目は終わる。
あすは天気も安定し、どこまでもブナ林が続く下谷山の晴れ姿を見てもらえることだろう。

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