アタシだって言いたかないよ、言いたかないけど言わせてもらうよ

その時に思った事、面白かった事を書きます

生き方

2018年09月24日 21時52分58秒 | Weblog
また新しく「星新一」の本を(図書館で)借りて読んだ


その中にあった話



昔の平民は、病気になったら寺で祈祷してもらうだけ、だった


主人公は「医者の息子」で、父親から色んな薬の知識を教えてもらった



例えば、ある植物の「葉っぱ」を煎じて飲むと、熱が出て具合が悪くなる


その後、その植物の「根っこを」煎じて飲めば治る



これを使って、ドンドン金儲けをしていって


儲けた金で、貧しい人のために診療所を作る


さらに儲かって、評判もよくなる



出世したら、殿様に言って「寺に寄進」させる


(寺の収入が減って、自分が恨まれるのを防ぐため)




大人になってから読むと「人生を上手く生き残るコツ」が書いてある


「自分だけ儲ける」と、周りから嫉妬されて損をする




こんな話もあった


江戸時代に「生類憐みの令」が出た時に


ある医者は「犬の病院」を作った


「犬を殺すと、捕まって死刑になる」から、皆ここに犬を連れてくる


裏から金を渡せば、犬を毒殺する


その方が、皆が喜ぶ




(ひょっとして、これって本当にあった話では?)と思った



やっぱり、星新一は天才だな