この前読んだ「玉岡かおる」の「お家さん」という本に書いてあった
(明治10年~昭和10年くらいの話)
日本は、ずっと「帆船」を使ってたから、空気は汚れなかった
でも、外国から「蒸気船」が入ってきて、空気が悪くなった
それを見た、主人公の言葉
実際、欧米人の近代化というのは
何億年前の間、地底で眠り続けた化石たちを掘り出し
それを燃やして蒸気を起こし
そして、とほうもない熱と煙を放出させて、大きな物を動かす
昔からの日本の、土地や空気や空といった
「神々の領域」には影響しないやり方とは、そもそも出発点から違ってる
なるほど、解る気がする
でも、今の日本に「化石燃料を使うな」といっても無理だろう
この話のモデルになってる「鈴木商店」というのはスゴかったんだな
本の最初から
結局「鈴木商店は潰れた」と書いてあったから
(悲惨は話なんだろうなぁ)と思ってたら、
子会社は、今でも(というか、今では)大会社になって頑張ってる
ただ、読んでて違和感があったのは
(俺なら、こんな大きな商売はしないな)と思いながら読んでた
どう考えても「そんなでっかい器じゃない」
最後の方で
「儲かってる会社だけ残して、後は売ってしまった方がいい」
と言われたけど、それを断って倒産した
どっかで聞いた話だな?と思ったら
「ダイエー」がそうだった
確かに昭和30年代には「安い物」がよく売れたけど
最後の方は「高くてもいいから、自分が欲しい物」が求められる様になった
社長は、最後までそれを認めなかった
「歴史は繰り返す」なぁ・・・
(明治10年~昭和10年くらいの話)
日本は、ずっと「帆船」を使ってたから、空気は汚れなかった
でも、外国から「蒸気船」が入ってきて、空気が悪くなった
それを見た、主人公の言葉
実際、欧米人の近代化というのは
何億年前の間、地底で眠り続けた化石たちを掘り出し
それを燃やして蒸気を起こし
そして、とほうもない熱と煙を放出させて、大きな物を動かす
昔からの日本の、土地や空気や空といった
「神々の領域」には影響しないやり方とは、そもそも出発点から違ってる
なるほど、解る気がする
でも、今の日本に「化石燃料を使うな」といっても無理だろう
この話のモデルになってる「鈴木商店」というのはスゴかったんだな
本の最初から
結局「鈴木商店は潰れた」と書いてあったから
(悲惨は話なんだろうなぁ)と思ってたら、
子会社は、今でも(というか、今では)大会社になって頑張ってる
ただ、読んでて違和感があったのは
(俺なら、こんな大きな商売はしないな)と思いながら読んでた
どう考えても「そんなでっかい器じゃない」
最後の方で
「儲かってる会社だけ残して、後は売ってしまった方がいい」
と言われたけど、それを断って倒産した
どっかで聞いた話だな?と思ったら
「ダイエー」がそうだった
確かに昭和30年代には「安い物」がよく売れたけど
最後の方は「高くてもいいから、自分が欲しい物」が求められる様になった
社長は、最後までそれを認めなかった
「歴史は繰り返す」なぁ・・・