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大台辻で熊モンに出会う その1の続き
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/8f/a916b7142fde0602be39c6a5bf299b9e.jpg)
所々には、石垣を積んだ立派な道も残っている。
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広い「大台辻」に到着。地図には「キャンプ適地」と書いてある。
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前回歩いて登ろうとして、斜面崩壊の為に途中で引き返した「筏場道」は
通行止めのロープが張ってあった。左下へ降りる道である。
あれだけ大規模に山道が崩れたので、当分通行止めだろう。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/1e/56a7854fa3c530f6edf0b4d18807543a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/8c/053a5046f27a82deb0ad47d2cc2e9207.jpg)
先へ進むと、巨木の森が続き、しかもアップダウンがきつくなる。
踏み後は ますます不鮮明になり、ピークをいくつも超える。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/67/a405bcc131a3fcfda960abe6ebc23342.jpg)
奥駈道と思われる高い山が時々見える。右手の高い山が
山上ヶ岳かも。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/4a/099271db78bfe0756c107ce00a61c8d2.jpg)
道は不鮮明になる一方なので手作りの標識が所々にあり、大変助かる。
先人たちの付けたテープを探し、私も帰路のため 紐を結ぶ。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/f8/181c9455ff95b7279d0e2e6e64dedcba.jpg)
しかし標識があっても、どちらへ進むのか不明な場所もある。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/7b/c4281939c5a3753ead54d80e3f65f400.jpg)
テープを探しながら歩く。
時々GPSを見て道を外れていないことを確認。
特に90度、直角に曲がるところが 危ない。
そのまままっすぐ進んででしまうからだ。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/13/10c9644014c65980ed3a3d3fdb71804d.jpg)
踏み跡は、人間なのか獣なのか よく分からない。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/0e/6120f3b6810e6c8b041e0c98f4d8bcdc.jpg)
あのピークを 添谷の頭(1250m)と勘違いして引き返した。
手元のGPSでは標高(1298m)と出ていた。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/f3/1c134d965a57e24135b78302ec41f40c.jpg)
大台辻から 筏場道を少し下り、前回の引き返しポイントを見に行く。
しかし途中で 雲が流れてきて雨が降りそうなので、引き返した。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/3e/b57f5c82eb38aa8c6c64b7530aa5a89e.jpg)
金明水の近くで真新しい熊モンのウンチ発見。往路には無かったものだ。
緊張して歩く。
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曲がり角を曲がったとたん、大きくて真っ黒な熊モンが15メートルくらい先
を走り去っていった。後ろ足の裏の大きなベージュ色の肉球を見せて。
しばらく呆然と立ち尽くす。
それからは大きな声で「おーい、ちょっと通してくれるかなあ」
「少しだけおじゃましますけん」といいながら歩いた。
スタート時点から リュックに熊避けのベルを二つぶら下げて、両手のストック
にも それぞれ大きな鈴を ぶら下げて、うるさいくらいにヂャラヂャラ
チャリン、チャリン鳴らせて歩いていたのに。
でもそれだから逃げてくれたのかもしれない。
※とっさのことで写真を写す時間がなかった。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/61/b8566897de2117c8f84182b5f981915f.jpg)
やっと無事にスタート地点に帰ってきた。ここらあたりの熊笹地帯も
熊モンが居そうな危ない地域なので、大声を出しながら歩く。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/7f/1579fb9c3a7b2ece893514a5bafd229d.jpg)
実際に歩いた記録。勘違いした添谷頭はまだまだ先だった。
(GPSには場所の名前表示は出てこない)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/e3/d651616f7f116f3c46c7e769da3eecc2.jpg)
標高1500m付近から下り、標高1200m付近まで降りて、また登り返した。
歩行距離は約12キロ、歩行時間は約6時間だった。
部分的に崩れたり、倒木が多い場所がかなりあったので時間がかかった。
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大台辻で熊モンに出会う その1の続き
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/8f/a916b7142fde0602be39c6a5bf299b9e.jpg)
所々には、石垣を積んだ立派な道も残っている。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/b5/f0d34def8a2bfcff333f52bd40f844e1.jpg)
広い「大台辻」に到着。地図には「キャンプ適地」と書いてある。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/3b/1e49557a1c6ca90f546bd75ff0598f2e.jpg)
前回歩いて登ろうとして、斜面崩壊の為に途中で引き返した「筏場道」は
通行止めのロープが張ってあった。左下へ降りる道である。
あれだけ大規模に山道が崩れたので、当分通行止めだろう。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/1e/56a7854fa3c530f6edf0b4d18807543a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/8c/053a5046f27a82deb0ad47d2cc2e9207.jpg)
先へ進むと、巨木の森が続き、しかもアップダウンがきつくなる。
踏み後は ますます不鮮明になり、ピークをいくつも超える。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/67/a405bcc131a3fcfda960abe6ebc23342.jpg)
奥駈道と思われる高い山が時々見える。右手の高い山が
山上ヶ岳かも。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/4a/099271db78bfe0756c107ce00a61c8d2.jpg)
道は不鮮明になる一方なので手作りの標識が所々にあり、大変助かる。
先人たちの付けたテープを探し、私も帰路のため 紐を結ぶ。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/f8/181c9455ff95b7279d0e2e6e64dedcba.jpg)
しかし標識があっても、どちらへ進むのか不明な場所もある。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/7b/c4281939c5a3753ead54d80e3f65f400.jpg)
テープを探しながら歩く。
時々GPSを見て道を外れていないことを確認。
特に90度、直角に曲がるところが 危ない。
そのまままっすぐ進んででしまうからだ。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/13/10c9644014c65980ed3a3d3fdb71804d.jpg)
踏み跡は、人間なのか獣なのか よく分からない。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/0e/6120f3b6810e6c8b041e0c98f4d8bcdc.jpg)
あのピークを 添谷の頭(1250m)と勘違いして引き返した。
手元のGPSでは標高(1298m)と出ていた。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/f3/1c134d965a57e24135b78302ec41f40c.jpg)
大台辻から 筏場道を少し下り、前回の引き返しポイントを見に行く。
しかし途中で 雲が流れてきて雨が降りそうなので、引き返した。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/3e/b57f5c82eb38aa8c6c64b7530aa5a89e.jpg)
金明水の近くで真新しい熊モンのウンチ発見。往路には無かったものだ。
緊張して歩く。
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曲がり角を曲がったとたん、大きくて真っ黒な熊モンが15メートルくらい先
を走り去っていった。後ろ足の裏の大きなベージュ色の肉球を見せて。
しばらく呆然と立ち尽くす。
それからは大きな声で「おーい、ちょっと通してくれるかなあ」
「少しだけおじゃましますけん」といいながら歩いた。
スタート時点から リュックに熊避けのベルを二つぶら下げて、両手のストック
にも それぞれ大きな鈴を ぶら下げて、うるさいくらいにヂャラヂャラ
チャリン、チャリン鳴らせて歩いていたのに。
でもそれだから逃げてくれたのかもしれない。
※とっさのことで写真を写す時間がなかった。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/61/b8566897de2117c8f84182b5f981915f.jpg)
やっと無事にスタート地点に帰ってきた。ここらあたりの熊笹地帯も
熊モンが居そうな危ない地域なので、大声を出しながら歩く。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/7f/1579fb9c3a7b2ece893514a5bafd229d.jpg)
実際に歩いた記録。勘違いした添谷頭はまだまだ先だった。
(GPSには場所の名前表示は出てこない)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/e3/d651616f7f116f3c46c7e769da3eecc2.jpg)
標高1500m付近から下り、標高1200m付近まで降りて、また登り返した。
歩行距離は約12キロ、歩行時間は約6時間だった。
部分的に崩れたり、倒木が多い場所がかなりあったので時間がかかった。
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