アウトドアライフの記録

四季それぞれに あちこちの山に登ったり、桜や紅葉の写真、および南の島の記録を写真とともに整理して、ブログにまとめました。

京都の四季の風景 節分の京都 その2 北野天満宮 2017年2月3日

2017-02-22 22:40:53 | 京都の四季
節分の京都 その2 北野天満宮
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先ほどの平野神社は北区です。道を歩いて北野天満宮へ向います。
途中に川が流れています。紙屋川です。この川の右側が秀吉の築いた「御土居」(おどい)で御土居の内側
が洛中と呼ばれる地域です。この川の右が上京区になります。左が北区です。

御土居は北野天満宮の中を走っていて 秋には紅葉の名所です。
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北野天満宮の神門を潜ります。
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拝殿前では お願い事の順番待ちの列が出来ていました。
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梅園の公開があると立て札にあるので行こうとしたら 有料なのでやめました。
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境内のあちこちには 紅梅や
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白梅がたくさんありますから わざわざ700円払って見なくてもいいようです。
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京都では よく和服の男女を見かけますが その多くは外国人観光客です。
この和服グループの女性達は 日本語でキャッキャッ言うてましたので日本人でしょう
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門から舞妓さんが入ってきました。
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この舞妓さんはどうやら ホンマもんみたいです。立ち居振る舞いがいかにもそれらしい感じです。
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カメラマンの前でいろいろポーズを取っていました。(勝手に写真撮ってごめんなさい)
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気がつくと 舞殿の回りは人だかりが出来ています。あわてて私もその中にもぐりこみさせてもらいました。
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奉納狂言が始まりました。
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この狂言の中でも鬼が出てきます。
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それをこの方が 豆をまいて退治されました。舞台の周りにも豆がばら撒かれて カメラを持つ私の袖口にも
二粒豆が入っていました。
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鬼は豆に追われて退散です。
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続いて舞妓さんの奉納舞踊です。舞妓さんは上七軒の花街の舞妓さんです。
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舞妓さんは二十歳未満なので 当然若いですねえ。
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続いて芸妓さんの奉納舞踊です。こちらも上七軒の芸妓さんたちです。
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芸妓さんは二十歳以上の大人の女の色気です。
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最後は舞妓さんと芸妓さん全員で奉納舞踊です。
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最後に狂言の茂山社中、舞妓さん、芸妓さんたち全員で豆撒きです。
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「お姉さんこっちこっち」大きな声のおっさん達が叫びます。
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「豆は十分ございますので、決して押し合わないように願います」繰り返しアナウンスが流れます。
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本当に大量の豆撒きでした。私もカメラで写真撮りながら片手で5つも掴めました。
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豆撒きが終わると一斉に人が出口へ向います。こっちのほうが豆撒きよりよほど怖かった。
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結局私は写真を撮りながら 片手で豆を七袋掴んでいました。
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季節の風景トップページはこちらです。
http://yochanh.sakura.ne.jp/kisetsu/index.html
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京都の四季の風景 節分の京都 その1 松尾大社、平野神社 2017年2月3日

2017-02-20 22:42:46 | 京都の四季
松尾大社では 毎年節分の日に 島根県益田市から「石見神楽保存会」の人たちが来て
石見神楽の 奉納演舞を行います。久しぶりに出かけました。
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大きな鳥居を潜ります。この神社は秦氏が創建したと言われており、このあたり一体、嵯峨野や
太秦界隈は秦氏が 開拓した土地です。秦氏とは あの徐福が秦国から大量に連れて来た
海童達や技術者達です。

主祭神 は もちろん徐福と二度目の妻の市杵島姫(宗像三姉妹の末姫)ですが、徐福とは言わずに
大山咋神(おおやまくいのかみ)となっています。

秦族の親分といえば 徐福なのに 名前を変えています。「徐福」そのままではいろいろと差し障り
があるのでしょう。奥方はそのまま祀られています。

ちなみに京都八坂神社の主祭神 も徐福ですが、主祭神 は素戔嗚とか牛頭天王となっています。
ちなみに牛頭天王とは素戔嗚の背属仏です。徐福は記紀で素戔嗚と書き換えられました。
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広い境内の真ん中に 今日の舞台の舞殿があります。
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節分は 冬に別れを告げて 春を迎える儀式です。そこで古いお札は ここでまとめて燃やされます。
ものすごい量の 古札です。
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早めに着いたので 広い境内を 少し境内をぶらぶらします。
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滝もあり、滝神様が祀られています。
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徐福は 沢山の醸造技術者を連れて来たとされていて、御酒の神様とされているようです。
特に室町時代以降は 御酒蔵元の信仰が厚いとされてたようです。
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沢山の樽酒が奉納されています。出雲では 徐福や海童達が暴れたので嫌われたから 出雲の御酒はありませんでした。
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たくさんある末社の一つに「玉依り姫」のお社がありました。今日気がつきました。
玉依り姫とは 記紀が創り上げた姫で 宇佐豊玉姫(九州物部王のイ二エ王の皇后で豊来入彦、
豊来入姫の御母堂)の妹姫として作られました。豊来入彦(ウガヤフキアエズ)を乳母として
育てて、後に結婚して 物部の五瀬、稲飯、三毛入を産んだとされています。

しかし九州物部王家の五瀬稲飯などの第一次東征は西暦165年頃、一方イ二エ王亡き後皇太后として
第二次東征の指揮を取った 豊玉姫は西暦250年頃の事で 100年近いあいだがある。

記紀の作り話はかなり無理を承知で 二つの東征を一つに纏め上げている。

徐福らに幽閉殺害された 出雲王国第八代副王(少彦)の八重波津身(記紀では事代主)の奥方の一人が
河内の国三島郡の玉櫛姫またの名を活玉依り姫ですから、記紀製作者はこの辺から名前のヒント
をえたのでしょうね。
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これも松尾大社の名物、ハート型のおみくじ結びだ。
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あちこちぶらぶらしているうちに 舞殿の回りはすっかり人だかりが出来て 皆さん神楽の開演を
お待ち鉦です。私も割り込みさせていただきました。
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舞殿の四隅には オロチの頭が飾ってあります。横にオロチの胴体もあります。
素戔嗚のオロチ退治は人気の演目です。
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石見の国で興った石見神楽は 160年くらいの浅い歴史だそうです。
出雲の国の 佐太神能(ユネスコ登録無形文化財)や 島根県山間部の大元神楽の千年近い歴史と比べると
新しい神楽です。江戸末期に起きた「大衆演芸」なのでしょうね。
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お払いの神楽の次は「塵輪」と言う名前の鬼を 豊前中津彦(記紀では何故か仲哀という大王に
されましたが、朝鮮王子ヒボコの子孫オキナガタラシ姫の三韓征伐を差う段されても 
聞く耳を持たなかった 豊前の豪族 中津彦は息長姫皇后の単なる部下です。)が退治するお話です。

このお方が中津彦らしいです。
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そこへ 塵輪と言う名の鬼が現れて 舞台狭しと大暴れします。
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神楽面を被っていないこの方は中津彦の家来だそうです。この方と中津彦が鬼達を退治します。
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次の演目は「道返し」と言うもので この方は「タケイカヅチ」で 記紀では 藤原不比等ら
藤原氏の祖先神とされた方です。このたてイカヅチが 鬼達を懲らしめて ころさずに諭して
日向の国へ使わして 農業をさせるというものです。
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改心させられた鬼です。
この神楽の演目はすべて完全に記紀のストーリーにのっとっていますから、記紀の製作者不比等に
ゴマをすったのでしょうね。
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最後にいよいよ「ヤマタノオロチ退治」です。

老夫婦が 愛娘を素戔嗚に預けて オロチ退治を頼み 立ち去る場面です。
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稲田姫です。またの名をクシナダ姫ともいいます。

数年前にこの場所で見たオロチ退治の石見神楽の稲田姫を演じていたのは 小柄なおじいさんでした。
かなり女らしく振舞っておられましたが この稲田姫は 本物の女性です。
先ほどまで 横笛を吹いておられた美人です。

立ち居振る舞いは やはり女性そのものですね。
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酒をたらふく飲まされたオロチと 素戔嗚の戦いがいよいよ始まります。
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オロチたちは舞台狭しと暴れまわります。観客のほうまで来て大サービスです。
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こちらにも来てくれました。
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最後は素戔嗚に切り殺されます。このとき胴体の中からでて来た剣が「天の村雲の剣」で後に
「草薙の剣」とも呼ばれて 皇室の三種の神器の一つです。海部族により、引き継がれて今は
尾張熱田神宮に保管されているとか。

ちなみに「天の村雲」は 初代大和国大王です。記紀では「神武」とか「神大和磐余彦」などと
書き換えられましたけど。
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2時間に及ぶ熱演が終わり後片付けです。この後この舞殿では 豆撒きがありますが
私は別の神社へ移動します。

何人かの地元の常連さんが「来年もたのしみにしてるよ」と片付けのお兄さん達に声掛けてました。
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平野神社
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北区の平野神社はサクラで有名な神社です。境内には さまざまな桜を集めた桜苑がありますが
今はまだ芽も硬いままです。
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神門横の 大きな枝垂桜も 今はご覧のとおりの枝です。神門奥に見えるのが 桜の季節に
さまざまな催しの行われる舞殿です。
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舞殿前の有名な枝垂れ桜も今はまだ眠っています。
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境内には 早咲きの桜が何本か咲いていました。やはり桜はいいなあ。桜の季節が待ち遠しいです。
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この神社の神紋はご覧のように桜の花です。
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次は節分その2 北野天満宮です。
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京都の四季 残暑が続く初秋の京都 その2 退蔵院の萩、詩仙堂のススキ 2016年9月25日

2016-10-10 18:27:00 | 京都の四季
京都季節の風景その2 退蔵院、詩仙堂
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退蔵院の萩が見頃です。という文句につられて 退蔵院へも出かけました。
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妙心寺塔頭、退蔵院は広い妙心寺の中の庭園観光でお金を稼ぐ唯一の塔頭です。

妙心寺は もともと花園天皇の御所のあったところで 敷地も広く京都の民衆からは「西の御所」
と呼ばれていました。敷地内外には70以上の塔頭があり 一大寺院群を形成しています。

また花園大学もあり、敷地内の花園会館では京料理レストランや宿泊施設もあり この日も私はここで
京料理を頂きました。

同じく塔頭の一つで東林院は「沙羅双樹の寺」として有名で 開花時期は 観光客で賑わいますが
あれはインチキです。

沙羅の樹木は 日本では唯一滋賀県草津市水の森公園の温室内にあります。日本全国で沙羅の木とか沙羅双樹
と言っているのは和名「夏椿」で、沙羅の木とは似ても似つかない椿科の樹木です。
もちろん東林院のインチキ沙羅双樹も夏椿でしかも、樹齢10年前後の若い一本立ちの木で、双樹ではありません。

初夏になると「沙羅双樹に花が咲きました」といいつつ客集めするなんて 凄い根性ですねえ。
※「平家物語」のなかの「沙羅双樹の花の色」というのは 夏椿の花のことだという説もありますが。
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退蔵院の門を潜ると モミジの木がたくさんありますが、日当たりがわるいのか すべて青モミジです。
沢山の妙心寺塔頭の中で ここの庭園が唯一通年観光客に開放されていて、四季折々に人気があります。
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庭園に入ると左手に「陽の庭」、右に「陰の庭」があります。こちらは陽の庭です。
真ん中の島には桔梗が咲いていました。桔梗は夏の花ですね。
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こちらは陰の庭です。砂も黒い砂です。遠くの島にはピンクの花が咲いていました。何の花でしょうか。
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東屋の手前には 萩の花が咲き乱れていました。
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萩の花です。我が家の裏山の岩湧山山頂の萩はもう終わりましたが、丸葉萩で花は小さめです。
この寺の萩は 大きな萩の花で 風に揺れていました。
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池の周りのモミジは日当たりが良いのか 紅葉が始まっていました。
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池の中にはこの暑さのせいなのか、一輪だけ睡蓮が咲いていました。
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池の周りには紫式部が もう紫の実をつけていました。
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池のほとりのお地蔵さんの頭に誰かが 真っ赤なモミジの葉を乗せていました。
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色づき始めたモミジと風に揺れる萩の花を見ながら 退蔵院を退出します。

桜の季節や、紅葉の季節には 沢山の観光客が訪れるので 抹茶席が設けられています。
お茶請けのお菓子は 寺に伝わる国宝の瓢鮎図(ひょうねんず)が刻印されています。
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寺を出ようとすると 前を行くカップルが 不思議な いでたちをしていました。
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広い寺内をそぞろ歩くおふたりさん。みなさん振り返ってみていました。
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沢山の塔頭の中には まだ朝顔が咲いているところもありました。(もちろん中へは入れません)
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広い寺内には彼岸花も咲いていました。
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西の御所といわれる非常に広い敷地には 何箇所も門があります。この南門は観光客用駐車場側の門です。
敷地が広いので 駐車場から法事の行われる塔頭まで 足の悪いお年寄りを乗せてゴルフ場で見かける
電動カートが走り回っています。
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駐車場へ向う参道を歩いていると芙蓉の花が沢山咲いていました。
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また参道には お地蔵さんの祠もあり、彼岸花も咲いていました。
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そして最後は 詩仙堂です。ススキが見頃ですと書いてありました。
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この門を潜り美しい竹林を進みます。
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竹林はとてもきれいに整備されていて、竹の子の名産地 京都府長岡京市の竹林のようにきれいです。
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入口から垣間見えているのが庭園です。
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モミジで有名な庭園です。
ちなみに今年の秋のJRコマーシャル「そうだ京都へ行こう」はこの詩仙堂のポスターだそうです。
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庭園へは降りて歩き回る事が出来ます。ここでも紫式部が実をつけていました。
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庭を歩き回って探し回り、やっと見つけました。「見頃のススキ」です。
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この庭は座敷から眺める庭から一段下がった場所にあり、この野紺菊やススキは座敷から見えません。
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庭の一隅に 大きく枝を広げた芙蓉の花が咲いていました。
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一段低い庭園の隅に ススキは一箇所だけ 生えていましたが、ここのススキも源光庵のススキと同じく
背の高いススキで、我が家の裏山の岩湧山山頂のススキとは違っていました。
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庭のあちこちに このピンクの花が咲いていましたが、調べても名前が分かりません。
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この花も庭のあちこちに咲いていましたが、どうも桔梗の仲間のようです。
普通のキキョウはぴんと張り詰めた花びらですが、この庭の桔梗は花びらがよれよれです。
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この花も不思議な花で、晒菜升麻(さらしなしょうま)だと思うのですが この花のように半分開いて
半分蕾のままの花は普段山歩きをしていてもほとんど見かけません。
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庭から大きな音のシシ脅しが聞こえてきます。確かにこの寺の奥は 鹿ケ谷に続く山の中なので
本当に猪が出てきて 庭園を荒らす可能性は十分にあります。
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庭の隅には珍しい八重の芙蓉も咲いていました。
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元来この寺は 詩仙堂とは呼ばずに凹凸窠(おうとつか)という名前だそうです。
この寺の一室に 寺の創始者「石川丈山」が選んだ漢詩三十六歌仙の絵が架けてあり それで詩仙堂と
呼ばれるようになったそうです。
ちなみに石川丈山は家康に仕えた武士で、晩年この地に住んで文人として勉学に励んだという事である。
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と言うことで晩夏、初秋の京都を終わります。
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京都の四季 残暑が続く初秋の京都 その1 等持院の芙蓉、源光庵のススキ、光悦寺のモミジ 2016年9月25日

2016-10-08 21:52:18 | 京都の四季
季節の風景 京都の四季

残暑が続く初秋の京都 その1 等持院の芙蓉、源光庵のススキ、光悦寺のモミジ 2016年9月25日
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秋の訪れの風景を期待して 久しぶりに京都を訪れました。

しかし数日前まで 大阪はかなり涼しくなっていましたがこの日の京都は 9月末だというのに 気温がぐんぐん上がり
30度を越えていました。
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京都季節の風景その1 等持院、源光庵、光悦寺
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等持院の芙蓉 等持院は歴代の足利将軍家の菩提寺です。
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ネットの情報では「等持院の芙蓉が見頃です」とあったので、まずそちらへ向います。
等持院への道は 狭くて一方通行が多く、非常に難しい道です。
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山門前の白壁の上のモミジは 少し紅葉が始まっていました。
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山門を潜ると早速白い芙蓉がお出迎えです。
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玄関前の芙蓉も満開で確かに見頃です。
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等持院の始祖の「夢窓国師」のこの絵が等持院のシンボルです。
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朝早かったせいか、私一人で貸し切り状態です。
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この池は「芙蓉の池」と名前がついています。縁側から降りて池を回ります。
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池を巡りながら方丈を振り返ると池の周りに芙蓉が見えます。さすが芙蓉の池です。
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芙蓉の先に見えるのは 茶室です。
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庭を歩くとあちこちに芙蓉の花が満開でした。ネットの観光案内は 客集めのために何でもかんでも
「今が見頃です」と書いてあるけど、ここは本当でした。
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綺麗な薄いピンクの芙蓉の花です。
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芙蓉の池の隣には「心字池」があります。モミジは少し紅葉が始まっていました。
ここのモミジも大変きれいです。一度訪ねた事があります。
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心字池の先には 萩の花が咲いていますが 近寄れません。
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心字池の中の島には芙蓉とススキが見えています。
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池のほとりを歩くと萩とススキが風に揺れていました。
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心字池の中の島には 白と紺の桔梗も咲いていました。
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源光庵のススキも見頃です。と書いてありましたので 次は源光庵へ行きます。
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無料駐車場から山門へ歩きます。沢山の観光客です。
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山門前には大きなススキが穂を垂れていました。
ここのススキは背の高さが2メートルを越えていて、我が家の裏山の岩湧山山頂のススキより、
ずっと背が高く、別の品種なのでしょう。
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源光庵の山門です。丸窓が特徴です。
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山門を潜ると 萩とススキが風に揺れていました。秋の風景です。
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庫裏の前には野紺菊が咲いていました。私には見分けがつきにくいのですが ひょっとして
嫁菜かもしれません。
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野紺菊のアップです。
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しかし残念な事に この時間は法事が行われるので 観光客は入れませんと張り紙がしてありました。
それはしかたありません。観光客から500円のお金を取るより、法事のほうがずっと収入が多いですから。
中庭のススキの写真です。
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中庭の萩は終わりかけていて かなり散っていました。
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しかしあちこちのススキはとてもきれいでした。
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中庭のあちこちには 彼岸花が咲いていました。
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出口通路の塀越しにススキが風に揺れていました。

このお寺の 座敷には 丸い窓「悟りの窓」と四角い窓「迷いの窓」があり
その窓を通して眺める庭の景色が 有名です。特に窓を通した紅葉はとてもきれいでした。
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すぐ近くの光悦寺に立ち寄ってみました。
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寺へ続く道のモミジはとてもきれいな青モミジでした。
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駐車場に面した庭のモミジは少し紅葉が始まっていました。
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お寺の入口のモミジも少し紅葉が始まっていました。
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門前には大きなピンクの芙蓉の花が咲いていました。
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次の退蔵院へ向います。
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冬の宇治 改修後の平等院 2016年2月23日

2016-03-24 09:16:03 | 京都の四季
改修工事の終わった宇治の平等院鳳凰堂を見に行きました。
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お昼過ぎに着いたので まずはお昼ご飯。
駐車場の隣の「観月」へ。「カレーライスと小鉢のお蕎麦」を頼みました。
カレーとお蕎麦は なかなかよく合いました。
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入場料600円なりを払い中へ。
平等院は修学旅行の人気場所らしく沢山の修学旅行の生徒達で賑わっていました。
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沢山の人が並んでいます。建物の中へ入る順番待ちだそうです。
向こうの人たちは 既に中へ入ったり歩き回っている人たちで、順番待ちの人は手前に並んでいます。
料金は別に300円必要です。さすが京都は やる事がえげつない。
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改修終わった平等院鳳凰堂。

なんか朱色の感じが暗くてがっかりです。もっと明るい朱色を希待していたのに。

昔神社建築に関係した事があり、そのときに京都のK美術研究所から先生と学生さんたちが来て
神社の彫り物の色付けをしていただいたのですが 先生は「平安期の朱色は 目の覚めるような
朱色がほとんどです」と仰っていた事を思い出しました。
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正面の姿を写すには修学旅行の生徒達が 移動した隙を狙って撮影します。
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瓦はすべて新しくなっています。昔のように焼いたのでしょう。
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鳳凰もキンピカの姿が新しくなっています。
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橋の朱色は 外部にあり屋根がないせいか、若干明るく感じました。

平等院は 藤原道長の別荘「宇治殿」をその子の藤原頼通が寺院としたものです。
天皇制を食い物にして数々の陰謀策略で幾多の貴族を殺して 私腹を肥やした藤原家の
富の象徴です。

その後明治にいたるまで 藤原家の子孫たちは 天皇制を食い物にして生きながらえて来たのですから凄いですねえ。
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庭園の木々は 春遠く寒々としていました。
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梅の花もまばらです。
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塔頭のひとつ最勝院へ行きました。
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綺麗な生け花とおもいきや、すべて根がついた植木鉢でした。
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こちらの梅の花は満開でした。
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源頼政のお墓だそうです。当初のこの建物の持ち主の宇多天皇の孫「源の重信」の墓と勘違いしていましたが
説明文を読むと平家追討の兵を挙げた源の頼政が宇治川で平家に破れ平等院境内で自害したそうです。
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この寺に展示してあった「船に乗った観音様が浄土へ漕ぎ行く」仏像です。
変わった構図で初めて見ました。
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宇治川沿いを散歩しようとしましたが、歩道や宇治川に架かる橋の工事のためあちこちで通行止めに
なっています。春の観光シーズン前に 痛んだところを観光客の少ない今のうちに早く直して
春に がっつり儲けようという魂胆です。
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と言うことで宇治側沿いの散歩もままならず 福寿園でお茶を飲むこととしました。
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店内はお土産用のお菓子も売っています。また気に入ったお菓子を買って店内で食べる事も出来ます。
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堤防の上の遊歩道から店に入りましたが 川沿いの道からも入れるようです。
寒風吹きすさぶ川沿いの道を散策するのもいいですが、暖かい店内でお茶を楽しむのもいいですねえ。
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ちなみに私は抹茶の和菓子と熱い抹茶を頼みました。
店内は空いていましたが 休日には大変混むそうです。
家族へのお土産も買いましたが お昼ごはんより はるかに高くつきました。
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季節の風景トップへはここから戻れます。
http://yochanh.sakura.ne.jp/kisetsu/index.html
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年の瀬の京の風景 2014年12月23日 その2 祇園界隈と錦市場

2015-01-03 22:53:38 | 京都の四季
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その2 冬の祇園と年の瀬の錦市場
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賀茂川や川端通りと平行している「せせらぎの小道」を歩いてみた。
残りモミジが太陽に輝いてきれいだ。
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残りモミジを見ながらぶらぶらと歩いていく。
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歌舞練場の前を歩く女性は 身のこなしから芸妓さんのようだ。
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花見小路で信号待ちをしている舞妓さんを見た。
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このお方は、「なんちゃって舞妓さん」ではなく、本物の舞妓さんだ。
フル装備の衣装で、凄いスピードで駆け出して、「一力」の前を走りぬけた。
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お座敷に呼ばれているのだろう。あっという間に休日の午後の花見小路の雑踏に消えていった。
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休日の午後の花見小路は観光客で賑わっていた。
和服を着て歩いているほとんどの女性は日本語ではなく、支那語をしゃべっている。
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桜の季節には人手溢れている祇園白川も 今はひっそりとしている。桜の木は丸裸だ。
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休日の午後だというのにこの静けさ。白川通りの桜も今は眠っているようだ。
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桜の花が咲いているときは 観光客の人気スポットの祇園巽橋。今は裸の桜の枝が風に揺れている。
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突然「キャッキャッ」と楽しそうな声を張り上げて 和服軍団が通り過ぎていく。
この方たちは ちゃんと日本語を話していた。
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南座の前を通ると京都の年の瀬の恒例「マネキ」が上げられていた。いよいよ年の瀬だ。
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先斗町の中を通る。沢山の店が観光客を呼び込もうと、飾り付けをしたり、呼び込みをしていた。
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年の瀬の「錦天満宮」にお参りして来年も健康で過ごせますように祈る。
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天満宮のまん前から錦市場が始まっている。
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凄い人だ。みなさんお正月用品を買い求めていらっしゃる。
私もお正月のオセチの食品を買い求めてから 帰路に着いた。
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京都の四季 師走の京の風景その1

2015-01-01 23:37:55 | 京都の四季
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その1 矢田寺のカボチャ焚きと賀茂川のサンタクロース
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御池ゼストのクリスマスツリーは みんなの願い事を書いてツリーにつるすようになっている。
まるで 七夕祭りのようだ。
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寺町商店街には「ジャンケンサンタ」がいてサンタにじゃんけんで勝つと商品がもらえるようだ。
長い行列が出来ていた。
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サンバの楽団が大きな音を響かせて寺町通り商店街を行進してきた。
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お目当ての「矢田寺カボチャ焚き」の行列に加わる。長い行列だ。
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境内へ入るのはもう少しだ。誘導の人が沢山立ち並んで誘導しているので「カボチャのご接待」を待つ
長い行列は 商店街の買い物客の邪魔にならないように並ばされて誘導される。
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やっと境内へ入れた。
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案内看板がでている。前の人に続いて順序良く進む。
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まずはカボチャに触って来年一年の無病息災を祈願する。
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ようやくカボチャを頂いた。食べようとしたら、商店街の人に「お願い事をしながら食べるといいですよ」
といわれたので 家内安全、無病息災をお願いしながら頂いた。
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高瀬川を渡る。川沿いの桜並木も今は丸裸だ。
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賀茂川に来て見ると、なにやらサンタクロースが走っている。
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向こうの方からどんどん走ってくる。
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サンタとともにトナカイも走ってきた。
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写真を撮っていると美人サンタがなぜか手を振ってくれた。
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賀茂川の冬の風物詩「ユリカモメ」を撮っていると、なぜか歌舞練場の向あたりが騒がしい。
ユリカモメが鳴きながら 興奮した様子で飛び回っている。
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原因はすぐに分かった。このおじさんが野生の鳥にエサをやっているのだ。
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興奮しているユリカモメはごく一部で、ほとんどのユリカモメは静かに水に浮かんでいた。
野生生物にパンくずなどのエサを投げ与えない方がよいと思うけどなあ。
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その2 冬の祇園と年の瀬の錦市場へ続く
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山吹祭りの松尾大社 2014年4月17日

2014-04-27 22:45:25 | 京都の四季

山吹が満開になったというので、「山吹まつり」が始まりました。と言うお知らせが出ていたので京都嵐山の松尾大社へ出かけた。

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松尾大社の大鳥居を潜る。「4月5日から5月5日まで山吹祭り」と案内看板が出ている。

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みずみずしいモミジの若葉が覆いかぶさる楼門を潜る。モミジ葉の一番きれいな時期だ。

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広い境内に入ると正面に舞殿、右奥が本殿だ。

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この舞殿(神社の案内では拝殿)で毎年節分の日に「石見神楽」が上演される。迫力ある石見神楽を見に二度来ている。

※石見神楽はこちらです。

2011年2月2日 松尾大社、廬山寺、北野天満宮ほか

http://yochanh.blog.ocn.ne.jp/kyotosiki/2011/02/201123_e651.html

2012年2月2日 松尾大社、新京極誓願寺ほか

http://yochanh.blog.ocn.ne.jp/kyotosiki/2012/02/201223_40f8.html

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本殿は「松尾造りー両流れ造り」という説明がある。母屋の前後に屋根が伸びた形式だ。
祭神は「大山くいの神」と「市杵島姫」だ。

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境内には山吹の花が満開だ。

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境内を流れる小川の両側からも山吹が覆いかぶさるように咲いている。

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小川にはいくつか石橋がかかり、このポイントで沢山のカメラ小僧がシャッターを押していた。私も順番待ちをして 入れてもらった。

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山吹の向こうに見える屋根は手水場だ。

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常夜灯脇の小道も山吹で埋まっている。

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白い山吹も咲いているが、庭園内なので入場料が要る。

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水車が回っていたら絵になるのだが、残念ながら水から引き上げられていた。

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松尾大社には 昭和の名作庭家の重森三鈴の庭園が三箇所ある。

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曲水の庭は文字通り曲がりくねった水路でゆったりと水が流れる平安の美を表現したものと言う。

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曲水の庭を下から見上げたところ。御手洗川の水は七曲りして流れ行くように設計してあり、優雅な庭だ。

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上古の庭は松尾山の磐蔵をモチーフにしたものと言われる。巨石が配置された足元には 一面に熊笹が植えられている。

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蓬莱の庭 秦の始皇帝の指示で和国に不老不死の薬を求めてやってきた徐福(記紀では素戔嗚と書かれた)の目的地が蓬莱島(和国)である。その蓬莱島を表現した庭だとか。

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毎年4月に行われる船渡御神事に使われる船。平安絵巻が再現されるという。

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季節の風景 京都節分祭 その2

2014-02-19 23:02:01 | 京都の四季
その2 須賀神社、吉田神社
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須賀神社

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聖護院の目の前の須賀神社に到着。3時の豆撒きに間に合った。

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この神社では「懸想文(けそうぶみ)売り」が有名だ。顔を隠したこの姿の男たちが、「懸想文」と呼ばれる手紙を売っている。

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懸想文を買い求める女性。

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これが懸想文だ。

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懸想文とは 昔字のかけない庶民の為に 貴族が顔を隠して代筆してやり、アルバイトしていたらしい。その代書の恋文が懸想文という。これをタンスの奥にしまっておくと、美人になるとか、恋がかなうとかいわれている。一通千円なり。

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豆撒きを待つ沢山の人。

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ところがそう簡単には豆撒きは始まらない。武術奉納が済んでからだ。居あい抜き、合気道、空手などが一通り行われる。「きれいどころの舞踊のほうがいいよねえ」なんて声がささやかれる。

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この神社の大得意さんたち、つまりスポンサーさんたちが豆をまく。翁姿の人はトヨタ部品の社長さんだ。

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吉田神社の鬼やらい神事

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本殿周りは群集で身動きできない。すごい人だ。みんな追儺式(鬼やらい神事)を待っているのだ。

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向こうのほうでガードマンが「ここは鬼が通るのでロープを張るからどいてくれ」と叫んでいる。この群集ではとても写真を撮るどころの騒ぎではない。予想を完全に上回るすごい人出だ。

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本殿周りでは写真はとても無理だと分かったので、一度境内を出て警備本部のテントの消防団の方に鬼の歩くコースを聞いてみた。

すると5時45分に「竹中稲荷神社」を出た鬼の行列はその隣の「吉田神社末社大元宮」へ参拝してから、本殿周りで神事があると教えていただいた。

そこで竹中稲荷神社で鬼の行列を待つことにした。


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予定通り5時45分に松明を持った子供を先頭に行列が出てきた。

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続いて松明やちょうちんを持った人が続いて出てきた。

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立派な衣装の鬼の後から女の子たちも出てきた。

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最後に鬼たちが出てきて「ウォー」と叫び暴れまわる。特に小さな子供のそばでは、子供に噛み付くそぶりをするので、小さな子はあちこちで、火の付いたように大声で泣き叫んで親にしがみつく。

あちこちで子供の悲鳴と泣き叫び声で大変だ。

子供が泣き止んだ頃には 鬼は隣の大元宮へ去っていった後だった。

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季節の風景 京都の節分祭 2014年2月2日 その1

2014-02-18 21:41:17 | 京都の四季
その1 千本閻魔堂、壬生寺、須加神社、八坂神社
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節分行事は各寺社にとって稼ぎ時。今年の2月3日は月曜日なので、

2月2日の日曜日に行事をするところが多かった。2月2日にあちこちの

寺院めぐりをしたがどこも 大盛況だった。

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千本閻魔堂

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まず千本鞍馬口の「千本閻魔堂」ここの売りは 卒塔婆流しとコンニャクの炊いたん。

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閻魔堂の中へ入るとコンニャクを炊く湯気と、線香の煙がもうもうとしている。

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閻魔様は正面で睨みをきかせていらっしゃる。大きな閻魔様でかなりの迫力だ。

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閻魔堂の裏手には「供養池」があり、沢山の石仏がいらっしゃる。

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卒塔婆に名前を書いてこの池に流すと、厄除けになるそうだ。一枚千円と書いてあったようだ。

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このお釜でコンニャクを炊いている。

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これが一人前のコンニャクで400円なり。おいしかった。

このお寺には駐車場があるが、ガードマンが誘導してくれて、しかも無料だった。京都のお寺にしては、珍しく良心的だった。

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壬生寺

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壬生寺は四条大宮近くの四条通りから入るが、路地に入ったとたん露店がひしめいて人もすごい。もちろん車は通れない。

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参道も露店の煙が渦巻いて人出が多く歩きにくい。

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なかなか山門へたどり着けない。早く行かないと狂言の上演に間に合わない。

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境内は人で埋まっている。一方通行のようで、ゆっくりしか進めない。お賽銭を上げて手を合わすところへは、行列がすごくて近づけないので、神様には悪いけど、省略させてもらう。

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この修験者たちは、護摩焚きの準備をしているようだ。その向こうを見てびっくり。

狂言は屋外で上演されて誰でも見学できると思っていたら、大間違い。正面の建物が狂言舞台で、並んで待っている人がいっぱいで、列にも入れて貰えない。壬生狂言を楽しみにしていたのに、残念なり。

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護摩焚きの護摩木の束。みんなの願い事が書いてある。それにしてもすごい束だ。それだけ参詣者が多いと言うことだ。壬生狂言は残念ながら諦めて次へ向かう。

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梛神社(なぎじんじゃ)

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梛神社は壬生寺の入り口ちかくにあり、四条通に入り口がある。ここは「厄除けお神楽」が売りだそうだ。

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ここの神社のすごいところは古いお札の処分の量だ。

なんせ夥しい数と量の古いお札が次々に持ち込まれる。持ち込まれたお札は このおじさんが次々とベルトコンベアに乗せていく。運ばれたお札は塀の向こうに 次々に吸い込まれていく。こんな凄まじい処理の方法と量は 初めて見た。

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見ていると、参拝者は千円を払い、祈祷してもらう。巫女さんがお神楽を舞い、お札を購入した人の頭の上で鈴を鳴らしてから、お札を渡している。

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八坂神社

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弥栄さんの前は いつものように人も車もいっぱいだ。

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境内の舞殿の周りには人が集まり始めていた。2時から舞楽奉納がある予定だ。1時と3時が芸妓舞妓さんの日舞奉納だ。舞殿には雅楽の太鼓が運び込まれている。

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出演者控え室の参集殿から出てくる出演者を「出待ち」するカメラ小僧たち。しかし「小僧」ではなく、ほとんどが私と同世代のカメラジジイだ。

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お上品な楽団員登場。

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みやびな衣装の踊り手さんたちが続く。

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そのとき人ごみが動いていた。駆けつけると次の3時に奉納舞踊の 舞妓芸妓さんたちが控え室に入るところだった。舞妓さん芸妓さんはやはり人気があるなあ。

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舞殿では舞楽が始まった。

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しかし人が多すぎて近づけない。

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沢山のカメラジジイが脚立の上で撮影していて、神社の警備員に「危ないから降りてくれ」としかられている。うるさい神社だ。

私は遠くから望遠レンズでようやく撮影が出来た。3時の須賀神社豆まきに間に合うように 早めに退散する。

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その2へ続く
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