アウトドアライフの記録

四季それぞれに あちこちの山に登ったり、桜や紅葉の写真、および南の島の記録を写真とともに整理して、ブログにまとめました。

天空の縦走路 比良山系蓬莱山を歩く 2016年7月5日 その1

2016-07-19 10:44:47 | 初夏の山歩き
今年の冬に京都清滝愛宕山から地蔵山を往復したときに見た
真っ白く雪を被った 武奈ヶ岳と蓬莱山に見とれてしまいました。
蓬莱山は冬はスキー場で賑わうらしいので 混雑期を避けてこの時期に出かけました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
蓬莱山その1 金比羅峠から山頂へ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

午前8時過ぎに駐車場に到着。既に満車状態でした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ロープウエー山麓駅から沢山の人を積み込んだロープウエーが発車します。
駅舎の向こうに琵琶湖が見えています。
しかし良く見ていると 山歩きの服装の人は居なくて 道具や材料を積み込んだ工事の職人さんたちです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

身支度を終えて 飲み物とおにぎりををリュックに入れて歩き出そうとしても 登山口が分かりません。
たまたま通りかかった人が「琵琶湖バレー」と書かれたシャツを着ていたので聞くと
その方はびっくりして 「あなたはどこから入ってこられましたか」と聞き返されました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
良く聞くと ここへ登ってくる琵琶湖バレー専用道路はゲートがあり 有料道路だそうです。
今は山頂駅やレストランの改装工事中なので 8時からゲートを開けて職人さんたちや工事資材の
トラックを入れているとのことです。

しかし一般客は午前九時からしかゲートを通って通行できないと言われました。

つまり私は 工事の職人さんたちに紛れ込んで 無料でゲートを通過して入ってきたもぐりの客なのです。
しかしすでに入った以上 気をつけて登山してくださいといわれました。

琵琶湖バレーの皆様方、知らないとはいえ どうもすみませんでした。
とりあえず教えていただいたとおり敷地内の作業用林道を歩きます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

振り向くと所々で琵琶湖が見えます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ゴンドラ用の鉄塔がかなり高いところまで見えています。
しかし山頂らしき場所の鉄塔は見えません。山頂はもっと上のほうらしいです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

施設内作業道路とはここで分岐して川のほうへ降ります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

川の増水を先ほどの親切な琵琶湖バレイの係員のおじさんが心配してくれてたけど 川は渡れそうです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

数頭の鹿があわてて走り去りました。鹿はかなり多そうです。駆除出来ていないようです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

昨日の午後にもの凄い夕立があったそうで、幾分増水していましたが 石をいくつか放り込んで
何とか無事に川を渡りました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

川を渡ると ここからが登山道の始まりのようです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

鬱蒼とした杉の植林帯が始まります。無風状態で非常に蒸し暑くなってきました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

植林帯をジグザグに急登が続きます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

登山道の脇の所々に鹿の骨が転がっています。鹿が増えすぎたのでしょう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

サウナの中を登るような蒸し暑さです。杉の植林には鹿避けにビニールテープが巻きつけられています。
あんなもので 鹿は怖がるのでしょうか。もっと駆除すれば良いのに。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

作業道と登山道の分岐も多く 目印のテープを注意深く探します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

歩き始めてサウナの中を2時間。既に1.5リットルの水を飲んでいます。
ヘロヘロになりながら ようやく「金比羅峠」到着です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

小休止した後登りを再開すると 大規模崩落箇所を通りますが、道は安全に切られています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

金比羅峠からは 植林帯もなくなり 時々琵琶湖が見えます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ロープが無ければ 登れないようなズル滑りの急坂を過ぎます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ジグザグの急登が続きますが、風通しが良く、軽快に歩けます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

琵琶湖を右に見たり、左に見たり急登を暫く続けると、
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

突然ロープウエーの山頂駅が見えました。やれやれです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

それから暫くは 急登が続きますが、背の高い木は全く無いので 見通しも風通しも良く
快適に登ります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

しばらくするとフェンスにぶち当たりました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

フェンスは山頂駅から続いているようです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

フェンスの切れ目を探して中へ入ります。勝手に入ってもよさそうです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

どうやらここはスキー場のようです。ほとんど芝生で覆われています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

高いほうへと歩いていきます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

芝生の上には大量の鹿の糞が転がっています。フェンスの設置理由がなんとなく分かるような気がします。
鹿の排除とスキー客の安全確保でしょう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ピークにきました。ここが蓬莱山のサミット(頂上)です。
8時半に歩き始めて11時半です。3時間かかりました。サウナの中を2時間近く歩き、スポーツ飲料を
4本半ー2リットル強飲みました。
ここから小女郎池まで往復して山頂駅へ行くのに スポーツドリンク250ccとお茶のペットボトル300cc
一本しか残っていないけど、縦走路は涼しそうなので 往復できそうです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
蓬莱山 その2へ続く
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


最新の画像もっと見る

コメントを投稿