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アウトドアライフの記録

四季それぞれに あちこちの山に登ったり、桜や紅葉の写真、および南の島の記録を写真とともに整理して、ブログにまとめました。

天空の縦走路 比良山系蓬莱山を歩く 2016年7月5日 その3

2016-07-23 09:49:49 | 初夏の山歩き
蓬莱山その3 山頂からクロトのハゲ、天狗杉経由下山へ
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鳥居が見えるので寄ってみました。
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山ノ神休憩所と書いてあり、琵琶湖バレイ従業員一同が 何かを寄進したと書いてありました。
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ロープウエー山頂駅へ向って歩きます。
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正面奥に武奈ヶ岳を見て歩きます。
その右手前は残雪期に歩いて あまりの深い雪に私が立ち往生したコヤマノ岳だろう。
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素晴らしいビューポイントで小休止します。
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足元に砂浜が見えます。青柳浜水泳場でしょう。
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フィールドアスレチックの間を抜けて歩きます。
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やったあ。自販機があります。ここまで2.5リットル飲んでもう水筒は空っぽです。助かったあ。
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500ミリリットルを一気飲みして、予備に3本買いました。
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先ほどまで歩いていた蓬莱山を見返したところです。
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暫く歩くと山頂駅が見えてきました。
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駅に着きましたが、どこかの看板に「下り道の景色は素晴らしい」と書いてあったような気がしたので
結局ロープウエーには乗車せずに歩いて降りることにしました。結果的には失敗でしたが。
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ここが下山口のようです。
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確かに素晴らしい眺めの中を降りて行き、楽しくなります。
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風通しも良く、綺麗な森の中を軽快に歩きます。
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この奥に湧き水があるようです。
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飲もうとしたら、ゴミだらけの手水が汚らしかったのでやめました。
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軽快に飛ばして降りていきます。
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頭上を轟音を上げてゴンドラが通り過ぎました。
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所々にビューポイントがあります。
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覗き込むと確かに素晴らしい景気です。この頃まではまだ景色を楽しむ余裕がありました。
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分岐がいくつかありますが、「クロトのハゲ」、「天狗杉」をキーワードにして進みます。
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これが「クロトのハゲ」だそうです。むき出しの岩山を想像していたのが当たりました。
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やがて道は植林帯に入り、凄い事になりました。
機械で削って作った道が 荒れ果てて グチャグチャになり歩きにくいったらありゃしない。
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おまけに無風状態になり、またしてもサウナ状態です。やっとの事で天狗杉到着です。
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グチャグチャのでこぼこ道をジグザグに折り続けます。疲れるなあ。普通の山道のほうが
どんだけ歩きやすいか。
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下り道にもあちこちに鹿の骨が落ちています。
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かなり下ってようやく林道に出ましたが、林道もジグザグの急降下が続きます。
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今度は登りになりました。
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たくさんある駐車場の中の道を登って行きます。広いわ、駐車じようだけでも。
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ようやく山麓駅に到着しました。やれやれです。帰路はゴンドラに乗ったほうが良かったのかもしれません。
サウナ状態の中を しかもでこぼこ道を歩くよりは。
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蓬莱山の位置と全体図です。
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歩いた記録です。
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歩いた距離は14キロで累積標高差は1000mを越えていました。
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しかもサウナ状態の中だったので疲れましたし、予想を越えてスポーツ飲料を飲みました。
合計500ミリリットルのペットボトルが8本、4リットル飲みました。しかし飲まないと死んでしまいますからねえ。
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天空の縦走路 比良山系蓬莱山を歩く 2016年7月5日 その2

2016-07-21 17:59:24 | 初夏の山歩き
蓬莱山その2 蓬莱山から小女郎池往復
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ピークにはちゃんと三角点も設置してありました。
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どうやらここが蓬莱山のサミット(頂上)のようです。
遭難者の慰霊碑らしき石碑もあります。
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お地蔵様の向こうには琵琶湖大橋が見えています。
このお地蔵さんも慰霊のために設置されたと思います。後で分かりますが。
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山頂駅からここへはリフト2本乗り継いで来るようです。
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「ご自由にお使いください」と書いてあったので少し休ませてもらいました。
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小女郎池へ向かい縦走を開始したら、少し歩くと山頂標識がありました。
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素晴らしい眺めの縦走路です。風も爽やかで軽やかに歩けます。
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標高1100mの縦走路から琵琶湖を見下ろしながら歩きます。
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このあたりはどうもお地蔵様が多いようです。
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左手には琵琶湖の眺めが続きますが、右手は山が深く 安曇川や朽木村は全く見えません。
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先ほどから行く手の黒い雲が気になります。こちらへ流れてきます。
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またまたお地蔵様です。やはり遭難慰霊碑でした。この先に鎮魂の言葉の石碑もありました。
比良山系は遭難事故が多いそうです。
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360度視界を遮るものが全く無い 素晴らしい天空の縦走路です。しかも私独り占めです。
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なんと縦走路の向こうにテントを張っている人がいます。
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望遠レンズで覗くとかなりの数の人たちのようです。こんな昼間に何をしているのでしょう。
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ようやく小女郎峠到着です。
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南北の縦走路から左へ分岐(東側)するとJR湖西線蓬莱駅へ降りるそうです。
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私は縦走路からこの峠で右分岐ー西へ進むとすぐに池が見えてきました。
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池の説明です。標高1000メートルのこの池は悲哀伝説があるそうです。
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この池は南北に細長い池です。こちらは北の方角で 道はありません。
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池の南側には道があり 鯖街道葛川坂下からの登山道、坂谷道が通っています。
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さあ蓬莱山へ引き返しです。先ほどまでのテントは撤去されて人は誰も居なくなっていました。
蓬莱山方向から 沢山の人の話し声が 微かに聞こえてくるので たぶん山頂駅へ向ったのでしょう。
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岐路は琵琶湖を右手に見て歩きます。涼しい風が吹き付けて良い気持ちです。
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再び蓬莱山が見えてきました。
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帰路の眺めも素晴らしい「天空の道」です。
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道はそのまま続いているように見えますが 一旦下ってからまた登りです。
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最後の急登からは山頂は見えません。
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目の前をアキアカネの大群が飛んでいます。横を見ると沢山のアキアカネが笹の葉に止まっていました。
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山頂から振り返りました。
尾根続きの一番奥のピークの右奥が小女郎池です。
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右奥には京都清滝の愛宕山とその右に地蔵山が見えています。今年の冬に 雪の山道を往復したときに
白く輝く 武奈ヶ岳とこの蓬莱山を見て 歩きたくなりました。
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南の奥には比叡山が見えていて、その左側に大津の街、右に京都の街が微かに見えています。
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その3へ続く
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天空の縦走路 比良山系蓬莱山を歩く 2016年7月5日 その1

2016-07-19 10:44:47 | 初夏の山歩き
今年の冬に京都清滝愛宕山から地蔵山を往復したときに見た
真っ白く雪を被った 武奈ヶ岳と蓬莱山に見とれてしまいました。
蓬莱山は冬はスキー場で賑わうらしいので 混雑期を避けてこの時期に出かけました。
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蓬莱山その1 金比羅峠から山頂へ
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午前8時過ぎに駐車場に到着。既に満車状態でした。
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ロープウエー山麓駅から沢山の人を積み込んだロープウエーが発車します。
駅舎の向こうに琵琶湖が見えています。
しかし良く見ていると 山歩きの服装の人は居なくて 道具や材料を積み込んだ工事の職人さんたちです。
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身支度を終えて 飲み物とおにぎりををリュックに入れて歩き出そうとしても 登山口が分かりません。
たまたま通りかかった人が「琵琶湖バレー」と書かれたシャツを着ていたので聞くと
その方はびっくりして 「あなたはどこから入ってこられましたか」と聞き返されました。
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良く聞くと ここへ登ってくる琵琶湖バレー専用道路はゲートがあり 有料道路だそうです。
今は山頂駅やレストランの改装工事中なので 8時からゲートを開けて職人さんたちや工事資材の
トラックを入れているとのことです。

しかし一般客は午前九時からしかゲートを通って通行できないと言われました。

つまり私は 工事の職人さんたちに紛れ込んで 無料でゲートを通過して入ってきたもぐりの客なのです。
しかしすでに入った以上 気をつけて登山してくださいといわれました。

琵琶湖バレーの皆様方、知らないとはいえ どうもすみませんでした。
とりあえず教えていただいたとおり敷地内の作業用林道を歩きます。

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振り向くと所々で琵琶湖が見えます。
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ゴンドラ用の鉄塔がかなり高いところまで見えています。
しかし山頂らしき場所の鉄塔は見えません。山頂はもっと上のほうらしいです。
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施設内作業道路とはここで分岐して川のほうへ降ります。
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川の増水を先ほどの親切な琵琶湖バレイの係員のおじさんが心配してくれてたけど 川は渡れそうです。
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数頭の鹿があわてて走り去りました。鹿はかなり多そうです。駆除出来ていないようです。
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昨日の午後にもの凄い夕立があったそうで、幾分増水していましたが 石をいくつか放り込んで
何とか無事に川を渡りました。
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川を渡ると ここからが登山道の始まりのようです。
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鬱蒼とした杉の植林帯が始まります。無風状態で非常に蒸し暑くなってきました。
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植林帯をジグザグに急登が続きます。
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登山道の脇の所々に鹿の骨が転がっています。鹿が増えすぎたのでしょう。
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サウナの中を登るような蒸し暑さです。杉の植林には鹿避けにビニールテープが巻きつけられています。
あんなもので 鹿は怖がるのでしょうか。もっと駆除すれば良いのに。
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作業道と登山道の分岐も多く 目印のテープを注意深く探します。
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歩き始めてサウナの中を2時間。既に1.5リットルの水を飲んでいます。
ヘロヘロになりながら ようやく「金比羅峠」到着です。
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小休止した後登りを再開すると 大規模崩落箇所を通りますが、道は安全に切られています。
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金比羅峠からは 植林帯もなくなり 時々琵琶湖が見えます。
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ロープが無ければ 登れないようなズル滑りの急坂を過ぎます。
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ジグザグの急登が続きますが、風通しが良く、軽快に歩けます。
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琵琶湖を右に見たり、左に見たり急登を暫く続けると、
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突然ロープウエーの山頂駅が見えました。やれやれです。
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それから暫くは 急登が続きますが、背の高い木は全く無いので 見通しも風通しも良く
快適に登ります。
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しばらくするとフェンスにぶち当たりました。
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フェンスは山頂駅から続いているようです。
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フェンスの切れ目を探して中へ入ります。勝手に入ってもよさそうです。
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どうやらここはスキー場のようです。ほとんど芝生で覆われています。
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高いほうへと歩いていきます。
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芝生の上には大量の鹿の糞が転がっています。フェンスの設置理由がなんとなく分かるような気がします。
鹿の排除とスキー客の安全確保でしょう。
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ピークにきました。ここが蓬莱山のサミット(頂上)です。
8時半に歩き始めて11時半です。3時間かかりました。サウナの中を2時間近く歩き、スポーツ飲料を
4本半ー2リットル強飲みました。
ここから小女郎池まで往復して山頂駅へ行くのに スポーツドリンク250ccとお茶のペットボトル300cc
一本しか残っていないけど、縦走路は涼しそうなので 往復できそうです。
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蓬莱山 その2へ続く
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新緑の金剛山を歩き九輪草に会いに行きました 2016年5月17日

2016-06-22 08:43:41 | 初夏の山歩き
金剛山のお花畑も終わりに近づいて、人が少なくなった頃を見計らって
新緑の金剛山を歩いて 九輪草の群生地へ花に会いに行きました。
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駐車料金600円を払い、新緑の林道を歩いていきます。
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水車は勢い良く回っているけど、LEDイルミは点灯していません。発電機が壊れたのでしょう。
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急坂の林道を約40分ほど歩くと 登山口です。
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新緑の源流地帯を歩きます。清々しいですねえ。
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ボランティアの方たちがロープをフィックスされた場所に咲く花々は終わっていました。
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これもボランティアの方たちの努力の階段です。感謝しながら通過します。

しかしこのような気持ちの良いボランティアの方たちばかりではありません。
中には根性の悪い人たちも沢山居て 分岐に取り付けた標識を片っ端から外すようないやな奴も
沢山います。あとで 触れますが そのために道間違いをする人が後を絶ちません。
今日もかわいそうな女性二人連れにあいました。
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急坂の途中の水場で小休止です。
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駐車場は26度でしたが、ここはひんやりして14度です。
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なんと浅黄マダラが水を飲みに来ていました。この蝶は沖縄の向こうの台湾やフィリピンあたりから来るそうです。
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お花畑は既に花が終わり 誰も居ません。新緑がきれいですねえ。
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梅惠草がはびこっています。この植物は精力旺盛で 他の植物たちとりわけ九輪草を駆逐するので
ボランティアの方たちが 九輪草を守るために梅惠草を駆除しています。
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お弁当広場に着きました。ここも新緑がきれいです。
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沢山の人たちが 新緑の下のベンチでお弁当を食べています。
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国見広場に到着。奈良県御所市が設置したこの看板はいつも気になるのですが、間違いです。
ここは金剛山山頂ではありません。ここは国見城跡の国見広場です。

湧出岳、葛木岳、大日岳、白雲岳の総称を金剛山と呼んでいますが、標高1125mは
葛木岳山頂の事です。ここ国見広場は標高1060m前後です。

まあ一般的にここを金剛山山頂と呼んでいるのでしょう。山上ヶ岳を「大峰山」と皆さんが呼ぶように。
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国見広場の金剛桜は 完全に葉桜になり、さくらんぼが出来ていました。
金剛桜は 山桜ですが御衣黄のような 黄緑色の花をつけます。
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うどん屋さんの前の青モミジはすばらしいですねえ。
まず転法輪寺にお参りしてから、ここで食事をします。
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転法輪寺境内です。
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ピンクの花が咲いて 花びらがはらはらと散り始めています。
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海棠桜です。我が家の海棠桜は3月20に咲きましたが ここ標高1000mでは2ヶ月遅れで咲いています。
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境内にはあちこちに九輪草が咲いていました。
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秀吉が掘らせたと言う ひさご池の真ん中の弁天島にも九輪草が咲いています。
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転法輪寺にお参りしたあとはうどん屋さんでお昼です。カップ麺とおにぎりで550円です。
飲み物とデザートは 持参しました。
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さあ下山します。右はK谷道、左はT谷道で 私が分岐標識を何回取り付けても外す奴がいます。
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下山予定の左分岐ツツジ尾谷道と、直進は高畑道の分岐です。ここにも過去何回も分岐標識を取り付けましたが
すぐに取り外されます。
こんな悪意に満ちた事をするのは たぶんハイカーではなくて 地元の山仕事の人だと思います。
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下山を始めて最初の滝F1です。名前が不明なので勝手につけました。
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新緑の中の次の滝F2です。
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F3です。もしかするとこれは「腰折れの滝」と言うのかもしれません。

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途中で花の写真を取りながら歩いていると 同じく花の写真を撮っている女性に出会い、
その方に同行させてもらいました。
二人で歩いていると道の途中でしゃがみこんでいる二人連れの女性の方に出会いました。
聞くと K谷を降りるつもりが ここにきてしまい、ここがどこか分からないと 
しゃがみこんでいらっしゃいました。

だから私が今まで何回も山道の分岐標識を付けてあるいているのに 片っ端から撤去する
悪意溢れる奴がいるから こんな被害者が出るのです。高畑谷とツツジ尾谷を間違える人は
過去何人も会いました。

間違えやすい道の分岐を新設に私に教えていただいた アメリカ人のポールさんも数年前に
旅立たれました。

今度はその方たちも付いてこられて 4人で下山しました。
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この日であった花々
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九輪草の群生地です。
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ボランティアの方たちが 梅惠草の駆除をされているので 毎年花を咲かせてくれます。
この植物には毒があるので 動物は食べないそうです。
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多宝塔や五重塔の先端についている九輪のように花が何段にも咲くことからつけられた名前だそうです。
どう見ても園芸種の花のように見えますねえ。
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九輪草の中には白い花もあります。
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キランソウです。地面にびっしりと生えるので 別名「地獄の釜の蓋」なんて下品な名前もあるそうです。
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花筏です。優雅な名前ですねえ。
俳句の世界で花筏と言うと桜の花びらが川面を流れる様を言うらしいのですが。
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山紫陽花がもう咲いていました。始めは額空木と思い少し枝を折ってみましたが幹に
空洞はありませんでした。(ごめんなさい)
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山鍬形の名前は 花の形ではなくて 実の形が 兜の形 つまり鍬形をしているからだそうです。
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常盤ハゼ。常盤と言うのは常緑のことではなくて 花期が長いからだそうです。
良く似た花の 紫サギゴケのように地面を這うのではなく、茎で立ち上がって咲きます。
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森の恵み、ヘビイチゴ。沢山ありました。甘酸っぱい味がしておいしかったです。
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一瞬黒百合かと思いました。形は苧環なので深山苧環の一種なのでしょう。
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立浪草はあちこちで元気に立ち上がっていました。
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二人静です。この花軸は一本ですが 一本のものから5本くらいのものまでいろいろあるそうです。
必ずしも2本ではないようです。
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谷桔梗は谷沿いのあちこちに咲いていました。かわいい小さな花ですね。
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山野草トップページはこちらです。
http://yochanh.sakura.ne.jp/sanyasou/index.html
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生駒超えの古道を行く 暗峠(くらがりとうげ) 2014年8月12日 その2

2014-08-20 11:39:59 | 初夏の山歩き
その1からの続き
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暗峠のトンネルだ。上の道は「信貴生駒スカイライン」のようだ。

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狭くて長いトンネルを抜ける。

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石畳の道が現れた。同時に茶店も一軒ある。

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ここから大阪府だ。

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この石畳は郡山藩主により敷設されたということだ。

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大阪府側に入ったこの狭い道に国道標識が現れた。

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道端の古い道標石に「右矢田山二里」とあるが、矢田山は地図に載っていない。

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狭い道をどんどん下る。民家の軒先がすれすれだ。

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しばらく下ると「生駒縦走路」とクロスした。

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縦走路を行く人。この人は足が速くあっという間に視界から消えた。

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下り道はどんどん急坂になる。やがて「弘法水」に来た。

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祠の中には 弘法大師空海が祀ってある。

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湧き水が滾々と涌いていて、沢山の人が水汲みに来るらしいが、「この水を生で飲んだら駄目です」と書いてある。

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更に道を下ると、神様や

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お不動様のような仏様が沢山祀ってある。

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時々木々の間から 大阪の街並が見えている。

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道沿いにはこの観音寺のような大きなお寺が何軒かある。

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強烈な下り勾配の道が続く。降りるのも怖いくらいだ。

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道の左側は深い渓谷だ。水の音が遠くに聞こえる。

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分岐が出てきた。右は「生駒山上紫陽花園」と書いてあるがそのまままっすぐに進む。道は相変わらず急坂だ。

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有名な「芭蕉の句碑」に来た。

病を押して 伊賀を出発し、旧暦9月9日の重陽の節句(菊の節句)にこの暗峠を超えた芭蕉は 難波に着くと 間もなく亡くなったそうで 芭蕉最後の旅になったそうです。

    菊の香に くらがり登る 節句かな  芭蕉

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東大阪の街並がすぐ底に見えるところで、最後の分岐があった。右は近鉄額田駅へ、左は近鉄枚岡駅へ、まっすぐは集落の中へ。左へ進む。

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歩いていると 神社の中に入った。

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枚岡神社だ。お宮参りの祈祷が行われていた。

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石段を降りて進む。どうやら裏手の山から入ったようだ。大きな神社だ。

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大きくて立派な神社だ。縁起を読むと主祭神 は「天児屋命あめのこやねのみこと」とある。なんだ 鎌足の子孫の藤原氏の神社だ。千年以上にわたり、天皇制を食い物にして 政敵を抹殺、虐殺し 私腹を肥やし続けた藤原氏の金で作った神社だ。奈良の春日大社、京都の吉田神社などと同じ系列だ。

鎌足や不比等に始まる藤原一族が大嫌いなので、お参りせず素通りする。

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石段を降りていくと、注連縄鳥居のすぐ先が 近鉄枚岡駅だった。時刻は14時15分。峠で30分のランチタイムを採ったので 実質3時間の歩行だった。

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古より 難波と大和を最短で結ぶが、きわめて急な坂で有名なこの峠は あまりにも急な坂道なので馬の鞍がひっくり返るので 鞍返り峠(くらがえりとうげ)と呼ばれたそうである。

全路が国道308号線でほとんど舗装道路ではあったが、民家の軒先を掠めるような狭い道や、石畳の道や、沢山の石仏が安置されていたり、きれいな棚田が続いていたり、人気のハイキングコースなのがよく分かった。

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実際に歩いた記録。

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高度と距離の記録。奈良県側の道の勾配よりも大阪側の勾配の方がずっと急勾配なのがよく分かる。自転車で登ってきた若者が二人とも倒れこんでいた程だ。

歩行距離は7.6kmだった。

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生駒超えの古道を行く 暗峠(くらがりとうげ) 2014年8月12日 その1

2014-08-17 10:57:26 | 初夏の山歩き
大和の国へ通じる道は 大和街道とか 奈良街道と呼ばれてきた。京、難波、伊勢、吉野などからの道の総称である。

その中でも生駒山の暗峠(くらがりとうげ)を超えて行く道は 難波と大和の最短コースとされて、昔から有名であり、「日本の街道百選」にも選ばれているらしい。(誰が何の為にそんな道を百も選んだのか知りませんが)

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ピンクのラインが予定のコースである。近鉄南生駒駅を出発し、暗峠を越えて近鉄枚岡駅がゴールである。

※地図は山と渓谷社「金剛山」の中の「生駒の峠道」

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近鉄南生駒駅前のメインストリート、ほとんど商店の建物はない。

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このべーカリーショップが駅前で唯一の食料調達場所なのでパンを買い求めた。飲み物も用意して 10時45分にスタートした。

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道が分からず、あたりを歩き回る。交番があったのだが、警察官の方が不在だったので歩き回った。竜田川は先日の台風で泥水が凄い勢いだ。

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やっと入口を見つけた。道路標識に書いてある。

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文面を逆に考えれば この道を行けば「暗峠」に行けると読める。

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民家の間の路地を歩いていく。正面の生駒の峰は昨夜からの雨でまだ雲が取れていない。早く晴れてくれればいいのだが。

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こういう古民家と新興住宅が混在している。古民家を見て歩くのも楽しい。

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しばらく歩くと突然道が広がり、「国道308号線」の標識が出てきた。

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ちょうど道路に止めた車から降りてこられた方が私に話しかけてこられた。

暗峠のお話をした後 しばらく世間話をしていると その方は 民間の会社を定年退職後 しばらくして 国の仕事(年金関係)を受託した 民間の会社に契約社員として採用されて、毎日働いているとの事であった。 「給料や待遇もよく、一緒に働きませんか」としきりに誘われた。

丁重にお断りして 先へ進む。

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その方と別れて再び歩き出す。
周りはきれいな棚田が続き 次第に高度が上がるのが分かる。

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道は次第に急坂になる。

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人気のハイキングコースだけあって、何人もの方が山から下りてこられる。

この女性は「石切の駅」から歩いてきたとおっしゃっていた。そのほか「額田駅」や「枚岡駅」から何人もの方が来られた。

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地図に記入がある「石仏寺」を過ぎる。

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面白そうな「雑貨と喫茶」の店もあるが 残念ながら土曜日曜だけ営業しているようだ。

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大きな道標があった。峠まであと2キロと書いてある。

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峠まで奈良県側最後の公衆トイレがあった。自治会館と書いてあった。

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路傍に「阿弥陀如来石造」があった。この道は信仰の道でもあったのか。

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宝山寺への分岐が出てきた。これも地図にポイントが表示してある。右が宝山寺道だがまっすぐ進む。

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路傍には沢山のお地蔵さんや石仏がある。昔の旅人が旅の安全を願い設置したのか。

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万葉歌碑もあった。下野の国の防人が読んだ歌と書いてある。「生駒の峰に雲はたなびく」と読めた。

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振り返ると棚田の下に生駒の町が見える。

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どうやらあれが峠のようだ。

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道の脇の笹薮の中に彼岸花の仲間の「狐のカミソリ」が沢山咲いている。さあもう少しで峠だ。

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さきほどすれ違った女性に聞いた「峠の茶屋」に到着。

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ここで昼食を頂くことにする。駅前で買い求めたパンはおやつにしよう。

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窓から見下ろすと 生駒の町の向こうに奈良の街並も見える。

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その2へ続く

笹百合満開の岩湧山頂 6月18日

2013-06-23 23:51:25 | 初夏の山歩き
笹百合満開の岩湧山頂 6月18日
久しぶりに岩湧の森を歩いた。今年はすでに入梅しているが、雨らしい雨も

降っていない。まさに空梅雨だ。

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行者の道の「名も無い滝」はチョロチョロ水だ。

いつもはもっと水音もしているのに。

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いにしえの道の「行者の滝」はチョロチョロで滝の姿をしていない。

それでも二日前にちょっと降ったのでまだ水は少し流れている。

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山道のあちこちに咲いている「山紫陽花」を眺めながら歩いていく。

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山頂まで来ると、笹百合のオンパレードだ。

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よく見ると、あちこちに切られた笹百合の茎がある。

毎年 心無い輩が多い。

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それでもかなりの笹百合が 咲いている。

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「笹百合おじさんと二人で 笹百合の球根を植えて回ったところにも

笹百合は花を咲かせていて 安心した。

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笹百合の写真を撮っていたら なにやら恐ろしげな虫が。

シロヒゲ昆虫博士に聞いてみよう。

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そのほか山道に咲いていた花花。

これは「水田平子」(みずたびらこ)

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うつぼ草

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蛍袋

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岡虎の尾

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塔花(とうばな)

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立浪草の群落

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無葉蘭は 葉のない欄で光合成をしない植物らしい。

地中から直接養分を吸い上げるらしい。

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上の二枚の写真は無葉蘭の蕾の写真。

こんなのが斜面に生えていても、枯れ枝にしか見えませんよねえ。

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大台ケ原川上辻から歩いて大台辻で熊モンに出会う  その2 2013年6月14日

2013-06-19 19:13:08 | 初夏の山歩き
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大台辻で熊モンに出会う その1の続き
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所々には、石垣を積んだ立派な道も残っている。

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広い「大台辻」に到着。地図には「キャンプ適地」と書いてある。

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前回歩いて登ろうとして、斜面崩壊の為に途中で引き返した「筏場道」は

通行止めのロープが張ってあった。左下へ降りる道である。

あれだけ大規模に山道が崩れたので、当分通行止めだろう。

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先へ進むと、巨木の森が続き、しかもアップダウンがきつくなる。

踏み後は ますます不鮮明になり、ピークをいくつも超える。

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奥駈道と思われる高い山が時々見える。右手の高い山が

山上ヶ岳かも。

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道は不鮮明になる一方なので手作りの標識が所々にあり、大変助かる。

先人たちの付けたテープを探し、私も帰路のため 紐を結ぶ。

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しかし標識があっても、どちらへ進むのか不明な場所もある。

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テープを探しながら歩く。

時々GPSを見て道を外れていないことを確認。

特に90度、直角に曲がるところが 危ない。

そのまままっすぐ進んででしまうからだ。

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踏み跡は、人間なのか獣なのか よく分からない。

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あのピークを 添谷の頭(1250m)と勘違いして引き返した。

手元のGPSでは標高(1298m)と出ていた。

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大台辻から 筏場道を少し下り、前回の引き返しポイントを見に行く。

しかし途中で 雲が流れてきて雨が降りそうなので、引き返した。

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金明水の近くで真新しい熊モンのウンチ発見。往路には無かったものだ。

緊張して歩く。

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曲がり角を曲がったとたん、大きくて真っ黒な熊モンが15メートルくらい先

を走り去っていった。後ろ足の裏の大きなベージュ色の肉球を見せて。

しばらく呆然と立ち尽くす。

それからは大きな声で「おーい、ちょっと通してくれるかなあ」

「少しだけおじゃましますけん」といいながら歩いた。

スタート時点から リュックに熊避けのベルを二つぶら下げて、両手のストック

にも それぞれ大きな鈴を ぶら下げて、うるさいくらいにヂャラヂャラ

チャリン、チャリン鳴らせて歩いていたのに。

でもそれだから逃げてくれたのかもしれない。

※とっさのことで写真を写す時間がなかった。

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やっと無事にスタート地点に帰ってきた。ここらあたりの熊笹地帯も

熊モンが居そうな危ない地域なので、大声を出しながら歩く。

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実際に歩いた記録。勘違いした添谷頭はまだまだ先だった。

(GPSには場所の名前表示は出てこない)

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標高1500m付近から下り、標高1200m付近まで降りて、また登り返した。

歩行距離は約12キロ、歩行時間は約6時間だった。

部分的に崩れたり、倒木が多い場所がかなりあったので時間がかかった。

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大台ケ原川上辻から歩いて大台辻で熊モンに出会う  その1 2013年6月14日

2013-06-18 00:20:20 | 初夏の山歩き
大台ケ原川上辻から歩き出し大台辻で熊モンに出会う 2013年6月14日
台高山脈縦走路の終点近く、川上辻から大台辻へ向かって歩いた。

添谷の頭(1250m)まで行ったつもりで、引き返す帰路に 金明水付近で

熊モンに出会った。真っ黒で大きく、走り去る時後ろ足の肉球がはっきり

見えた。

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スタートアンドゴールの川上辻。

手前の道路は「大台ケ原道路」で右へ3キロほど行くと山頂駐車場だ。

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いきなり「通行止め」の看板。

しかし先日岩湧山でお話した女性は「大台辻まで普通に歩けました」

とおっしゃってたので、そのまま進む。

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石垣を積んだきれいな道。

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橋も架かっている道。

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きれいに整備された 新緑の道を軽快に進む。

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鹿避けネットと立派な道路標識もある。

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左手には「鹿避けネット」が延々と続く。

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石垣を積んだ入り隅には、湧き水もある。

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突然鋼鉄製の吊り橋が見えた。

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名前は書いてないが、地図には「安心橋」と書いてある。

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やがて所々で 大きく崩れた場所が出てきた。

しかしそんなところには、ロープやザイルがフィックスしてあり、

安全に通れるから、ありがたい。

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岩の穴から水がどんどん湧いている。金明水と書いてあり、地図にも

その名前が表示してある。

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やがて道は不明瞭になる。このあたりの景色と雰囲気は この台高縦走路の

「明神岳」から「池木屋山」の間にとても景色が似ていて、前後左右が分かり

にくくて とても迷いやすい場所だ。

赤のビニール紐をぶら下げながら進む。先人たちもビニールテープ

などを要所要所に付けてくれていて、非常に助かる。

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倒木だらけの場所もあるが、先人のビニールテープを探して進む。

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しっかりした標識に出会うと、道をそれていなくてほっとする。

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その2へ続く
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中央分水嶺高島トレイルを歩く

2012-07-12 23:47:04 | 初夏の山歩き
中央分水嶺とは、降った雨が 日本海と太平洋に分かれる尾根のことをいうのを御存知の方も多いと思います。

しかしその中央分水嶺が琵琶湖の北部滋賀県高島郡ー現在の
高島市を走り、日本海と琵琶湖に分水しているのを御存知の方は少ないと思います。

最近人気が出て、歩く人の多い「高島トレイル」を歩いてきました。全長80キロあるらしいのですが、起点と終点を二日掛かりで
歩いてきました。

真新しい「中央分水嶺高島トレイル」の説明看板はあちこちにあったのですが、肝心の登山口標識がまったく無くて、大変困りました。

しかしトレイルの途中標識はきちんとしており、安心して歩けます。昔道間違えで、京大演習林側の原生林へ降りた人がちょいちょいいて問題になったとのことで、標識が整備されたらしいです。たまたま登山口を探していて、親切に教えて下さった
山仕事の方に いろいろ教えていただきました。

まあそういう 大阪府奈良県和歌山県のダイヤモンドトレイルも
トレイルの標識は完備していますが、登山口標識は、お寒い限りで 二上山、岩湧山くらいが 登山口表示がしっかりしているくらいで、あとは無いに等しい感じです。

たくさんの人が歩く金剛山も、千早、高天道にあるくらいで 青崩、太尾、御所、増、名柄方面からは 登山口標識はほとんどありません。

ダイトレ出発点の屯鶴峰にいたっては、関屋からの縦走では ガードレイルの隙間を越えて、溝を越えて入らねばなりません。おまけに「ダイトレ起点標識」もいくら探しても見つかりませんでした。 

高島トレイルは、ぶなの原生林や古木倒木の森がとても美しく、ふもとの朽木村の農村風景もとてもきれいで癒されました。ダイトレの植林杉だらけの林とはえらい違いです。

高島トレイルは また歩きたくなる道でした。写真を整理しましたのでまた覗いてみてください。

「アウトドア日記」中央分水嶺高島トレイルを歩く
http://yochanh.blog.ocn.ne.jp/outdoordiary/


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ぶなの森













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歩いたトレイルを振り返る




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