アウトドアライフの記録

四季それぞれに あちこちの山に登ったり、桜や紅葉の写真、および南の島の記録を写真とともに整理して、ブログにまとめました。

世界遺産大峯奥駆道を歩く 行者還りトンネル東口から行者還り岳へ往復しました 2017年7月15日 その2

2017-07-31 09:20:07 | 世界遺産大峰奥駈道
トンネル東口から行者還り岳へ その2
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この標識から北へ お花畑が広がります。
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鹿避けネットも張ってあります。大山蓮華が咲くようです。
4月には 山芍薬の群生が見られます。
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梅惠草が群生しています。ちょうど 満開です。
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この植物はとてもしぶといらしくて 金剛山の九輪草群生地では ボランティアの方が この植物を
駆除されています。九輪草を駆逐するそうです。
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車百合があちこちで満開でした。鬼百合や小鬼百合と花がそっくりですが、小鬼百合の花より
一回り小さな花です。
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名前の由来は 葉が茎の周りに輪生して車のように見えるからです。歯の付け根にムカゴはありません。
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あちこちに草橘も満開でした。橘やカラタチ(みかん科の常緑樹)と花が似ているから名づけられたそうですが
この花は草に咲く植物で ガガイモの仲間で 蜜柑の仲間ではありません。
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峠の標識に着きました。
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この標識はとても危険です。こんな道は 通行禁止なしなくてはなりません。
「天川辻」と書いてあります。登山口は「神童子谷」入口の鉄の吊橋なのですが、昔歩いたときには
木製の橋という橋はすべて崩落していて、斜面のトラバースも滑り落ちそうで非常に危険です。
それにこの道で 5年ほど前に 山菜取りのご夫婦が熊に襲われて 亡くなられました。

私がこの標識にサインペンで 「進入禁止」と書き込みましたが 消えかけています。
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このあたりは踏跡もテープも付いているのでかなりの人が降りて行き 途中から引き上げて来たと思います。
私もかつて 横浜から来た大学生のグループが引き上げて来たのに遭遇した事もあります。

次回来るときは 進入禁止の立て札をきちんと立てるつもりです。
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しばらく歩くと お地蔵さんが立っています。合唱して通り過ぎます。
たぶんどなたかの遭難慰霊碑と思います。
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展望ポイントに来ました。今日は 中央奥の大台ケ原は雲の中です。
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行者還り避難小屋に到着です。
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天川辻の標識からここまでは歩いてすぐです。
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小屋の中は相変わらずきれいに整理整頓されていました。
一人きりなので 小屋の中でお昼ご飯を頂きました。
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小屋の上に行者還りの 切り立った岩場が見えています。
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この山は 南側へオーバーハングしているので 南側からは登れません。
この修験道を開いた役行者さんでも 南から登れずに引き返したそうです。この山の名前の由来です。
しばらく東側を回ります。
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この急斜面の左側が 山頂ですが、もうしばらく東の巻道を進みます。
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突然難路の始まりです。
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木製梯子もかなり傷んでいます。慎重に登ります。山頂は左側背後です。
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行者還り岳山頂到着です。午後1時半です。
小屋で30分のお昼休みをしたので 歩き始めて3時間半で到着です。
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山頂からは 眺めはほとんどありませんが 木々の隙間から大普賢岳が見えています。
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山頂から下りてもうしばらく奥駈道を進みます。
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遭難慰霊碑です。大学生のワンゲル部の若人が 天気の急変でここでなくなられたそうです。
合掌。
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トンネル東口から行者還り岳へ その3へ続く
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世界遺産大峯奥駆道を歩く 行者還りトンネル東口から行者還り岳へ往復しました 2017年7月15日 その1

2017-07-29 16:58:15 | 世界遺産大峰奥駈道
我が家の裏山の岩湧山から 天気のよい日にはいつも眺めている世界遺産大峯奥駈道。
その奥駈道の中でも 久しぶりに行者還り岳へ歩くことにしました。
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岩湧山山頂から 天気のよい日に見える行者還り岳です。
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トンネル東口から行者還り岳へ その1
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予定のコースです。行者還りを越えて もう少し先へ歩く予定です。
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いつも通る 五條から天川村への道が 先週の大雨で崩壊して通行止めになっていました。
やむなく引き返して下市町から大回りして天川村へ行ったので 予定時間から 1時間ほど遅くなりました。
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前回明星ヶ岳で 「菊の窟探しおじさん」から教えてもらった 309号線119番ポイント無料駐車
スペースです。今日は凄い車の数です。天気の良い土曜日だからです。
みなさん 理不尽に強制的徴収天川村駐車スペースに反感をお持ちです。
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いつもガラガラで 私の専用駐車スペースのトンネル東口も なんと満車に近い状態です。
少し走って 離れた場所に停めて戻りました。
9時半に歩き出しました。県道崩壊の為回り道をしたので 予定より1時間送れです。
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登山口の山道が少し崩壊しています。
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初夏の急登が始まります。
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合流点で立ち止まると 大勢の声が ナメゴ谷方面から聞こえてきます。
このコースは 309号線90番ポイントに駐車して登るそうです。
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この道の丸太階段はほとんど崩壊していますが 所々階段が残っています。
しかし残った階段も もう直ぐ壊れてなくなります。
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ほとんどの丸太階段が この状態です。国も奈良県も修理するつもりはまるでなさそうです。
いわんや 上北山村では 無理ですねえ、財政的に。

世界遺産の奥駈道でも放置状態なのにましてや その奥駈への登山道など 荒れるままです。
素晴らしい文化国家ですねえ、日本は。

南奥駈など 「新宮やまびこぐるーぷ」の方々が メンテナンスから手を引けば 奥駈道はもう終わりです。
文化庁も文科省も世界遺産の意味が分かっていませんネエ。
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登りながら なんか変だなあと考えていましたが、今までに私が取り付けた目印のテープや紐、
それに他の方たちが取り付けた目印のテープが ことごとく撤去されています。
代わりに真っ赤な新しいテープが 木の幹に巻いてありました。
そんな事をしたら 外された人が怒ってお前のテープも外されるのになあ、馬鹿な奴ですねえ。
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奥駈出会いです。梅雨明けしたかのような厚い真夏日なので 暑かったなあ、やれやれです。
奥駈は尾根道なので かなり涼しい風が吹いています。
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初夏の奥駈です。暑いけど風は爽やかで、気持ちよく歩けます。
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一のタワ到着です。タワとは 峠の古語です。奥駈地図にはトンネル東口から登った奥駈出会いが
一のタワと書いてあります。歩いて5分ほどのずれがありますが こちらは昔の宿の跡でしょう。
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かなり広い平地に 水場もあります。何枚かお札も納めてあり、やはりこちらが一のタワでしょう。
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前鬼から登った太古の辻から北を「金剛界奥駈」と呼び、南側を「胎蔵界奥駈」と呼びます。
来た奥駈は歩く人が多く 踏跡がしっかりしていますが 南奥駈は歩く人が少なく 道も
熊笹で直ぐに覆われるので 今でも定期的に「新宮やまびこぐるーぷ」の方たちが笹刈りを
したり道普請をされていて 歩くことが出来ます。

世界遺産に登録されて今年で12年になるのに 国、政府は放置したままです。
素晴らしい文化国家ですねえ。
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時々左手に見える弥山は雲に覆われています。
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以前から気になっていたのですが、この標識です。
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この場所はシナの木出会いと書いてありますが 奥駈地図には何も書いてありません。
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踏跡もテープもしっかり付いています。トンネル西口へいけるようです。
こんど 119番ポイントに駐車したときに この道を歩いてみようと思います。
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やがて弥山から鉄山へ続く尾根の向こうに 頂仙岳が見えてきました。
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まだ梅雨も明けていないのに 空にはアキアカネが群舞しています。その向こうに雲の切れ目から
弥山小屋が見えています。もちろん望遠レンズです。
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私が勝手に「蛸の木」と読んでいる木の脇を通り過ぎます。
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あちこちに白い花が咲いています。近くに寄れないので望遠で覗くと山法師(やまぼうし)のようです。
ハナミズキもこの山法師の仲間で別名をアメリカ山法師というそうです。
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やがて正面奥に 行者還り岳が見えてきました。
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その右奥には大普賢岳が見えています。
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トンネル東口から行者還り岳へ その2へ続く
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真夏の河内長野市内をトレーニングの為アップダウンを走り抜けて夏景色を楽しむ 2017年7月23日

2017-07-25 23:59:26 | 自転車ツアー
山歩きが時間的に出来ないときは、体力維持のために 自転車で 自宅近くの住宅団地を
走り抜けています。特にアップダウンが大きいコースを選んで走っています。

真夏の河内長野市内で 夏景色を楽しみながら 走りました。
※カメラを持たずに走りましたので 写真はすべてスマホの写真なのでサイズが横長です。
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ブルーのラインが下りで、ピンクのラインが登りです。
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田園地帯の稲はかなり大きく育っています。吹き抜ける風も爽やかです。
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延命寺への山道になりました。鳥足升麻が咲いています。
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藪萓草(やぶかんぞう)も沢山咲いています。
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延命寺近くにはこの山百合が多く咲きます。昔この花の近くで農作業をしているばあちゃんとお話していたら
「この花は観心寺百合というてな、観心寺の鐘の音が聞こえる範囲でしか 咲かないんや」
と教えてもらい、感心しましたが、その後どこの山でも見かけるようになり なんかがっかりしました。
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延命寺に着きました。鬼百合がお出迎えです。葉の付け根にムカゴがあるのが鬼百合で 無いのが
小鬼百合です。
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延命寺地蔵堂の前にも 大きな山百合が咲いていました。
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蓮池にはハスの花が2~3輪咲いていました。網が張ってあるのは ザリガニの駆除用です。
ザリガニはハスの根を切るので 時々水を抜いてザリガニを除去していますし、夏にはカワセミも来て
ザリガニを食べますが 一向ににザリガニは減らないと 市の担当者は嘆いていました。
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延命寺けいだいには 姥百合も沢山咲いています。姥百合とは 花の終わる頃(女性の見ごろが終わる頃)、
葉も落ちる(歯も落ちる)という女性に大変失礼な命名です。どんな下品な奴が名づけたのでしょう。
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次に興善寺の蓮池を見に行きました。
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蓮池の周りの五百羅漢の後にハスの花が見えます。
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白く大きな花が咲いています。
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境内のお地蔵さんの後の風車が風に回り とても爽やかです。
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岡の上に登り 釈迦如来にご挨拶に行きます。石段の両側には 釈迦の十大弟子の像が並んでいます。
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このおじさんのお顔が好きで いつもご挨拶します。
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釈迦如来像に参拝します。
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御釈迦さんのところからは 右端に岩湧山が見えています。
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十二童子と菩薩を拝んで 今日のコースの最高地点のロジェ長野マンションへ向います。
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住宅地の中ですが 道路脇に栗の実がなっていました。
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百日紅の赤はいかにも夏の色です。お庭から道路へはみ出ていましたので 写真を撮らせてもらいました。
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道路脇の藪に咲いていたこの花はなんでしょうか、調べても分かりません。蔓ですが。
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最高地点まで 昇ってきました。藪茗荷がたくさん咲いていました。夏の花ですね。
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正面の金剛葛城は雲の中でした。このところ梅雨明けしたのに東北や北陸は豪雨続きで大変です。
今年は天候不順ですねえ。
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次に勝光寺に向いました。境内のこの仏像の山の中に お堂があります。
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お堂には大日如来が祭られています。
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次に鐘突き堂へ向います。
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お賽銭を納めて 鐘突きさせていただきます。鐘が鳴っている間にお祈りします。
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寺の奥へ歩いていきます。河が流れてとても涼しいです。
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突き当たりに滝行場があります。住宅地の直ぐ裏手にあるとは思えません。
このまえ 吉本の芸人が ここで滝に打たれていました。
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チャリのトップページはこちらです。
http://yochanh.sakura.ne.jp/chari/index.html
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世界遺産大峯奥駆道を歩く 五番関から大峯山へ新緑の奥駈道を往復 2017年7月2日 その4

2017-07-23 23:55:21 | 世界遺産大峰奥駈道
五番関から大峯山 その4
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帰路は宿坊群を通らずに 奥駈道を直進します。
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西の覗きに立ち寄ると朝よりも 人が増えていました。しかも続々とあとから登ってきます。
ここでの眺望は諦めてさっさと下山します。やはり日曜日は人が多すぎます。
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帰路は左の下山道の平成新道を行きます。右の古道は恐らく登りの人たちで 混んでいると思われます。
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合流地点直下の新道です。今年の冬 ここが雪と郡で埋り その凍った斜面をトラバースできずに引き返した場所です。
雪が無ければ 普通の山道ですね。
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歩きながら左手を見ると大峰山が見えます。西の覗きはあの向こうです。微かに法螺貝の音が聞こえてきます。
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階段を駆け下ります。
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分岐がありなにやら札がぶら下がっています。
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良く見ると、今年の冬雪に阻まれて、新道と古道の中間の尾根筋を這い上がり 方向を見失いぐるぐる回っているときに
見た看板です。やはりここは新道だったのですネエ。積雪と吹雪で方向を見失っていたのでしょう。
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松清茶屋と陀羅尼輔茶屋を過ぎて
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洞辻茶屋まで戻ってきました。お店のおじさんは掃除して片づけをされていましたが
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私が役行者に無事ここまで帰れたお礼を言うのを 待っていてくださり、お堂の扉を閉められました。
いつもはこの扉は閉じたままです。
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茶屋のまわりや お不動さんの周りは 白装束の人たちで溢れていました。
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振り返れば 茶屋の屋根の向こうに 日本岩が見えています。
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アップダウンを繰り返しながら次第に高度を下げていきます。
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珍しい唐松草も咲いていました。
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行く手の大天井ヶ岳の向こうに金剛葛城が 見えていました。
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難所の鞍掛け岩を慎重に降りて
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奥駈道のアップダウンをあるいていると日が差してきました。とにかく雷が来なくてよかったです。
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大天井ヶ岳はずっと正面に見えています。
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帰路は左の古道を行きます。
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ジグザグの急降下をすると
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あっという間に五番関に到着です。
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奥駈から10分も掛からずに駐車場へ降りてこれました。
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歩いた記録です。
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高度と距離の記録です。駐車場は 標高1100mなので 標高差はそんなにありませんでした。
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奥駈道や修験の路、世界遺産の参詣道のトップページはこちらです。
http://yochanh.sakura.ne.jp/okugake/index.html
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世界遺産大峯奥駆道を歩く 五番関から大峯山へ新緑の奥駈道を往復 2017年7月2日 その3

2017-07-21 09:49:03 | 世界遺産大峰奥駈道
五番関から大峯山 その3
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ここで右下からの新道と合流します。今年3月の残雪期には この右直下の氷の斜面が越えられなくて
引き返しました。
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等覚門に到着です。ここから大峰山寺の領域です。
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行場「西の覗き」に近づくと 沢山の白装束の人が動き回るのが見えます。そして子供が泣き叫ぶのが聞こえます。
どうやら 子供が断崖絶壁から ロープで吊るされているようです。かわいそうに。
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西の覗きに近づこうとしましたが、沢山の人が動き回っていてややこしそうなので遠慮しました。
岩陰で 男の子がまだ泣きじゃくっていて、パパがしきりに慰めていました。
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奥駈道から反れて 宿坊群へ入ります。積雪期はすべての宿坊が雨戸を閉じていて、こんな宿坊の ガラス窓が見えるのは
とても新鮮です。
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有名な竹林院です。この背後の谷の名前にもなっています。
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こんな景色は初めてで 珍しいのでキョロキョロして歩いていたら、宿坊の人に「裏行場を探しているのですか」
と声を掛けられました。私がヘルメット装着で歩いていたからなのでしょうか。
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奥駈路峰入りの 吉野の拠点「桜本坊」の大峯支部です。この建物の玄関脇を見ていたら
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なんと 大山蓮華が咲いていました。
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標高1700m付近のこの高地では 7月2日が大山蓮華の満開です。先月弥山八剣へいったと木は蕾も未だでした。
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再び奥駈道に戻ると 真新しい門が出来ていました。
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ようやくお寺の山門到着です。
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大峰山寺到着です。
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早速御参りします。
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続いて山頂へ
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ここが 大峯山最高地点です。おそらくここが 第67番靡きではないのでしょうか。
私の横で 修験者の方が しきりにお経を唱えていました。
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さあお弁当タイムです。時刻はちょうど12時です。
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正面に「女人大峯」といわれる 昔から女性修験者に解放されてきた 稲村ヶ岳と右横の大日岳が見えます。
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その左奥は 奥駈のサミット 弥山八剣でしょう。
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十分に休憩して12時45分、さあ出発です。
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本堂から山門へ続く石段を降りていたら
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石段の石の隙間に麒麟草(黄輪草)が満開でした。
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五番関から大峯山 その4へ続く
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世界遺産大峯奥駆道を歩く 五番関から大峯山へ新緑の奥駈道を往復 2017年7月2日 その2

2017-07-19 10:43:01 | 世界遺産大峰奥駈道
五番関から大峯山 その2
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鞍掛け岩を越えると 奥駈道はアップダウンを繰り返して 次第に高度を上げていきます。
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道の両側には 更紗灯台(さらさどうだん)の可憐な花が揺れています。道にも落ちた花がびっしりと敷き詰められています。
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若い修験者の方とすれ違いました。どこから来てどこへ行くのでしょうか。衣装はかなり泥んこでした。
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浄心門に着きました。コースタイム1時間50分のところ 1時間30分でした。今日は少し体調が良いようです。
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早速お不動さんが出迎えてくださいます。
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右手の道と合流します。右手の道は清浄大橋からの道で、沢山の人が続々と登ってきます。
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洞辻茶屋内の行者さんに御参りします。ここは奥駈第68番靡きの行場でもあります。
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小休止して茶屋を出ると 今にも雷が鳴りそうな雲行きです。
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しばらく歩くと 陀羅尼輔茶屋に到着しました。
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この茶屋が営業しているのを始めてみました。店主の方が中から「よう御参り」と声を掛けてくださいます。
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陀羅尼輔茶屋を出ると直ぐに松清茶屋です。この小屋も開いているのをはじめて見ました。
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松清茶屋を出ると 道は二手に分かれます。右は平成新道ですが まず左の旧道を進みます。
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奥駈旧道を進みます。沢山の石碑が建っています。
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鐘掛岩に来ました。厳冬期はここを登れないので 右の尾根へ登りますが いつも路に迷い更に右手の平成新道へ
出てしまいます。
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小鐘掛岩到着です。
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あの巨大な岩の上が 鐘掛岩です。
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修験者はこの岩の割れ目を登ります。一番上だけ 鎖がぶら下がっています。
私は修験者ではないので 巻道を行きます。
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分岐です。奥駈道は右へ降りますが 鐘掛岩へは左へ登ります。
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安全通路を進みます。
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最期はほぼ垂直な壁を登ります。岩の上に出ました。
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鐘掛岩の上には 役行者が祀られています。
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大峯山の向こうには 稲村ヶ岳と大日岳が見えています。
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歩いてきた奥駈の尾根道と 茶屋の屋根も見えています。正面奥の尖った山が大天井岳です。
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五番関から大峯山 その3へ続く
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世界遺産大峯奥駆道を歩く 五番関から大峯山へ新緑の奥駈道を往復 2017年7月2日 その1

2017-07-17 12:23:28 | 世界遺産大峰奥駈道
世界文化遺産大峯奥駈道を歩く 五番関から大峯山へ新緑の奥駈道を往復 2017年7月2日 その1

大峯山周辺は昔から何回も歩いているが、茶店や宿坊が営業中に歩いたことはありませんでした。
今回初めて それらの営業中に歩き、奥駈ですれ違う人は「よう、御参り」と声を掛け合うことも
初めて知りました。日曜日だったので沢山の人が「西の覗き」で修行していました。もちろん
そんな光景も初めて見ました。

この界隈は ほとんど厳冬期の 氷と雪に閉ざされた中を歩いていたので 新緑と大勢の人はとても新鮮でした。
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五番関から大峯山 その1
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登山地図です。五番関から大峯山までが奥駈道です。
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五番関登山口駐車場です。正式な駐車場ではありませんが 道路が広いので10台以上楽に止めれます。
この道路は奈良県道で天川村と川上村を結ぶ道で 川上村杉の湯の信号へ出ます。
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この東屋の奥に登山口標識が見えています。
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道というより 踏跡を辿りますが はっきりしていて間違えません。
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危険な箇所には ボランティアの方が ロープをフィックスしてくださっています。
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歩き出して15分足らず、あっという間に奥駈道です。
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五番関とは 女人禁制の大峰山への 女人結界門が各所にあり、清浄大橋、阿弥陀が森、蓮華辻、そしてこの五番関
ですが、もう一つは分かりません。廃道になった道の入口にでもあったのでしょう。

「女人」の女の字が壊されて、「人は入るべからず」になっていて笑わせます。何時まで女人禁制なんて
馬鹿なことをつづけるのでしょうか。日本中の山岳修験の山はすべて女人禁制でした。しかし徐々に開放されて
いまや この大峯山だけです。富士山も江戸時代に登山者(信仰者)の激減で 女性を取り込んで復活しました。
高野山も明治時代まで女人禁制で 空海のオカンも高野山に入れず 慈尊院で息子の帰りを待ちわびていました。

世界文化遺産に登録された今 未だに女人禁制なんて 日本の恥ですねえ。「紀伊山地の霊場と参詣道」は
世界遺産登録12年目です。沢山の外国人が 町石道、小辺路中辺路伊勢路や この奥駈道を歩いています。
女人禁制の理由をどう説明するのでしょう。

私が子供の頃は 女性は不浄だからと言う理由で 女性は神棚にも触れませんでした。私が会社へ入った頃
(1971年頃)もそうでした。神棚の掃除は男子新入社員の仕事でした。

今そんな事言えば 女性達や世間から ぼこぼこに叩かれますけどねえ。
女性は子供を造れるから 男より優れているのにねえ。
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道は直ぐに二手に分かれます。右は奥駈古道で 帰路に歩きます。
今は左の「巻道」とかいてある道へ行きます。この道は 合流地点では「在来道」と表示があり 今の奥駈道です。
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巻道とはいえ ジグザグの急登です。
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鎖場もあります。
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ボランティアによるメンテナンスも素晴らしい。
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きれいな小紫陽花が可憐な花をつけて 急登の疲れを癒してくれます。
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やがて尾根道に出た頃に
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奥駈古道が右から合流してきます。
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鍋冠行者堂を過ぎます。この謂れは分かりません。奥駈の行場ー75靡きではありません。
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このあたりまで来ると 植林帯も消えて やっと奥駈道らしくなります。
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足元には見事な苔の森が広がっていました。
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石碑に「百六十丁」と書かれているのは この道を吉野に向い歩いてあと金峰山寺へ16キロと言う意味でしょう。
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今宿跡を過ぎます。
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アップダウンを繰り返すうちに 遠くに大峯山が薄く見えてきました。
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見通しのよい場所に来ました。正面奥は 大台ケ原の日之出が岳でしょうか。
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板屋楓の若葉がきれいです。
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やがて この区間の最大の難所「鞍掛け岩」にきました。長い鎖場です。
厳冬期にここへ来て鎖は分厚い氷の下で ツルツルの氷壁に阻まれて引き返したこともありました。
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もう少しで抜けれそうです。慎重に登ります。
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五番関から大峯山 その2へつづく
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ダイヤモンドトレイル、紀泉山脈を歩く 天見文田谷から笹百合揺れるダイトレを歩き金剛山へ 2017年6月24日 その3

2017-07-15 22:46:15 | ダイヤモンドトレイル、紀泉山脈を歩く
笹百合揺れる文田谷から金剛山へ その3
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ここが大阪府最高地点だそうですが、山のサミット、頂上ではありません。単なる道路脇の空き地です。
大阪府最高峰は 南葛城山922mです。
金剛山系の4つの山頂、湧出岳、葛木岳、大日岳、白雲岳はすべて奈良県です。
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しばらくブナの森を行きます。ここからは すべて奈良県御所市です。
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ダイトレは直進ですが、右へ分岐します。湧出岳に寄って 山頂の経塚に参拝します。
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建物が見えてきました。
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電源開発や関電の無粋なアンテナがいくつか建っています。
もう少し環境に配慮して自然に溶け込んだ鉄塔を造れよ。ほんまやりたい放題やなあ。人のカネで。
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葛城経塚二十八宿第二十一番経塚「湧出岳」に御参りしました。
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こちらが湧出岳山頂三角点です。標高1、112mです。
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歩いていると「山梨」の花が咲いていました。梨の原種だそうです。以前一徳坊山でも見かけました。
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出迎え不動でダイトレと再び合流します。石柱の寄進を募集中です。
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一の鳥居でダイトレとはお別れです。
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私は直進して 葛木岳と転法輪寺へ向いますが ダイトレはこの右の道へ分岐します。ダイトレはここから
降下して水越峠へ向います。その後大和葛城山や岩橋山を越えて二上山から屯鶴峰で終点です。
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金剛山系最高峰の葛木岳到着です。神域のためにここまでしか入れません。
標高は手元のGPSで1120mほどです。裏山の山頂は1125mです。
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葛木神社にお参りします。主祭神 は 古代出雲王朝第八代副王 事代主の八重波津身です。
(記紀では事代主と書き換えられました)
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参道を降りていきます。今日は土曜日なのに、人はまばらです。
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転法輪寺本堂に参拝して今日の目標はすべて達成です。
東西の行者堂、神福山経塚、湧出岳経塚、葛木神社、転法輪寺、沢山お参りしました。
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石段を降ります。やはり人はまばらです。もう夕方なので皆さん帰ったのでしょう。
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蓮華大祭の準備が行われていました。護摩法要の蓮華大祭は7月7日です。
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いつものうどん屋さんでソフトクリームを買いました。350円です。7時間近く歩いた疲れた体に染み入ります。
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足早に歩きながらたべながら山を降ります。時刻は午後4時、急げば4時40分のバスに間に合います。
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お地蔵さんのところで食べ終わり、ここからダッシュで降ります。
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ボランティアの方々のお陰て゛、よく整備された階段を走り降ります。ちょうど歩幅に階段がきられていて
安心して走り降りれます。
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土曜日の夕方、沢山の親子連れが歩いているのを追い越しました。もう階段は終わって舗装された山道で、あと一息です。
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山の豆腐屋さんまで降りました。やれやれです。
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16時40分のバスには余裕で間に合いました。ソフトクリームを食べ始めたのが午後4時、バス停に
午後4時30分に着きました。3キロあまりの千早本道を30分で駆け下りました。ボランティアの皆様方
アリガトウございました。
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今回の周遊の全体記録図です。バスと電車の軌跡も入っています。
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主に歩いた部分の記録です。天見道、文田谷、ダイトレ、千早本道です。
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高度と距離の記録です。歩行は20キロ弱、累積高度差は1000mを越えていました。
家族向けのハイキング遊歩道のダイトレも なかなかのもんだ。
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ダイトレ、紀泉山脈のトップページはこちらです。
http://yochanh.sakura.ne.jp/kongodaitore/index.html
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ダイヤモンドトレイル、紀泉山脈を歩く 天見文田谷から笹百合揺れるダイトレを歩き金剛山へ 2017年6月24日 その2

2017-07-13 21:23:45 | ダイヤモンドトレイル、紀泉山脈を歩く
笹百合揺れる文田谷から金剛山へ その2
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不動山巨石群からの道と合流します。
この道はテレビ番組の「グレートトラバース」で田中陽希さんが明王寺の長い石段を駆け上り
この道でダイトレに出て金剛山へ行った道です。
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行者杉に到着です。歩き出して3時間かかりました。いつもは見下ろせる五條市街は霞んで全く見えません。
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このあたりは 山紫陽花が沢山咲いています。
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行者堂にお参りして 小休止です。ここはまだ中間地点手前です。先は長い。神福山あたりが中間地点です。
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それからしばらく歩くと 国道310号線金剛トンネルの真上に来ます。この尾根が大阪和歌山県境です。
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神福山の分岐に来ました。ここでダイトレと分かれて山へ登りますが そのまま山を越えれば
再びダイトレに合流出来ます。
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神福山山頂です。葛城経塚二十八宿第十九番の経塚があります。
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7年ほど前に台風で飛ばされて転がり 千木が折れていましたが 修理してお社を針金で固定したら
未だによく絶えています。
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千早峠に到着しました。歩き出してちょうど4時間です。時刻は午後1時11分、お昼休みにします。
この峠は 幕末の天誅組が 河内長野の観心寺に集合し、この峠から五條へ駆け下りて 当時の天領の
五條代官所に攻め入り倒幕ののろしを揚げた場所です。「天誅組の駆け下りた道」と立派な看板が建っていますが
道のほとんどが 林道で破壊されています。

尤も世界文化遺産の高野町石道、熊野参詣道小辺路、中辺路、伊勢路のほとんども林道や国道で破壊されているので
この天誅組の道など 破壊されても無理ないですねえ。
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お弁当をたべながら周りを見渡すと 黄色い花の「小茄子」や薄紫の「立浪草」が沢山咲いています。
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30分ほど休憩して、今度は急登が始まります。
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アップダウンを5,6回繰り返すと
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高谷山に到着です。標高は930メートルですが 全く展望は利かないので そのままスルーします。
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右手に五條市の霞んだ市街地を見ながら
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何回かアップダウンを繰り返すと
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久留野峠に到着です。
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更に登り返すと 中葛城山到着です。ダイトレ、紀泉山脈には 葛城山が4座あります。
大和葛城山、中葛城山、南葛城山(大阪府最高峰)、そして泉葛城山 の4つです。
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少し歩くと 金剛山塊の南端が見えてきました。
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急降下して登り返すと お地蔵さんが迎えてくれます。ここからが金剛山の区域です。
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エゴの木の花が咲き乱れています。落花した花で 地面が白くなっています。
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正面右手の鉄塔は 湧出岳山頂の無線アンテナです。左下にロープウエー駅の屋根が見えています。
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千早峠到着です。大きなエンジン音でクルマが通ります。
今日みたいな休日のお昼にわざわざ通らなくてもよさそうなものを。
無神経そうなオバちゃんが乗ってました。
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イベント広場を通過します。
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金剛園地では 沢山の家族連れが遊んでいました。みんなロープウエーで登って来たのでしょう。
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大阪府の設置した展望台があります。
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登ってみましたが、今日は霞んで何も見えません。
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笹百合揺れる文田谷から金剛山へ その3へ続く
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ダイヤモンドトレイル、紀泉山脈を歩く 天見文田谷から笹百合揺れるダイトレを歩き金剛山へ 2017年6月24日 その1

2017-07-11 10:03:22 | ダイヤモンドトレイル、紀泉山脈を歩く
南海高野線天見駅から島の谷集落を抜けて文田谷からダイトレへ登り笹百合が満開の
ダイヤモンドトレイルを歩いて金剛山へ行きました。金剛山からはバスで河内長野駅へ行き
電車で 天見駅に置いたバイクを取りに戻りました。20キロ近いロングウォークでしたが
笹百合や 蔓蟻通しが山道に咲き乱れていて 楽しい山歩きでした。
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笹百合揺れる文田谷から金剛山へ その1
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計画図です。天見駅をスタートして 文田谷からダイトレへ上がり、ダイトレを歩いて金剛山へ。
黄緑色のラインが下山ルートです。千早本道を下りて バスで河内長野へ。
更に電車で天見駅へバイクをとりに行く予定です。
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バイクを天見駅に止めて 午前9時15分スタートです。
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国道371号線のバイパス工事で遊歩道がつぶされそうになったけど ちゃんと復旧してくれました。
建設省はちゃんとやってくれるけど、大阪府森林破壊組合は農道や林道建設で 山道を破壊して
知らん顔です。人の税金でやる事がむちゃくちゃです。
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静かな遊歩道を進みます。土曜日ですが、誰も歩いていません。
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道のあちこちでホタルブクロが咲いています。
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田植えの終わった田圃の向こうに 国道371号線が見えます。
この遊歩道は元南海電車の軌道敷きでしたが 軌道をトンネル移設したので 軌道敷きを遊歩道として整備したものです。 
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南海電車がトンネルに入るところで 遊歩道は終わりです。ここから島の谷集落の生活道路へ入ります。
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蟹井神社を通過します。
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田植えが済んだ きれいな山里風景を歩きます。
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こういう古い土蔵もあり、古民家を見て歩くのもこの路の楽しみです。
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集落のはずれで 道は二手に分岐します。左は十字峠から府庁山へ行きます。今日は右の文田谷方面です。
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今日歩く 神福山経塚の案内標識は 吊り下げて5年で全く読めなくなりました。早く新しいものに作り変えないと。
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文田谷へは右へ分岐して登ります。私が取り付けた案内標識は 誰かに外されています。
これも早く作らないと。何で外すのかなあ。谷へ入って欲しくないのだろうなあ。
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よく整備された山道を進みます。この道はよく整備されていて、いつも気持ちよく歩けます。
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水場を過ぎると急登が始まります。この水場は初夏には「岩タバコ」の群生地にります。
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ジグザグの急登が始まります。ちょうどダイトレでは 「山ノ神」から東の「丸太階段地獄」
の場所と同じ場所で ここでは南への急登です。
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山道のあちこちに笹百合がさいています。急登を癒してくれます。
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急登が一段落すると 展望広がる道で 行く先のダイトレの峰々や金剛山系が見えていましたが、今では植林された杉檜が成長して ほとんど見えません。
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もうすぐダイトレに出ます。
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ダイトレにでました。右手はダイトレの「山ノ神」からの急登階段を上りきったところです。
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ダイトレにも笹ユリが咲き乱れています。
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「西の行者堂」到着です。
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お参りして行きます。
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この小さな白い「蔓蟻通し(つるありどおし)」も今が盛りで山道のあちこちに白く
広がっています。
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ダイトレのすぐ横に 大阪府森林破壊組合の林道が建設されています。
もっと見えにくいところに造れないものかなあ。税金でやっているくせに。
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タンボ山を過ぎ、杉尾峠も順調に通過します。
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山道には「沢菊」も盛りです。
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「笹百合揺れる文田谷から金剛山へ その2」へ続く
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