アウトドアライフの記録

四季それぞれに あちこちの山に登ったり、桜や紅葉の写真、および南の島の記録を写真とともに整理して、ブログにまとめました。

霧島ツツジが満開に近い長岡天満宮 2014年4月16日

2014-04-29 23:53:30 | 季節の風景
街中のあちこちのツツジが咲きだした。霧島つつじで有名な京都府長岡京市の長岡天満宮へ出かけた。

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3本の参道のうち、普段は閉じている真ん中の参道も今日はオープン。

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日当たりの良い南向きのツツジは早や満開だ。

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まるで真っ赤な小山のようだ。

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特にこのポイントに、人気があるようで沢山のカメラジジイが集まっていた。私もジジイのひとりとして並んで写させてもらった。

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カメラマンが集まっていたのは、この部分が満開だったからだ。

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八条池の周りにも、ツツジが植えてある。

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池の向こうは、高級料亭の「錦水亭」だ。「ランチは1万5千円より」と書いてあった。沢山の人が食べていた。うらやましいなあ。

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池の中のグリーンの場所は「菖蒲園」でもう少し経つと花開き見事な眺めになる。

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八条池の周りはぐるっと一周できる。

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真っ赤に咲いた霧島つつじの上に広がった若葉もきれいだ。

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花びらが小ぶりな桜が満開だ。小彼岸桜かも知れない。

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八重桜の下で家族連れがお弁当を広げていた。

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八条池の周りをぐるっと一周して、ツツジと桜を楽しんでから帰った。

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岩湧の森蓮華畑の喫茶店 4月25日

2014-04-29 23:28:51 | 岩湧の森の四季の風景

岩湧の森で「喫茶岩湧屋」を営むご主人が、蓮華畑の真ん中で珈琲屋を開くと言うので、訪問した。いつも岩湧の森で会う友人や、昔からの友人たち、4人で出かけた。 

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岩湧の森の麓の こんな風景の中で、期間限定で喫茶店を開いたのだ。

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蓮華畑を歩いてゆく。

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久しぶりに会う友人たちと話が弾む。

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亭主がご挨拶に見えた。

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亭主がこの喫茶店を開いたいきさつなどを説明している。

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左側が私の友人たちで、右側が珈琲を入れているカウンター。

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右億で亭主の奥さんが珈琲を入れているのが見える。

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このシートも もちろん客席である。われわれが椅子とテーブルを占拠しているので、他のお客さんたちは、こちらで珈琲を飲んでいた。

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蓮華の花と菜の花を眺めながら、珈琲を飲むのはとても気持ちがいい。

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珈琲をお替りして、話に夢中になっていると1時間半以上時間が経っていた。

しかも料金は取らずに、おまけに亭主の奥さんの焼いたクッキーまで頂き、大変恐縮した。今度旅行したら、亭主にお土産を買ってこよう。

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※この蓮華畑と菜の花畑は、もうすぐ田植えの準備をするので、無くなります。

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山吹祭りの松尾大社 2014年4月17日

2014-04-27 22:45:25 | 京都の四季

山吹が満開になったというので、「山吹まつり」が始まりました。と言うお知らせが出ていたので京都嵐山の松尾大社へ出かけた。

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松尾大社の大鳥居を潜る。「4月5日から5月5日まで山吹祭り」と案内看板が出ている。

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みずみずしいモミジの若葉が覆いかぶさる楼門を潜る。モミジ葉の一番きれいな時期だ。

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広い境内に入ると正面に舞殿、右奥が本殿だ。

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この舞殿(神社の案内では拝殿)で毎年節分の日に「石見神楽」が上演される。迫力ある石見神楽を見に二度来ている。

※石見神楽はこちらです。

2011年2月2日 松尾大社、廬山寺、北野天満宮ほか

http://yochanh.blog.ocn.ne.jp/kyotosiki/2011/02/201123_e651.html

2012年2月2日 松尾大社、新京極誓願寺ほか

http://yochanh.blog.ocn.ne.jp/kyotosiki/2012/02/201223_40f8.html

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本殿は「松尾造りー両流れ造り」という説明がある。母屋の前後に屋根が伸びた形式だ。
祭神は「大山くいの神」と「市杵島姫」だ。

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境内には山吹の花が満開だ。

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境内を流れる小川の両側からも山吹が覆いかぶさるように咲いている。

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小川にはいくつか石橋がかかり、このポイントで沢山のカメラ小僧がシャッターを押していた。私も順番待ちをして 入れてもらった。

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山吹の向こうに見える屋根は手水場だ。

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常夜灯脇の小道も山吹で埋まっている。

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白い山吹も咲いているが、庭園内なので入場料が要る。

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水車が回っていたら絵になるのだが、残念ながら水から引き上げられていた。

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松尾大社には 昭和の名作庭家の重森三鈴の庭園が三箇所ある。

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曲水の庭は文字通り曲がりくねった水路でゆったりと水が流れる平安の美を表現したものと言う。

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曲水の庭を下から見上げたところ。御手洗川の水は七曲りして流れ行くように設計してあり、優雅な庭だ。

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上古の庭は松尾山の磐蔵をモチーフにしたものと言われる。巨石が配置された足元には 一面に熊笹が植えられている。

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蓬莱の庭 秦の始皇帝の指示で和国に不老不死の薬を求めてやってきた徐福(記紀では素戔嗚と書かれた)の目的地が蓬莱島(和国)である。その蓬莱島を表現した庭だとか。

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毎年4月に行われる船渡御神事に使われる船。平安絵巻が再現されるという。

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一輪草の群落に出会ったダイトレ金剛山 2014年4月16日

2014-04-25 22:35:18 | 松江市の四季

久しぶりにダイトレ(ダイヤモンドトレイルー大阪奈良和歌山県境尾根道のハイキングコース)の金剛山を歩いた。花が咲き乱れて もうすっかり春だった。

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水越川公共駐車場では、山桜、辛夷が満開だ。すっかり春になったなあ。
ついこの前まで 旧国道309のアイスバーンの道路を走ってきて、大和葛城山 へ登った気がするのに。

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「太尾東尾根道」を1時間くらい登ると木々の間から大和葛城山 が見えてきた。

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今日は天気も良く暖かいので、あの山も賑わっているだろう。

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大日岳山頂(1094m)に到着。しかし今日は霞みヶひどく大阪平野はほとんど見えない。

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金剛山転法輪寺到着。お参りを済ませてからいつものようにうどん屋へ直行。

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境内の桜のつぼみはまだまだ固い。

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うどん屋さんの前に冬中あったカマクラはまだ雪が残っていた。

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国見広場からも大阪平野は霞んで見えない。

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天気が良いので あちこちでお弁当を広げている人がいた。

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古代出雲王朝第八代副王(少彦)の事代主を祀る葛木神社に参拝。

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事代主は通称恵比寿さん、関西では一言主と呼ばれている。
本殿は大社造だ。

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本殿の後ろは神域で入れない。右の小高い場所が金剛山系最高峰葛木岳で1.125メートルだ。境内も1.120メートルくらいある。

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このあたりからは、隣の大和葛城山 (965m)を完全に見下ろしている。

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一の鳥居でダイトレへ入る。後はひたすら水越峠へ下りミチ。

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ダイトレの山桜はちょうど満開だ。

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「金剛の水」 で小休止。

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ダイトレ水越峠に到着。あとは旧国道を少し歩いて駐車場へ。

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駐車場に帰着。
天気が良くて しかも桜が満開で気持ちの良い山歩きだった。

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この日出会った花々

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猩猩袴は誰かが 名札を立てていた。踏みつけられないためだろう・

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こちらの「白花猩猩袴」はひっそりと咲いていた。

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山瑠璃草もあちこちでひっそりと咲いていた。

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一輪僧の群落に出会った。去年場別の場所で「大群落に出会ったが、今年の群落はかなり小型だが、たくさん咲いていた。

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どうか この花たちが盗掘されませんように。

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山焼き後の岩湧山(大阪府河内長野市) 2014年4月14日

2014-04-23 23:39:39 | 岩湧山の四季

4月6日の岩湧山山焼きは積雪の為延期された。
※このブログの「冬に逆戻りの岩湧山4月6日」に積雪の様子を載せています。

その山焼きは4月12日に実施されたようである。
白髭昆虫博士が撮影した動画がアップされたのでご紹介します。

https://www.youtube.com/watch?v=z_eRHs6Z9fo

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私は4月14日の月曜日に岩湧へ登って焼け跡を歩いた。

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山頂直下のトイレ付近から見た焼け跡。丸坊主だ。

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灰だらけの斜面からは風が吹くたびに灰が舞い上がる。

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すっかり焼け野原になった山頂付近。

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舞い上がる灰の中を歩いて山頂へ。

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山頂に着いた。木製ベンチは良く燃えなかったものだ。

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この焼け跡からは、一週間もしないうちにさまざまな新芽が出てくる。

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山頂から扇山と滝畑方面を見る。遠くの三国山は霞んで見えない。

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大阪平野も霞んでいて見えない。

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「岩湧の道」を歩いて降りる。あちこちに黄華鬘(きけまん)が咲いている。

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先週の積雪で押しつぶされていた「深山傍食」(みやまかちばみ)も元気に復活したようだ。

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雪笹も新芽が沢山出始めた。もう少しすると可憐な花が咲き出す。

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「破れ傘」も名前のままの形で伸びている。

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山道では今頃桜が満開になっていた。山桜かもしれない。

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もう一週間もすると山頂の焼け跡からは 蕨、薇、そして萱の新芽が一斉に出てくるだろう。春本番だ。

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古代出雲王朝と神話ゆかりの地を尋ねて 武内神社、阿太加夜神社、阿須岐神社 その3

2014-04-22 22:23:27 | 古代出雲王朝ゆかりの地を尋ねて
その3.大国主のご長男 味鋤高彦の阿須岐神社 2014年4月10日 島根県出雲市

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国道から阿須岐神社へ入っていく。途中分岐があり右が神社、左がいずも北山弥山登山口。

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鳥居を潜り参道を歩く。

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神社に着いた。小さな社だなあと少しがっかり。

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立派な道標が建っている。

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ところが横へ回ってみてびっくりした。正面に見えたのは拝殿で、奥に大社造の立派なお社があったのだ。相当身分の高い祭神だろう。

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由緒書きを呼んでまたまたびっくりした。なんと阿須岐神社の祭神は「味鋤高彦」なのだ。

徐福(素戔嗚すさのお)とその部下穂日たちに連れ出されて出雲の日本海に面した稲目洞窟に幽閉され殺害された 古代出雲王朝第八代主王(大名持ち)八千矛(記紀では大国主と書かれた)のご長男が味鋤高彦なのである。

彼は父親の死後出雲の地で秦国人との共存を嫌い、大和葛城南部へ移住した。そこで「高鴨神社」を建てた。

※「高鴨神社」の写真はこの項の最後に載せます。

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その他のご祭神を見てまたまたびっくり。大国主を殺害した徐福(素戔嗚)と、その息子五十猛(いそたけー後の香語山)、そして徐福の部下で直接八千矛(大国主)や事代主(出雲王朝第八代副王少彦の八重波津身)を殺害した穂日が祭神となっている。

殺された大国主、事代主とその家族味鋤高彦とその異母妹の下照姫とそのご主人の天の雅彦などが祭られていて、同時に殺した側の徐福とその部下穂日そして穂日の息子夷鳥(ひなどり)たちが同時に祀られている。これは後世に大国主たちを殺した手柄で 物部王朝から「出雲国造」にしてもらった穂日の子孫がねじこんだものと容易に想像できる。

ちなみに穂日の子孫が今の出雲大社宮司の家系なのだ。

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本殿はやはり大社造だ。

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神紋が表示してある。二重亀甲剣花菱だ。たしか出雲大社の神紋と同じはずだ。

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味鋤高彦とその子孫たちが造った高鴨神社 奈良県御所市

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高鴨神社は大きな池のほとりにあり、手水や舞楽舞台も池に張り出している。

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拝殿と本殿。しかし大社造ではない。たぶん後世に建て替えられたものだろう。

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ご祭神はやはり味鋤高彦だ。しかしここには殺した側の秦国人は無い。

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古代出雲王朝と神話ゆかりの地を尋ねて 武内神社、阿太加夜神社、阿須岐神社 その2

2014-04-21 10:41:53 | 古代出雲王朝ゆかりの地を尋ねて
その2.宗像三姉妹多岐津姫の阿太加夜神社 松江市東出雲町 2014年4月11日

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阿太加夜神社の森。意宇川のほとりにある。

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阿太加夜神社由緒書き

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阿太加夜神社の神門。この中に代わった狛犬が陳列されていた。

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代わった狛犬だがなんとなくユーモラスだ。

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神木に巻き付けられた藁で出来た龍は古代出雲王朝で信仰された龍蛇神だ。境内の2本の神木に2頭巻きついている。

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まきついた龍

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口をあけた龍

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境内にはホーランエンヤで神様が乗る船が転じされていた。ホーランエンヤは松江市で12年後とに行われる船神事で日本3台神事のひとつとされている。

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本殿は もちろん高床式、妻入りの「大社造」だ。

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この意宇の森は第八代大名持ち臣津野(おみつぬ)が国引きを完成させてこの森で「おう」と言ったと伝えられている。

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この神社の主祭神 「多岐喜姫」 は 大国主の娘ではなく、大国主の奥方「多岐津姫」のことだ。多岐津姫は出雲の多岐町 にも祀られている。

多岐津姫は九州宗像三姉妹の一人だが、いずも王家の血を引く人で第六代の大名持ち「臣津野」の孫娘でもある。

多岐津姫の祀られた神社の森にお爺さんの臣津野の記念碑があるのは偶然ではあるまい。

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古代出雲王朝と神話ゆかりの地を尋ねて 武内神社、阿太加夜神社、阿須岐神社 その1

2014-04-20 09:01:10 | 古代出雲王朝ゆかりの地を尋ねて
その1.武内宿禰の武内神社 松江市八幡町 2014年4月11日

武内神社は武内宿禰(たけしうちのすくね)を祀る神社である。
神社の由緒書きでは長寿の神様と書いてあるので笑ってしまう。

(※後ほど理由を述べます。)
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広い駐車場からこの鳥居を潜って参拝する。

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境内の八重桜は満開だった。

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右が八幡社で左が武内神社だ。八幡社は応神天皇などを祀っている。

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神門の中にいた人物は誰だろう。

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代わったマスクの狛犬。これも神門に飾ってある。

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武内宿禰は紀の国造の祖 高倉下(たかくらじ)の子孫である。

石見の五十猛海岸に上陸した秦国人徐福(記紀では素戔嗚と書かれた)は和名を火明かり(ほあかり)と名乗り、出雲王家第七代の主王(大名持ち)天之冬衣の娘 高照姫と結婚し長男五十猛(いそたけ 後の香語山)をもうける。

五十猛は出雲王朝の大屋姫と結婚し、高倉下が誕生するのである。ちなみに 大屋姫は第八代主王八千矛(記紀では大国主と書かれた)の孫娘であり、八千矛の長男 味鋤高彦(あじすきたかひこー後に大和葛城へ移住する。なおかつこの項の3番目の阿須岐神社の主祭神 でもある)の娘である。

一旦秦国へ引き返した徐福は秦の始皇帝に資金と若者(海童)を大量にもらい再び和国の九州築後に上陸し、ニギハヤヒと名乗る。そして宗像三姉妹の市杵島姫 と結婚しホホデミ(穂穂出見)をもうける。

ホホデミは物部家を起こしその子孫 ウマシマジたちが第一次東征を行い熊野から大和入りを果たす。その150年後の子孫の大和大王がミチウシ大王のときに九州物部はイクメ大王が第二次東征を行い大和で激しい戦を起こす。

武内宿禰ははじめ九州物部王朝のイニエ大王(イクメの父親)に仕えていたが、東征戦争ではミチウシ大王側につき、結果敗れて敗走し、出雲王家を頼りこの地に逃げてきて余生を終える。

武内宿禰はイニエ大王、宇佐豊玉姫(いわゆるヒミコ)連合国の使者として魏領帯方郡へ行き 魏書にも名前が載り活躍が書かれている。

しかし記紀編集責任者の不比等は、和国が魏の属国だったことを隠し、なおかつヒミコを神功皇后(息長たらし姫)と思わせることにして 3世紀の人武内宿禰を5世紀まで生きさせたのである。そのために武内宿禰は150年近くも生きて5人の大王に仕えたことにしたのである。

武内宿禰が長生きの人で長寿の神様だとかかれたので思わず笑ってしまったのだ。

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松江市内の桜  2014年4月9日、11日

2014-04-18 18:18:51 | 桜の風景
松江市内の桜を見て回った。

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大橋川を行く観光船の向こうに見えているのは八軒屋町の桜だ。

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近づいてみるとかなり大きな桜で、桜の木の下に入ると花が降ってくるようでとてもきれいだ。

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ちょうど「松江大橋」の袂にあり、この場所に戦国時代に橋の建設で人柱となって殉職した「源助」さんや 明治時代の再建時に殉職した技師の慰霊碑もある。

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東茶町の「蜆舟の舟ダマリ」には大島桜が満開だった。

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島根県庁から見た松江城の桜とお堀。正面に見える建物は南櫓だ。

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その南櫓に行くと周りの桜は満開だった。

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その桜の間からお城が見える。

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こんな見事が咲いているのに、沢山の観光客はぞろぞろとお城の門に入っていくが、ここに来る人はほとんどいない。

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その桜の中には白い大島桜も満開だった。

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お城の前では桜を眺めながら お抹茶を頂いている人がいた。

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松江市東出雲町の阿太加夜神社の前を流れる意宇川堤の桜。この意宇川の源は船通山だ。阿太加夜神社は松江市で12年に一度行われる大祭「ホーランエンヤ」(日本三大船神事のひとつとされる祭り)の舞台だ。

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紀伊の国造の祖 高倉下(たかくらじ)の子孫、武内宿禰(たけしうちのすくね)を祀る武内神社境内の八重桜 この八重も満開だが白っぽい八重桜だ。

武内宿禰は大和朝廷成立時に「海部王朝」側に付いて戦い破れ 大和に追われた。古代出雲王家の血をも引く彼は出雲王家の向家を頼りここまで逃げてきてここで亡くなったとされる。

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山焼き後の岩湧 2014年4月14日

2014-04-18 10:36:15 | 岩湧の森の四季の風景

4月6日の岩湧山山焼きは積雪の為延期された。

その山焼きは4月12日に実施されたようである。 

白髭昆虫博士が撮影した動画がアップされたのでご紹介します。 

https://www.youtube.com/watch?v=z_eRHs6Z9fo 

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 私は4月14日の月曜日に岩湧へ登って焼け跡を歩いた。

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 山頂直下のトイレ付近から見た焼け跡。丸坊主だ。

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286 

灰だらけの斜面からは風が吹くたびに灰が舞い上がる。

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393 

すっかり焼け野原になった山頂付近。

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404 

舞い上がる灰の中を歩いて山頂へ。

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507 

山頂に着いた。木製ベンチは良く燃えなかったものだ。

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615 

この焼け跡からは、一週間もしないうちにさまざまな新芽が出てくる。

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705 

山頂から扇山と滝畑方面を見る。遠くの三国山は霞んで見えない。

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817 

大阪平野も霞んでいて見えない。

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33 

「岩湧の道」を歩いて降りる。あちこちに黄華鬘が咲いている。

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36 

先週の積雪で押しつぶされていた「深山傍食」も元気に復活したようだ。

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雪笹も新芽が沢山出始めた。もう少しすると可憐な花が咲き出す。

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29 

「破れ傘」も名前のままの形で伸びている。

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21 

山道では今頃桜が満開になっていた。山桜かもしれない。

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もう一週間もすると山頂の焼け跡からは 蕨、薇、そして萱の新芽が一斉に出てくるだろう。春本番だ。

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