アウトドアライフの記録

四季それぞれに あちこちの山に登ったり、桜や紅葉の写真、および南の島の記録を写真とともに整理して、ブログにまとめました。

甲信山旅2013秋 1.青木鉱泉から鳳凰山観音岳 その1

2013-09-29 23:20:28 | 秋の山歩き
甲州南アルプスと信州北アルプスへの山旅にふらりと出かけた。「甲信山旅 2013秋」として写真をまとめていく。 
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青木鉱泉から鳳凰山 観音岳(2840m) その1 

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青いラインが歩いたコースで、往復同じコースをとった。
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青木鉱泉御前6時出発。日曜日なのでさすがに人が多い。
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昨夜は青木鉱泉に泊まったが、あまり眠れなかった。

一応個室だったが 隣の部屋の3人連れのおっさんたちが夜12時頃まで

ごそごそ荷物の整理をしていて、やっと寝たと思ったら午前3時頃に

起きだして またごそごそ。だからオッサンのグループは嫌いや。

酒飲んで煙草吸って鼾かいて、ごそごそして、うるさいわ、臭いわ。

そういう私も またオッサンの一人なのだが。


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ドンドコ沢沿いの道を歩く。このあたりは道はとてもきれいだった。
しかしすぐその後、とんでもない悪路になる。
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左手に高い峰が見える。どこの峰だろう。
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人気の山なのか、日曜日とあって人がとても多い。
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何度か沢を渡る。
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南精進が滝到着。堂々とした滝だ。水しぶきが霧のようになり
周りを覆う。歩き始めて2時間弱だ。
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道はますます険しくなる。私の背丈ほどの段差箇所が
いくつも連続して出てくる。下りが思いやられる。
※実際に下りで女性グループが何組か夕方までに下山できず夜になった。
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白糸の滝を過ぎる。この「ドンドコ沢道」は滝が幾つもあって
滝めぐりコースのようだ。悪路を除けば すばらしいコースなのだが。
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抜きつ、抜かれつを繰り返しているうち、次第に人は少なくなり
川のセセラギを聞きながら、一人静かに歩く。

前後を沢山の人が歩いていると思うと、安心だ。
7月8月に2度も熊にであっているので、熊の心配が無くありがたい。
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五色の滝到着。この滝も見事な滝だ。
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鳳凰小屋に着いた。沢山の人が休憩している。
歩き出して4時間半だ。一休みしておやつを食べる。
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小屋の隣にはテント場もある。
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昨夜青木鉱泉の女将さんに「鳳凰小屋から地蔵岳への直登は

砂すべりで危ないから、小屋の御主人に聞いて巻き道を行くように」

と聞いたので、小屋の御主人に聞くとその通りだという。

巻き道は大きな標識がありすぐに分かった。


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巻き道を行く。小屋が遠ざかる。
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時々右手に 地蔵岳の岩稜が見える。
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この巻き道も、ドンドコ沢道に劣らず 凄い道だ。
急勾配の坂が続く。四つんばいで登る箇所もある。
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紅葉が現れたが、樹林帯は相変わらず続く。
もう2千メートルを遥かに超えた稜線ちかくなのだが。
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時々振り返ると韮崎の街が見える。
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稜線に出た。花崗岩の風化砂礫層のようだ。
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このポイントは「鳳凰小屋分岐」というらしい。
6時に歩き出して今は11時半、5時間半かかった。
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北の方に高い山が見える。八ヶ岳の赤岳だろうか、雲の中だ。
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縦走尾根道を南へ、観音岳へ進む。
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あたりの巨岩には紅葉がきれいだ。その向こうは断崖絶壁だ。
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尾根道を歩いていると、紅葉の向こうに観音岳山頂が見えてきた。
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すぐ向こう側に見えるのは北岳でその間の谷底が「広河原」のはずだ。
北岳は雲が全然取れない。
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次第に観音岳が近づく。右奥が山頂で人が動くのが見える。
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鳳凰山観音岳 その2へ続く

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台風直後の岩湧はとんでもないことに 9月18日19日

2013-09-27 12:17:51 | 真夏の山歩き
台風直後の岩湧はとんでもないことに 9月18日19日
9月16日に関西を掠めた台風18号は各地に甚大な被害をもたらして、
過ぎ去ったが 京都嵐山が水没するなど関西にも大きな被害が出た。

大阪府南部の河内長野市も強風と雨が凄く、明け方には「エリヤメール」が
携帯を鳴らし、特別警報を知らせた。

17日は家の周りの片付けに追われ、18日と19日に岩湧の森を歩いたが
凄いことになっていた。
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18日には台風被害が分からずに、「久しぶりに南葛城山へ行こう」と
お弁当を持参して 暢気に滝畑ダムへ行った。
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滝畑ダムは泥水が溢れていた。上流の石川は泥水が音を立てて
流れている。これでは「千石谷」の川を渡れないだろう。
方向転換して、「中の茶屋跡」から「のぞき平」経由南葛城山へ向かう。
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ところが今度は「府道堺かつらぎ線」が通行止め。立っていたガードマンに
聞くと山道が完全に崩落してなくなっているらしい。
南葛城はあきらめて、岩湧へ向かう。
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ダイトレを歩いて行くと、右下の千石谷からは轟々と水の音。
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やがて南葛城の峰々が対岸に見え始めた。
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岩湧山頂に近づくと南葛城山が見え出した。大阪府最高峰922m。
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山頂だ。雲ひとつ無い 良い天気だ。
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世界遺産大峰奥駈道もはっきりと見える。今日は空気が澄んでいる。
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北摂の山々の向こうに頭が出ているのは、京都清滝愛宕山だ。
猫の耳のような豚狩りが二つ見える。
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生駒山の向こうに微かに見えているのは、「伊吹山」だ。
真冬は雪で白く光り輝いているのですぐ分かるのに、今日は霞んで見える。
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ダイトレを「平野」まで降りて振り返ると、山頂の萱が風に揺れていた。
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平野からダイトレと別れて左へ分岐、千石谷林道へ降りて歩く。
いつもの南葛城への渡渉ポイントだ。この濁流では渡れないなあ。
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滝畑で一番大きな「大滝」も凄い迫力の滝になっていた。
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翌日9月19日にいつもの遊歩道コースで岩湧山へ登った。

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行者の道はまるで川底状態で水が流れている。石段もかなり崩壊していた。
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石段の上は、完全に斜面崩壊で道は面影もなく、凄いことになっている。
仕方なく斜面をしゃにむに直登する。30メートルほど直登すると
いつもの「行者の道」に出た。この道の復旧は大変だなあ。
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展望台から今度は「岩湧の道」へ入ると木製の橋が押し流されていた。
ここは沢を歩けた。ダイトレへ向かう。
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ダイトレ(ダイヤモンドトレイル)付近には 私の好きな秋の花
「アケボノ草」が早くも咲いている。
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非常に変ったキノコの「卵茸」を見つけた。
白い卵が割れて中から真っ赤なキノコがニョキニョキと出ている。
最初は誰かのイタズラかと思ったぐらい、珍しいキノコだ。

後で調べると れっきとした食用キノコらしい。
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黄烏瓜の大きな実が風に揺れている。10センチ以上ある。
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吊花の実も揺れていてなかなか写真が撮れない。

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藤甘草(ふじかんぞう)の花
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谷蕎麦の白い小さな花もあちこちで咲いていた。
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行者の道は当分通行できないなあ。復旧は来年だろうなあ。

岩湧の道は今でも通れる。しかしあちこちで山道の斜面が崩れているから

しばらくは注意して通らないと。

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9月に入り秋らしくなった岩湧の森 2013年9月9日

2013-09-23 07:58:52 | 秋の山歩き

9月に入り、少し涼しくなった奥河内である。大阪府河内長野市の岩湧の森を久しぶりに歩いてみた。

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「いにしえの道」の秋海棠はまだまだ元気だ。

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どの花も元気いっぱいだ。

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岩湧寺境内の秋海棠もまだ満開だ。

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山頂付近は さすがに9月に入り、空が秋らしくなり、萱の穂が伸びてきた。

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萱の穂の向こうに 薄く見える山脈は「世界遺産大峰奥駈道」の

弥山八経ヶ岳だ。

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風に揺れる萱の穂の向こうは大阪湾だ。

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向こうの山は大阪府最高峰「南葛城山」だ。

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山頂付近に沢山咲いた「猪独活」(ししうど)は猪が食べるらしいのだが。

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山頂付近は「丸葉萩」や「野薊」が盛んだ。

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小鬼百合もまだまだ沢山咲いている。

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山頂付近には、桔梗もまだ沢山咲いている。

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葉場山火口(はばやまぼくち)の花に、綿毛がだいぶん、出てきた。

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小雁皮(こがんぴ)も沢山咲いていた。

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山道の花

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あちこちで 葛の花が咲いている。
山道に花びらが沢山落ちているので見上げると満開だ。

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金水引も盛んに咲いている。

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紅花現の証拠(べにばなげんのしょうこ)

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山路の不如帰(やまじのほととぎす)

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少し色の白い「瀬戸内不如帰」

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松風草もあちこちで 真っ盛りだ。

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飯子菜(ままこな)

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籔蘭(やぶらん)の花

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鵯花(ひよどりばな) は鵯の鳴く頃に咲くといわれているが 
実際には 鵯は一年中鳴くらしい。

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独活(うど)の花
独活の大木とは 「この植物が大きく成長しても、何の役にも立たない」
というかわいそうなたとえらしい。

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狐のカミソリは 彼岸花科の植物。形が似ている。

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狐の孫 ちいさくてかわいらしい花だ。

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溝酸漿(みぞほおずき)は 岩湧寺境内に沢山咲いていた。

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これは何だろう。節黒仙翁の近くに一つだけ咲いていた。

直径4センチくらいだ。

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盗人萩の花

※盗人とは、「この花の種が盗人の足跡の形をしているから」というのだが
盗人の足跡とはいったい どんなものだろうか。

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盗人萩の葉っぱ

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水引

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姫紫蘇(ひめしそ)

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籔蛇苺(やぶへびいちご)

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節黒仙翁の群生地には四季彩館の職員さんが立て札をたて
「盗らないで、踏まないで」と書いてあるがそれでも持っていく奴がいる。

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日陰の猪子槌(ひかげのいのこづち)

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真夏の中央アルプス その5今回の山旅で出合った花たち NO2

2013-09-21 09:37:15 | 古代出雲王朝ゆかりの地を尋ねて
今回の山旅で出合った花たち NO2
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駒草(こまくさ)も山の稜線の砂礫層に咲いていたが、もう終わりかけていた。

                           御嶽山、燕岳、木曽駒

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伊吹虎の尾                     木曽駒千畳敷

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梅鉢草                         燕岳、木曽駒

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深山竜胆(みやまりんどう)  晴れの日にしか開かない竜胆だ。         

                                   木曽駒

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白山風露(はくさんふうろ)  今回も沢山風露を見た。

                          御嶽山、燕岳、木曽駒

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小葉の一薬草 (こばのいちやくそう)           御嶽山

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深山金梅(みやまきんばい)                木曽駒

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深山鳥兜   燕岳の燕山荘直下のお花畑に群生していた。

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深山穂躑躅(みやまほつつじ)  木曽駒千畳敷に群生していた。

おしべがくるっと上に反っているが、まっすぐなのが穂躑躅らしい。

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巴塩釜(ともえしおがま) 花が卍形をしているからだそうだ。

                                木曽駒千畳敷

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四葉塩釜(よつばしおがま) 鳥のくちばしのような形の花

                            御嶽山

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向日葵のような花だ。葉が兎の耳の形をしているから 「兎菊」

                                 燕岳
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高嶺郡内風露(たかねぐんないふうろ)

甲斐の郡内地方で発見された風露ー郡内風露の高山型風露。

風露とは、木の葉なの茎や葉の裏の産毛に露が付いて風に震えている

様子が「風露」と表現されたと言う。ずいぶん風流な名前だ。

                           木曽駒千畳敷

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深山飯子菜(みやまままこな) 飯子菜の高山型でどこの山でも見た。

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山母子(やまははこ)  春の七草の母子草(オギョウ)に似ていて

 山で咲くから、山母子というらしい。山では一般的だ。   

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草牡丹                            燕岳にて

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深山小米草(みやまこごめくさ)  このはなも一般的だ。 燕岳、木曽駒

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真夏の中央アルプス その5今回の山旅で出合った花たち NO1

2013-09-21 09:36:39 | 真夏の山歩き
今回の山旅で出合った花たち NO1
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今回歩いた山々で見た高山植物の写真をまとめた。

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初めて近くでじっくりと見た。桜の花のようななかなかかわいい花だ。

濁河(にごりご)温泉や開田高原で今満開の蕎麦の花だ。

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今の時期、どこの山も稚児車(ちんぐるま)は このような姿をしている。

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木曾駒ケ岳千畳敷カールでは今でも部分的に稚児車が満開だった。

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黒唐飛廉(くろとうひれん)

この花はあちこちの山でみかけた。変わった薊と思って写真を撮ったが

調べると キク科の黒唐飛廉と言う花だ。飛廉とはアザミの事らしい。

下の蕾の写真を見ると名前の由来が分かる。

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黒唐飛廉の蕾。黒い色なのでとても目立つ。    木曽駒千畳敷

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変わった形の花だ。キク科の「大蟹蝙蝠(おおかにこうもり)」

葉の形がコウモリの形をしているらしい。この茎は褐色だが茎が

緑のものは普通に「蟹蝙蝠」というらしい。             御嶽山

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岩桔梗(いわぎきょう)はどこの山でも たくさん咲いていた。

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岩抓草(いわつめくさ)もどこの山にも 二千メートルを越える場所で

たくさん咲いていた。

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菊葉鍬形(きくばくわがた) 鳥取県の大山で今年の春始めてみた花だ。

燕岳の燕山荘直下の石段の隙間に咲いて居た。

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これも変わった花だ。萱の仲間で別名「狸萱」というらしい。

狸の尻尾のような花。       木曽駒千畳敷

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深山秋の麒麟草(みやまあきのきりんそう)

せいの高さは1mくらい。              開田高原

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柳蘭(やなぎらん) 赤花科の花で 葉がしだれ柳に花が柴蘭ににている

から付けられたと言う。制覇2mくらいあるものもあり、群生していた。

                             開田高原

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これも変わった名前の花だ。髪剃菜(こうぞりな)

茎や葉の剛毛がカミソリのように鋭いらしい。

かみそりーこうぞり の菜とついたというが、なんかこじつけの様だ。

                            木曽駒千畳敷
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投薬竜胆 または 唐薬竜胆(とうやくりんどう)

高山の岩場に花を咲かす。投薬または唐薬とはセンブリの別名らしい。

別にセンブリの花には似ていないけどなあ。

ともあれ あちこちの岩場にクリーム色の花を咲かせてきれいだったが

花が開いているのは非常に少なく、ほとんど閉じていた。

                            御嶽山、燕岳、木曽駒

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高山植物の定番  青の栂桜               燕岳、木曽駒

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これも定番の  白玉の木  北海道でも沢山見た
                                 燕岳、木曽駒

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御山竜胆(おやまりんどう)

比較的背が高く、高山で初秋に咲くらしい。         木曽駒

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高山植物その2へ続く。
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台風直後の岩湧はとんでもないことに 9月18日19日

2013-09-21 00:28:01 | 岩湧の森を歩く

9月16日に関西を掠めた台風18号は各地に甚大な被害をもたらして、

過ぎ去ったが 京都嵐山が水没するなど関西にも大きな被害が出た。

大阪府南部の河内長野市も強風と雨が凄く、明け方には「エリヤメール」が

携帯を鳴らし、特別警報を知らせた。

17日は家の周りの片付けに追われ、18日と19日に岩湧の森を歩いたが

凄いことになっていた。

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18日には台風被害が分からずに、「久しぶりに南葛城山へ行こう」と

お弁当を持参して 暢気に滝畑ダムへ行った。

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18

滝畑ダムは泥水が溢れていた。上流の石川は泥水が音を立てて

流れている。これでは「千石谷」の川を渡れないだろう。

方向転換して、「中の茶屋跡」から「のぞき平」経由南葛城山へ向かう。

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231

ところが今度は「府道堺かつらぎ線」が通行止め。立っていたガードマンに

聞くと山道が完全に崩落してなくなっているらしい。

南葛城はあきらめて、岩湧へ向かう。

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235

ダイトレを歩いて行くと、右下の千石谷からは轟々と水の音。

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33

やがて南葛城の峰々が対岸に見え始めた。

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438

山頂に近づくと南葛城山が見え出した。大阪府最高峰922m。

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640

山頂だ。雲ひとつ無い 良い天気だ。

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742

世界遺産大峰奥駈道もはっきりと見える。今日は空気が澄んでいる。

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851

北摂の山々の向こうに頭が出ているのは、京都清滝愛宕山だ。

猫の耳のような豚狩りが二つ見える。

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949_2

生駒山の向こうに微かに見えているのは、「伊吹山」だ。

真冬は雪で白く光り輝いているのですぐ分かるのに、今日は霞んで見える。

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1037

ダイトレを「平野」まで降りて振り返ると、山頂の萱が風に揺れていた。

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1160

平野からダイトレと別れて左へ分岐、千石谷林道へ降りて歩く。

いつもの南葛城への渡渉ポイントだ。この濁流では渡れないなあ。

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1264

滝畑で一番大きな「大滝」も凄い迫力の滝になっていた。

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翌日9月19日にいつもの遊歩道コースで岩湧山へ登った。

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2070

行者の道はまるで川底状態で水が流れている。石段もかなり

崩壊していた。

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2174

2281

2384

石段の上は、完全に斜面崩壊で道は面影もなく、凄いことになっている。

仕方なく斜面をしゃにむに直登する。30メートルほど直登すると

いつもの「行者の道」に出た。この道の復旧は大変だなあ。

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2586

展望台から今度は「岩湧の道」へ入ると木製の橋が押し流されていた。

ここは沢を歩けた。ダイトレへ向かう。

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5030

5231

ダイトレ(ダイヤモンドトレイル)付近には 私の好きな秋の花

「アケボノ草」が早くも咲いている。

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3116

3217

非常に変ったキノコの「卵茸」を見つけた。

白い卵が割れて中から真っ赤なキノコがニョキニョキと出ている。

最初は誰かのイタズラかと思ったぐらい、珍しいキノコだ。

後で調べると れっきとした食用キノコらしい。

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3908

黄烏瓜の大きな実が風に揺れている。10センチ以上ある。

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2

吊花の実も揺れていてなかなか写真が撮れない。

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403

藤甘草(ふじかんぞう)の花

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3724

谷蕎麦の白い小さな花もあちこちで咲いていた。

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行者の道は当分通行できないなあ。復旧は来年だろうなあ。

岩湧の道は今でも通れる。しかしあちこちで山道の斜面が崩れているから

しばらくは注意して通らないと。

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真夏の中央アルプス その4木曽駒が岳 NO2木曽駒が岳から宝剣岳

2013-09-19 10:17:35 | 真夏の山歩き
真夏の中央アルプス その4木曽駒が岳 NO2木曽駒が岳から宝剣岳そして下山
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更に歩いて「中岳」から「木曾駒ケ岳」へ。

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木曾駒ケ岳山頂到着。雲で回りは何も見えない。

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木曽駒神社に参拝。ここは石垣で風が少し弱いので

少し休ませてもらう。

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一瞬晴れて 光が差してきた。

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再び強い風と雲に閉ざされる。

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中岳へ引き返す。また一瞬の晴れ間が覗く。

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左手に白い雪渓のようなものが一瞬見えた。

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またしても回りは雲の中。目印を確認しながら歩く。

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頂上山荘付近で晴れたので、右のまき道を確認する。

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分岐点で小さな女の子が歩いていてびっくり。

吹き飛ばされないように。

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巻き道へ進む。

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ところが巻き道へ進んだのが失敗だった。

息が出来ないくらい強い風が吹き付けて、雲のため目印がよく見えない。

しかし引き返すのも危ないのでそのまま進む。

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 雲が途切れた瞬間に なんとか合流地点が見えてきた。

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宝剣山荘に戻ってきた。

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宝剣岳への道は、風が更に強くなっている。それに雲も叩きつけてくる。

雲の中から 一人のおじさんが戻ってこられた。

「風が強くまともに歩けない。無理して登っても何も見えないので

今日はここで引き返します」と下山するそうだ。

私もしばらく考えて引き返すことにした。

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もと来た道の 浄土乗越から下山することにした。

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千畳敷カールは風も雲もない。軽装の観光客がどんどん登ってきて

「あとどれくらいで山頂ですか」と次々に聞いてくる。

返事に困るが「上は寒いですよ」と答える。

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私が登る時に中岳直下であまりの風に ママ(おばあちゃんかも)に

しがみついて泣いていた女の子も、機嫌が直りママとお弁当を食べていた。

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千畳敷に居ると、少し青空が見えて、上の天気があれだけ

激しいとは思えないのだが。

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お花畑から見上げると上は雲が流れている。

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観光客はますます増えていた。

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あまりにも軽装の人が多く、なんか場違いな場所に私が来たようだ。

しかしここは2600m付近の高山なのだ。

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実際に歩いた記録と



高度の記録。強風の為途中で山歩きを中止したので歩行距離は4.5km。

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次は「今回の山旅の高山植物」へ

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真夏の中央アルプス その4木曽駒が岳 NO1千畳敷から中岳へ

2013-09-18 10:09:17 | 真夏の山歩き
真夏の中央アルプス その4 NO1千畳敷から中岳へ
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今回の山旅の最終日は ロープウェイに乗って千畳敷へ一気に登り

木曾駒ケ岳へ行った後引き返して 宝剣岳から島田娘の頭まで行き

千畳敷へ降りる計画だ。今日は下山後 大阪へ帰る予定なので

山歩きは軽めに計画。

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ピンクのラインが計画したコース。ゆっくり歩いて4時間のコースだ。

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千畳敷の駅を降りたらいい天気だ。お花畑の散策をする。

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千畳敷カールの剣ヶ池から見た宝剣岳(右)と島田娘の頭(左)。

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イワカガミがまだ咲いている。さすがに高地は花も遅い。

我が家の裏山の岩湧山(900m)では3月中旬に咲く花だ。

その足元には「青の栂桜」もさいている。

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チングルマの群落。この花も普通はもっと早いのだが。

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お花畑には沢山の観光客、みな軽装だ。

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なぜか野猿が群れを成して 千畳敷のお花畑の中で

なにやら食事中だった。観光客がえさをやらねばいいのだが。

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浄土乗越へのジグザグ道を登る。標高差は約300mだ。

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振り向くとみんなどんどん軽装のままで登ってくる。

下の茶色の建物は千畳敷の駅舎だ。

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浄土乗越に着いたら雲の中。次々に雲が押し寄せて流れる。

風も強く寒い。あわててゴアテックスのジャケットを着る。

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流れる雲の中を歩いて宝剣山荘に到着。

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吹き付ける雲の中を歩いて「中岳」へ。風が強くとても寒い。

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中岳に着いた。みな岩陰に身を潜めて風と雲を避けている。

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山頂の神社におまいり。

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「NO2 木曽駒が岳から宝剣岳へ」へ続く
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真夏の中央アルプス その3中房温泉から燕岳 NO4

2013-09-15 23:09:15 | 真夏の山歩き
真夏の中央アルプス その4 中房温泉から燕岳へ
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NO4 燕山荘から中房温泉へ下山

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滑りやすい尾根道を歩いて、燕山荘に帰ってきた。

さあお昼ご飯だ。

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燕山荘のレストラン。山小屋とは思えないきれいさだ。

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パスタランチセットを注文。これで千円は山の上では良心的だ。

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食事を終わり、外に出るとこの標識の前でたくさんの人が

記念撮影をしていた。槍穂高連峰が目の前だ。

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突然槍ヶ岳の雲が取れた。やはり迫力がある。

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そして中房温泉へ下山

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下山道もたくさんの人が登ってくる。みんな今夜は燕山荘でお泊り

なのだろう。ツアーの団体客や高校生中学生の団体など。

登ってくる人があまりにも多く、「登り優先」などといっていてはいつまで

経っても下山できないので「ごめんやっしゃ、ごめんやっしゃ」といいつつ、

どんどん下山する。

これは「合戦尾根の頭」で休憩する中学生の団体。

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中房温泉の赤い屋根が見えてきた。もう一息だ。

ここで膝を抱えてうずくまっているおじさんがいた。聞くと「突然膝が痛くなり

膝に力が入らないので、下山できない。」とおっしゃるので

「助けを呼ぼうか」と聞くと 「少しずつ下山するからあと1時間もあれば

降りれると思う。」とおっしゃっていたので、そのまま下山した。私の足では

10分で降りれたが、あの男性はどうされたのだろうか。

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中房温泉到着。ここは日帰り入浴も出来るそうだ。

※「有明荘」も「昨夜泊めていただいた」と言えば下山後 無料で

温泉に入れるそうだ。

明日の移動も考えてそのまま安曇野市へ行き 泊まる。

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実際に歩いた記録。

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歩いた高度記録。標高差は約1350mで、歩行距離は 12.5kmだった。

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真夏の中央アルプス その3中房温泉から燕岳 NO3

2013-09-14 18:03:23 | 真夏の山歩き
真夏の中央アルプス その3中房温泉から燕岳
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NO3 燕山荘から燕岳山頂へ

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自衛隊の隊員が沢山やってきた。

山で自衛隊に会うのは 北海道斜里岳以来だ。

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尾根道を歩いていると次第に雲が多くなってきた。

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案内地図には何も書いてないけど、これはどう見てもイルカだなあ。

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イルカ岩の足元は砂礫で、コマクサの群生地になっていた。

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いよいよ山頂が近づいてくる。

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振り返ると燕山荘は雲の中。全く見えない。

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山頂直下の道、きれいに整備されている。

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山頂到着。歩き始めて約4時間30分だ。

たくさんの人が景色を楽しんでいる。

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三角点の向こうには、縦走路が続く。

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すぐ近くに「ホシガラス」が着て止まった。人懐こいやつだ。

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槍ヶ岳を歩きながら見ているが、雲がぜんぜん取れない。

周りの山は雲が取れても、槍だけは雲がかかっている。

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雲が増えてきたので、直ちに引き返す。道が明確でないので

雲に巻かれたら危険だ。

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この岩の足元に看板があり「めがね岩は崩れていて危険なので

近づかないように」と書いてあった。岩にも名前がついているんだ。

先程の岩はイルカ岩かもしれない。

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NO4 燕山荘から中房温泉へ下山   へ続く
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