アウトドアライフの記録

四季それぞれに あちこちの山に登ったり、桜や紅葉の写真、および南の島の記録を写真とともに整理して、ブログにまとめました。

夕暮れ時の岩湧山 2013年5月25日

2013-05-27 22:18:04 | 岩湧の森を歩く

週末はハイカーで込み合う岩湧山だが、みんなが引き上げた夕方に歩いた。

鳥の声、風の音を聞きながら ゆっくりと歩くことが出来た。

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山頂付近には誰もいない。山焼きの後萱の新芽も大きくなった。

西の空は夕日で赤い。

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関空方面は 赤く霞んでいる。右手の背の高い建物はゲートタワー。

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よく見ると 臨空パパラの観覧車も微かに見える。

淡路島や明石海峡大橋は今日は全然見えない。

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山頂付近にも

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登山道にも鳴子百合がそこら中に咲いている。

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山焼きの焼け跡には、沢山の雄蛇苺。

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これも焼け跡の地縛り。夕暮れに黄色の花はよく目立つ。

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笹百合の蕾も大分膨らんだ。どうか盗掘されませんように。

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岩湧山で出合った「笹百合おじさん」は 笹百合の球根を自宅で増やして、

岩湧山やダイヤモンドトレイルに植えて歩いている。

私もそのお手伝いをしているが、我が家の庭で栽培している笹百合と

比べて 森の野生の笹百合は 勢いが違う。とても逞しい。

「笹百合おじさん」は「8年経てば球根は大きく増えるからそれから山に

植えて歩いてね」と言って 球根を私に渡されたが、果たしてそれまで

私が 生きていればいいのだが。

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四株咲いている珍しいこの花も 「四人静か」とは言わずに

やはり「二人静か」と言うのだろうか。

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チャルメル草は花も終わり、種子が出来ている。

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夕闇に白く目立つ スイカズラの花。

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藪手毬(やぶでまり)の白い花も 夕暮れに浮かび上がる。

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真っ白い銀竜草が 暗い落ち葉の間から顔を出す。

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登山道脇には、苗代苺も咲いている。

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山から下りると、野茨(のいばら)や、

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蛇結茨(じゃけついばら)が満開だ。

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大紅空木も咲き出した。

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林道の脇には 紫爪草が群生していた。

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雨の日や、夕暮れ時は 静かにゆっくりと景色を楽しみながら

のんびりと歩けるのがいい。たまに猪に出くわすが、じっとしていると

向こうから立ち去ってくれる。 

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ツツジ満開の大和葛城山 5月21日

2013-05-26 23:57:38 | 春の山
ニュースで、大和葛城山(大阪府河南町と奈良県御所市の境界)のツツジが

満開だというので、ダイトレを歩いて見に行ったが、車も大渋滞で路上駐車の

スペースを探すのも一苦労。おまけに人もいっぱいで、ダイトレを歩くのも

大変だった。大和葛城山のツツジは当分行くのはやめよう。

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混み合うダイトレ。ゴボウ抜きしたいのだが、ツツジ目当てなので

登山慣れした人が少なく、道を譲るという意識が無い。

皆さんのんびりと、おしゃべりしながら歩いている。

「すみません、ちょっと通していただけますか?」

「ごめんやっしゃ」 と声をかけながら急ピッチで登る。

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飛ばしたので、いつもより早くパラセーリング場に到着。

今日は天気がよいのだが、奥駈は霞んで全く見えない。

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ツツジ園に到着。山頂にはたくさんの人がこちらを見下ろしている

のが見える。山頂も凄い人だ。

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ツツジ園の中では、あちこちのお弁当ステージでたくさんの人が

お食事タイム。みんな楽しそうにおしゃべりしている。

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私もステージに上らせてもらい、山頂を眺める。

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山頂目指して つつじの間を登っていく。

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山頂も凄い人だ。みんなお弁当を食べている。

わいわいがやがや 喧騒の世界だ。

すぐ向側の金剛山は霞んでいて、薄っすらと見えている。

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ツツジ園を山頂から見下ろす。

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先ほどまで私もいた、お弁当広場のステージを見下ろす。

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山頂広場は、歩く人もまばらだ。みんなツツジを見るのに忙しい。

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私は次に 自然探求路に入る。先ほどまでの喧騒の世界から

いきなり静寂の世界だ。

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新緑の明るい緑につつまれた道は歩いてもとても気持ちがいい。

あちこちにツツジも咲いている。しかし誰も歩いていない。

すぐそばで、大きな声で鳴くカッコウに驚かされる。

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突然数軒のコテージが現れた。この道は初めてだ。

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この道を登っていくと、いきなり満開の藤の花が迎えてくれた。

「白樺食堂」の横に出た。

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食堂はガラガラだった。みんな外でお弁当を食べているのだろう。

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再び探求路を歩いて、北尾根の方へ行く。

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コバノ三つ葉ツツジもちょうど 満開だ。

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ツボスミレもあちこちで満開だ。

小さな花が風に揺れている。

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地縛り(岩苦菜)もたくさん咲いている。

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沢山の小さな「小真弓」の緑色の花が風に揺れてとてもきれいだ。

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「北尾根コース」に出たところで、分岐してダイトレに戻り、水越峠へ

雑踏を掻き分けて下山した。下りは急坂が多く、滑りやすい。
沢山の人が「キャーキャー」言いながら降りていた。

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桜満開の金剛山(大阪奈良県境)で二輪草の大群落を見つけ感動 5月13日

2013-05-22 14:10:29 | 春の山
山桜満開の金剛山で二輪草の大群落見つけ感動 5月13日
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長らく金剛山へ行ってなかったので、桜を見に行ってみた。

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転法輪寺境内や、山のあちこちで山桜が満開だった。

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こちらは八重咲きの山桜だ。

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国見広場の金剛桜は満開だった。みんながお弁当を広げていた。

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薄黄緑色の金剛桜。

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葛木岳の葛木神社でも桜満開だった。

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向側の大和葛城山のツツジもかなり赤くなってきている。

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石仏の周りに咲き乱れる二輪草。しかしほとんどが一輪しか咲いていない。

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白い花 名前を調査中。

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黄色い花 名前を調査中。

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カキドオシも山道で咲き乱れている。

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野生の藤もあちこちで満開だ。

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道を歩きながらふと見ると、木の間から白いものが広がっている。

近づくと、一面の二輪草だ。驚いた。こんなにたくさんの人が歩く金剛山で

二輪草の こんな大群落が残っているなんて驚きだ。

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転法輪寺付近の二輪草はほとんど一輪しか咲いていないが

ここの二輪草はきちんと二輪咲いていた。

この花たちも根こそぎ持っていかれなければいいのだが。

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近江の春祭り 日野祭り 5月3日 その2

2013-05-20 09:52:40 | 春の風景
日野祭り その2

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あまり間延びして、何も始まらないからもう帰ろうと思った頃

やっと曳山が動き出した。いかにものんびりした祭りだ。

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神社境内に展示してた時の飾りつけは、すべて撤去されていた。

町に張り渡された電線に引っかかるのだろう。

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曳山は皆古く江戸時代の建造らしい。

こつこつとお金を貯めた「近江商人」達が、故郷に大金を寄贈して

曳山を作らせたのだろう。どれも立派な曳山だった。

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街角での方向転換は引き回しが行われる。

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祭りと子供たち

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笛を吹く子供

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桟敷窓から覗く子供

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桟敷窓の内側はこんな風になっている。

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行列に加わる子供

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曳山の上の子供たちは皆お菓子をもらって食べていた。

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季節の風景トップページはこちら。

http://www17.ocn.ne.jp/~hase-you/kisetsu/index.html

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「古代出雲王朝ゆかりの地を訪ねて」のページはこちら。

http://yochanh.blog.ocn.ne.jp/kodaiizumo/

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ホームのトップページはこちら。

http://www17.ocn.ne.jp/~hase-you/

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近江の春祭り 日野祭り 5月3日 その1

2013-05-18 18:42:31 | 春の風景
ゴールデンウイーク中の行事を調べていたら、面白いものを見つけた。


滋賀県南部の山の中に日野町という小さな町がある。忍者で有名な

甲賀の里の近くだ。この街の神社の春祭りは、古い曳山を引き回す事で

有名だが、なんとこの神社の祭神は、あの古代出雲王朝の第八代主王の

「大国主」と副王「言代主」つまり大黒さんと恵比寿さんを殺した秦国からの

渡来人、徐福(記紀ではスサノオ)の忠実な部下「穂日(ほひ)」親子なのだ。


もともと近江は、気候温暖で土地も肥沃、農業の土地だ。しかも「秦の庄」

という地名もあるように、秦国からの渡来人が開発した土地なのだ。

穂日が大黒さんと恵比寿さんを殺した功績で 穂日の子孫「果安」は

徐福の子孫である大和王朝に 「出雲国造」にしてもらったのである。

その子孫が今の出雲大社宮司家なのだ。

徐福が連れてきた海童たちや穂日の子孫は、丹波の国へ移住して

順次山城の国(京都)、ここ近江へと住み着いて、穂日とその息子

武夷鳥(タケヒナドリ)を祀ったのだろう。


出雲人の私としては、急に興味を覚えて、連休中の大渋滞を覚悟して

近江へ出かけた。 滋賀県蒲生郡日野町。

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街のメインストリートには 古い家並みがかなり残されている。この町特有の

桟敷窓と呼ばれる 祭り行列の見物桟敷はきれいに飾り付けられている。

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店先も江戸時代の雰囲気を出して、きれいに飾ってある。

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通りに面した旧家の窓は開け放たれて、外から見学できるようになっていた。

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立派な藤の盆栽は満開だ。

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旧家の座敷には、鎧兜が飾ってあり、通りを歩きながら見学できる。

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皆さん祭りの準備に忙しそうだ。

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行列を待ちわびている人もいた。

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「馬見岡綿向神社(うまみおかわたむきじんじゃ)」表参道だ。

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境内には16基の曳山が勢ぞろいして、見物客で溢れていた。

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神社の拝殿と本殿。祭神が 渡来系なので当然大社造ではない。

九州物部系の横削千木も付いていないのが不思議だ。

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神社由緒書き。

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境内には曳山がそれぞれ飾り付けを終わり、神事が始まるのを

待っている。

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いよいよ神官のお出ましだ。

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祝詞奏上。

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神官側が祭司役員に御挨拶といったところだろうか。

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お稚児さんが神社に入ると、祭が始まる。

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神社に奉納されていた 神馬が「お旅所」まで行進する。

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やがて神社から神輿が町内を練り歩く。

竹の棒を持った何人かが 前を歩き邪魔な見物人を大声で退かす。

私も写真を撮っていたら 「どけどけ!」と竹で叩かれた。

さすが 支那人、海童の子孫たちは乱暴である。

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御神輿の担ぎ手は、時々街角でへたり込んで休憩だ。

外人も混じっている。いかにも田舎町ののんびり祭りだ。

見物客を竹で叩く元気で、最後まで担がんかいな!

見ていても、みっともない姿だ。

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その2へ続く
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関西から手軽に行ける樹氷の山紹介 その2明神平

2013-05-16 22:10:25 | 冬の山歩き
関西から手軽に行ける樹氷の山の紹介
その2 明神平

高見山から大台ケ原までの尾根道を台高山脈といいます。
奈良県と三重県の県境のハイキングコースで、全長約100kmの人気の縦走路です。

また大台ケ原からは、吉野川、東の川、宮川の三つの大河が流れ出し、三頭河との別名もあります。

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台高山脈縦走路です。大台ケ原の日の出が岳を終点としましたが、じっさいにはまだその先へ延びています。

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奈良県東吉野村、大又林道のゲート付近の駐車場に車を止めて歩きます。

この先は工事関係者のみ通行できますが、路面はつるつるに凍っていました。

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林道を登るにつれて、次第に積雪が多くなります。

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ここが登山口です。この渓流沿いに登ります。

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このような源流の渡渉を何度か繰り返します。雪は次第に深くなりました。

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明神の滝です。たくさんのツララができていました。

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滝を過ぎると、やがて尾根が見えてきました。

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尾根直下の雪景色です。源流にわずかに水が流れています。

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みごとな樹氷です。

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朝日に樹氷が、キラキラ光っていて、とてもきれいです。

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明神平に着きました。かなりの雪です。この高原の標高は1.323mです。

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明神平を行く登山者です。この日は沢山の方が登っていました。

正面上部の二人連れのご夫婦は、これから明神岳へ行くところ、右の単独の女性は大又林道から直接 薊岳へ登り、これから明神の滝を見て下山するところとおっしゃっていました。

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あしび山荘です。大阪府立天王寺高校の施設です。

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休憩の後、明神岳へ向かいます。ここは檜塚への分岐です。

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檜塚です。この写真は水無山から撮りました。

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明神岳山頂に着きました。。

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明神岳山頂の標識です。1432mとあります。

この後さらに尾根道を進みましたが、雪がヒザあたりまであり、しかもノートレイスです。初めての尾根道なので、分岐がまるで分かりません。それに一人でラッセルしていると、かなり体力を消耗します。

それでも30分ほどは、がんばって進みましたが、途中であきらめて引き返しました。

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元来た道を引き返し、水無し山へ行くことにしました。奥のピークが水無山です。

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水無山山頂1420mです。向こうに見える山は、左が国見山で右がウシロ

(ウシログラ)で、両方とも1420Mです。

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水無山から明神平へ戻ってきたら、テントを張っている人がいました。

その方に話を聞くと「二泊三日の予定で、明神岳から迷岳まで往復縦走するつもりで、お休みを取ってきたけど、この雪では縦走は無理なので、ここでのんびりすごします。今夜は一人でオデンパーティーです。酒はたっぷりあるし」

と楽しそうにおっしゃっていました。台高山脈縦走は3泊4日で去年やり、大峰奥駆道縦走は、一昨年6泊7日で歩いたそうです。装備や食料の内容、リュックの重量など40分くらい話し込みました。いろいろ教えていただきありがとうございました。

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関西から手軽に行ける樹氷の山、その1高見山

2013-05-15 11:37:11 | 冬の山歩き
今年の雪景色をまとめたついでに、関西から手軽に行ける樹氷の山を御紹介します。

その1 数年前に奈良県、三重県県境にあり、樹氷で有名な高見山へ行った。以下の写真は そのときの写真です。

桜の咲いた京都で満開の枝垂桜を見た後に、3月29日には奈良や大阪府の河内長野市では雪が降った。

以前からの計画通り、3月30日に 台高山脈の高見山へ登ったが、評判どおりのきれいな樹氷だった。

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今回歩いたコースが赤い線です。当初は車で 旧国道から高見峠へ登りそこから縦走するつもりでした。



しかし旧国道が去年の台風で、奈良県側、三重県側ともに崩壊したため通行止めの為 高見トンネル入り口の駐車場に車を止めて歩き出しました。

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林道(旧国道)を歩き出して20分ほどで、崩落現場です。かろうじて人は歩けます。
バックが高見山です。



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林道を歩いていると、次第に台高の峰峰が見えてきます。



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一時間ほど歩くと、高見峠に着きました。バックは高見山です。



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上り始めると、周りはきれいな樹氷でいっぱいです。



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登山道を登りながら、樹氷を楽しめます。




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これもきれいな樹氷です。



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登るにつれて次第に台高の峰峰が見えてきます。樹氷で白く輝いていました。



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やっと高見山の山頂がみえてきました。



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振り返ると台高の山々が白く輝いていました。



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雪道を約1時間ほどで、山頂です。



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山頂の高角神社です。標高1.248mです。



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山頂付近の樹氷です。



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これも山頂付近の樹氷です。



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台高山脈の国見山1450mが見えます。



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高見山と峰続で東側の 樹氷で有名な三峰山(みうねやま1235m)も見えます。



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高見山を一旦下山して、今度は 高見峠から反対方向へ縦走します。

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縦走してすぐに分岐です。右へ進みます。左はどんどん下るようです。



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暫くは平坦な道が続きます。



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今度は暫く登りで、上りきったところで1021mの三角点を通過します。



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暫くアップダウンを繰り返していると、雲ヶ瀬山に着きました。標高1.075m。

案内地図には、高見峠から45分とありますが、実際は倍の90分かかりました。



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遠く奥駆道の特徴ある形の「行者還り岳」も見えます。ここで昼食にして引き返しました。初めての縦走路で、積雪が20センチ程度在り、みちが分かりづらく時間がかかるので、今日はここまでとしました。



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帰りに再び歩いた林道では 崖の氷がかなり融けかかっていました。



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今年の雪景色のまとめ  その2岩湧山とダイトレ(ダイヤモンドトレイル)

2013-05-14 00:03:32 | 冬景色
岩湧の森の雪景色 私の住む家の近くの森にも沢山雪が降った。

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重い雪でいたるところの木が折れて道を塞いだ。2013年1月14日。

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お寺の境内でもこんな太い枝や木が折れた。

幸い文化財には被害が無かった。

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岩湧の森「いにしえの道」を歩いていたら、私の目の前で

大音響とともに倒れた大木。もう少しで下敷きになるところだった。

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植林帯も雪で押しつぶされていた。

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山頂の雪と 関空レーダーサイトのある三国山方面。

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2月の20日も沢山雪が降った。

岩湧寺多宝塔の屋根から大きく垂れ下がった雪。

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千手の滝も凍りついた。

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千石谷林道でも沢山の木がへし折られた。

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ダイトレ(ダイヤモンドトレイル)でも樹氷が出来て とても寒かった。

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山頂からの眺め。三連の猿子城山の向こうに関空が見える。

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金剛山はちょうど吹雪きと雪雲に囲まれて見えない。

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雪のダイトレ 金剛山、大和葛城山

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2月19日の金剛山山頂広場 金剛桜

御衣黄のような花を咲かせる名物桜も 凍り付いていた。

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転法輪寺境内のひさご池も凍りついている。



雪の転法輪寺でじっとお祈りする熱心な人にも雪は降り積もる。

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樹氷を身に付けたブナの森に雪は降り続く。

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葛木神社参道。ふわふわの雪が気持ちいい。

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金剛山系葛木岳の葛木神社。古代出雲王朝第8代副王の言代主

(恵比寿さん)を祀っている。

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大和葛城山  1月20日

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山頂近くのパラセイリンググランド。30センチ近い雪だ。

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向の金剛山大日岳を見ながらお弁当を食べる夫婦。

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自然探索路も深い雪だ。

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山頂はまるで遊園地だ。皆さん御所市から家族連れで

ロープウエーを利用して登ってこられたらしい。

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今年の冬の雪景色のまとめ その1 世界遺産大峰奥駈道ほか

2013-05-11 17:42:49 | 冬景色
2013年も4月末になっても、寒い日が続き北海道や東北では

毎日吹雪が続いているそうだ。ゴールデンウイーク中に21名もの方が
命を落とされたとか。合掌。

しかし今年はもう車のスタッドレスタイヤを履き替えたし もう雪の世界へ

行くことは無いだろうから この冬の雪景色をまとめてみた。

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世界遺産大峰奥駈道の雪景色 山上ヶ岳(1719m) 2013年2月24日

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洞川温泉から上り始めて、奥駈道に出た。洞辻茶屋は凄い雪。

茶屋は もちろん冬はお休みだ。

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奥駈道を一人でラッセルしながら、陀羅尼輔茶屋に着いた。

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もうこれ以上一人ラッセルは出来ないので引き返す。

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後から登ってきた元気のいい青年たちに、茶屋で出会う。事情を説明すると
快くラッセルを引き受けてくれたので、お願いして引き返し再び進む。

しかしその青年たちも 氷の斜面のトラバースが出来ずに引き返してきた。

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続いて登ってきたおじさんと、二人で交互にラッセルして進む。

もうすぐトラバースは終わりだ。

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時々青空が覗くが 依然として雪は降り続く。

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やがて「西の覗き」が見えてきた。

断崖絶壁の上の行場だ。

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そして宿坊群も見えてきた。

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宿坊の中を通り抜ける。もちろん営業再開は5月からだ。

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やっと山門到着。

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もちろん境内には誰もいない。雪は降り続く。

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大峰山寺本堂の扉が開くのは、五月だ。お参りしてから下山しよう。

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さあ下山しよう。登りは5時間近くかかったけど、下りは1時間半で帰着。

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女人禁制の山上ヶ岳の隣の山 

女人山上ヶ岳と呼ばれる「稲村ヶ岳」(1726m)の残雪 2013年3月19日

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山のふもとは蝶が飛び花が咲き春だが 山上辻はこの雪だ。

ここが山上ヶ岳への分岐だ。

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このあたりから 残雪が急に多くなる。

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急斜面のトラバース中、雪庇が崩れ滑落する。運よく木に引っかかり

助かった。必死に這い上がる。赤いのは私のピッケルで一休み中。

雪の壁に蹴り込んだアイゼンの歯で体重を支えている。

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やっと這い上がり、たまたま後続の人が来て、引っ張りあげてくれた。

滑落した トラバース斜面をじっくり観察する。

後続の人は一歩一歩慎重だ。下にもトラバース跡が見える。

下の方が少し安全のようだ。

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二度目のトラバースで成功し、なんとか山頂到着。

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先月登った雪だらけの山上ヶ岳は、すぐ隣だ。

かなり雪が溶けたようだ。

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大山の雪 3月15日

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6合目付近で写真を撮る人

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8合目付近でようやく弥山が見え出した。もうすぐ木道だ。

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弥山から剣が峰を望む。

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剣が峰から弥山を振り返る。

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下山中に 目の前に広がる日本海。

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2012年12月19日の雪の大山

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雪が深くて6合目まで、たまたま行き会った人と二人で交代でラッセル

しながら進んだが 力尽きて退却。これ以上は道も不明で危険だ。

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元谷方面は吹雪で全く見えない。ホワイトアウトになる前に早く下山しよう。

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大山寺界隈は 除雪が間に合わない。

下山して帰ろうとする頃 除雪が始まった。

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アイスバーンの道を走る牛乳配達の人。

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アイスバーン状態の大山道路をゆっくり下山する。

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滝畑権現の滝から権現山を超えて梨の木峠へ 5月7日

2013-05-09 22:05:21 | 山歩き
大阪府河内長野市滝畑地区の横谷集落に、権現の滝という滝がある。

その滝の上に 「サルの前栽」という岩場の尾根が地図に書いてある。

そこでその権現の滝を高巻きして、権現山へ登り、更に尾根筋を縦走して

梨の木峠まで歩いた。途中何箇所か 脇道があったのでそれも歩いて

どこに出るのか調べてみた。

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今回歩いたコース。ピンクは往路、縦走路で赤いラインが脇道がどこに出る

のかを調べる為往復歩いたコース、グリーンのラインが復路、下山路を示す。

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林道横谷岩湧線の途中から滝へ降りる。

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上の写真に写っているカーブミラーの番号である。

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道路から滝へ降りる道にはロープがフィックスしてあり、安全に降りれる。

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権現の滝の左岸(向かって右手)から高巻きする。

テープやリボンがたくさん付いていてすぐに分かる。

ちなみに私もピンクのビニール紐を全コースにぶら下げた。

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少し岩場を登ると、滝上の岩場に出た。

下から滝の音が聞こえるが危険なので 覗けない。

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踏み跡を探し、目印のテープを探しながら急斜面を登る。

私もビニール紐をぶら下げつつ、枝払いをしながら登るので時間を食う。

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途中の危険な岩場にはロープがフィックスされている。

このロープが無ければかなり危険な岩場だが、簡単に登れてありがたい。

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振り向くと横谷の大岸壁が見えて、次第に高度を上げているのが分かる。

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急斜面を慎重に約40分登ると、権現山山頂到着。

手元のGPSでは標高454mとある。

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滝畑ダムが見える。中央正面が「上ノ山」か。

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奥の方にダイトレの尾根が見える。左の禿山が岩湧山(899m)だ。

目の前の尾根がこれから縦走する「サルの前栽」だ。

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山頂から北側(岩湧山と反対側の大阪側)に山道が続いているので

どこへ出るのか歩いて降りてみた。眼下に「滝尻口バス停」が見える。

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そのまま山を下るとダムサイトに出た。

たくさんの人が歩いていたので聞くと「滝畑レイクパーク」の近くだ。

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すぐに引き返して山を登り返し、権現山を超えると岩場に出た。

ここらあたりが地図に載っている「サルの前栽」だろう。

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ダムが真下に見える。

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今日は大阪平野がきれいに見える。北摂の山々の奥に

京都清滝の愛宕山が頭を出しているのが微かに見える。

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これから超えていくピークと尾根だ。左奥が岩湧山。

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尾根を行くと峠に出た。わき道が下へ続いているので

道なりに降りてみた。方向的に横谷集落の方だ。

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やはり林道に出た。滝へ降りた場所の少し上流のほうだ。

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よく見ると「サルの前栽登山口」という標識がぶら下がっていた。

私も「権現山へ」「梨の木峠へ」という標識を取り付けた。

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直ちに引き返して、尾根道へ登り返す。

しばらく尾根の続きを歩くと休憩所があった。このベンチのすぐ上が

最高峰のピークのようだ。地図では「滝畑レイクパーク展望台」とあるが

何十年も手入れされていないので、眺望は全くない。

ベンチのすぐ右下に下山道があるので降りてみた。

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滝畑レイクパークに出た。進入禁止の看板が立っていた。

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トイレや藤棚、テーブルベンチ、それに巨大な滑り台(スライダー)がある。

ダム建設時に税金を惜しみなく投入して造られた「レイクパーク」だ。

施設を使いこなすことも無く、メンテナンスをすることも無く、さびしく

「立ち入り禁止」の錆び付いた看板が風に揺れていた。

なんという税金の無駄遣いだろう。いったい誰のお金やねん。

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新緑の下のテーブルで一人お昼ごはんとした。

お湯を沸かして珈琲を入れたが、さび付いた看板に「火気厳禁」と

書いてあるのが、風に揺れていた。

昼食後直ちに、もとの尾根道へ引き返す。

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それからの尾根道はあまり展望が利かなくなった。

しかし植林帯ではなく、自然の森なので歩いて気持ちがいい。

これは梨の木峠から二つ手前のピーク。

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再び下ってまた上り返したこのピークが最後のピークだった。

巨木が立っていた。これを過ぎると下りの道が続く。

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梨の木峠に到着。ここは前回岩湧山へ歩いたスタート地点だ。

トンネルの方へ降りる。

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左手の斜面から林道に出た。

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横谷集落を歩いて下り、バイクを停めた権現の滝へ向かう。

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登った岩場が見えてきた。あの岩場から下に林道が見えていたのがここだろう。

権現の滝までもう少しだ。

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バイクを停めた権現の滝上部に16時着。スタートが10時だったので

40分のお昼休憩を入れて、6時間の歩行だった。

たかだか500m弱の尾根道だが、今日一日で4回登った勘定だ。

累積標高差は約1100mだった。
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この日出合ったたち
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ガマズミ
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繁縷(はこべ)
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花筏
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雪笹
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稚児百合
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アマドコロ
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尾根筋に沢山咲いていた白い花。現在名前を調査中。

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